今回の記事は、
ゆとりある老後を迎えるための自分年金の作り方とは
に関しての記載になります。
記事の内容は、老後をゆとりある為に迎えるためにどのように
資産運用を行っていくかに関して記載します。
まずは、65歳から受給できる自分の年金額をご存知ですか?
令和2年のデータで記載しますが
国民年金に加入している自営業やフリーランスの方は、
平均:55,946円となり、男女別の内訳は、
男性:58,866円、女性:53,699円の金額となります。
また、
厚生年金に加入している会社員の方は、
平均:144,268円となり、男女別の内訳は、
男性:164,770円、女性:103,159円の金額となります。
年金の受給額に関しては、過去にブログの記事を記載していますので確認してみて下さい。
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上記の金額は、あくまでも令和元年での
平均年金受給額になります。
なので、安易に「
こんな金額か」と思わずに自分の年金額がいくら受給できるのかは一度確認してみてはどうでしょうか。
自分の年金額が分からないと言うのであれば、日本年金機構 「
ねんきんネット」からログインし
自分の年金額を確認してみて下さい。
上記までで、平均年金受給額や自分の年金額を確認して、どう思われましたか?
「
これでは生活が出来ない」「
意外と年金を受給できる」などと思われたかもしれませんが、上記の金額をそのまま受給できるのかと言うとそうでもありません。
これからは、少子高齢化が進むため、政府が何も対応をしなければ、我々が将来受給できる
公的年金は減額されて行きます。
なので、自分が受給できると思われる
年金額の7~8割くらいしか受給できないと考え将来に向け対応を行うべきです。
その為、公的年金以外の収入源を得る必要があると考え、
自分で将来の為の資産運用作り(自分年金)を行うことをお勧めします。
しかし、漠然とした貯蓄額では、目標も定まりませんので、65歳までにいくら貯めておく必要があるかなどは、
自分の生活スタイルを考え決めて下さい。
詳細は以降に記載します。
以降目次です。
目 次
前回の記事
自分年金とは
まずは、
自分年金に関しての記載になります。
上記までに記載してきた通り、今の世の中、公的年金だけでは
老後の生活は賄えなくなってきています。
その為、公的年金で賄えなくなった部分を「
銀行の預金」や「
株式」、「
債券」、「
投資信託」などの金融商品を利用した資産運用を行い自分で老後の生活費を準備する必要があります。
しかし、銀行の預金では金利も低い為、将来の貯蓄を行う場合、リターンが少なく
利益は正直見込めません。
そこで、元本の保証はないのですが、「
株」や「
投資信託」での
・インカムゲイン(株式などの資産を売却した時の利益)
・キャピタルゲイン(株式などの配当金)
での利益で自分年金を作ることをお勧めします。
しかし、上記で記載している自分年金は、あくまでも金融商品を扱った投資になります。
その為、
元本割れを起こす可能性もあるので、あくまでも自己責任で実施して下さい。
私の感覚ですが、始めた当初は、元本割れを起こす期間がありますが、
ドル・コスト平均法で長期に運用を行って行けば資産は確実に増えていくことになると思われます。
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どのように運用すればよいか
自分年金の運用方法に関しては、いろいろと実施する方法はありますので自分に合った運用で資産運用を行うことをお勧めします。
まず、代表的なところで言うと、「
iDeCo(イデコ)」での資産運用があげられます。
iDeCo(イデコ)のメリットになりますが、
最大のメリットは、減税効果があることがあげられますが、
60歳まで資産を引き出すことはできません。
また、減税効果に関しては、税金を多く納税されている方にはメリットはありますが、
専業主婦の方には、減税効果の期待は持てないのでお勧めができません。
その為、iDeCo(イデコ)は、
高所得者に優遇はありますが、
低所得者にはメリットは少ないものと考えられます。
iDeCo(イデコ)には、投資信託などを
購入する時にかかる手数料、年金として
引き出す時に掛かる手数料を考慮する必要があり、そこまでメリットがあるのかは考えさせられます。
また、自分で運用した資金を、60歳以降に引き出そうとしても、
税金(雑所得など)がかかります。
なので、iDeCo(イデコ)で、自分年金を運用しようと言うのであれば、
元本保証のある商品はお勧めできません。
理由は、簡単で、元本保証の商品は、運用利益が少ない商品になる為、購入時の手数料や売却時の手数料を考慮すると
元本割れが発生している可能性があります。
その為、iDeCo(イデコ)で、
元本保証を進める商品に手を出すことはお勧めできません。
これは、私の私見になりますが、老後の資産運用を行うのであれば、iDeCo(イデコ)で運用を行うよりも、
つみたてNISAで運用を行うべきなのかもしれません。
年金の掛け金は、
年間40万円で、最長20年の運用が行なえます。
資産の売却は、
特に期限もなく、購入する商品に関しては、
購入・売却手数料が発生しない商品も多くあるので確認してみてはどうでしょうか。
iDeCo(イデコ)のように、年金や一時金で引き出すときに、税金として引かれることもありません。
唯一のデメリットがあるとすれば、つみたてNISAは、iDeCo(イデコ)のような
減税効果が無いということだけではないでしょうか。
なので、つみたてNISAで運用を行っても軍資金に余裕があるのであれば、
iDeCo(イデコ)の加入を検討してみてはどうでしょうか。
上記に関しては、あくまでも自分年金についての記載になりますので、
自営業やフリーランスの方は
国民年金基金か付加年金 → つみたてNISA → iDeCo(イデコ)
の順で自分年金を考えたほうが良いです。
理由としては、老後の年金運用としては、
一時的な金銭よりも終身で受給できる年金が良いと考えますので、できる限り公的な年金制度から利用することをお勧めします。
どのような商品を選ぶべきか
つみたてNISAやiDeCo(イデコ)などは、ある程度
商品が決められています。
なので、購入する商品に関しては、
劣悪な投資信託の商品はないと考えて下さい。
以降は、私の私見で記載していきます。
上記で記載した通り自分年金は、投資ですので元本保証などの商品を購入するのではなく、できれば、
信託報酬の安いノーロードの投資信託をお勧めします。
なので、とにかく、下記の商品を選んでください。
・信託報酬が安い
・買付、売却時の手数料が掛からない
また、株式関連の投資信託だけでなく、
債券なども含め、
分散投資をすることをお勧めします。
なので、私としては、
信託報酬が少ない商品である、下記の商品がお得なのかもしれません。
・SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
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皆さんは、投資でそこまで儲かるのか不思議に思うのかもしれませんが今一度、我々の年金運用を行っている
GPIFの運用実績を一度確認してみて下さい。
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上記の記事を見ていただければわかりますが我々の年金もかなりの資産で運用され利益が出ていることが分かります。
最後に:自分年金の作り方
どうでしょうか?
ゆとりある老後を迎えるための自分年金の作り方とは
に関しての記載になります。
今回は、将来の資産運用作りである「
自分年金」に関しての記載を行いました。
昨今の現在では、銀行の定期預金で運用を行ったとしても大した利益は得ることができません。
しかし、将来の資産運用はとても
重要です。
特に、複利の効果に関しては、あのアインシュタインが「人類最大の発見」「宇宙で最も偉大な力」と言わしめたものになります。
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その為、
複利の効果を利用した資産運用を若いうちから実施することで将来に
莫大なリターンが生まれる可能性があります。
特に、投資信託での運用に関しては、購入する商品を間違えなければ、長期に運用をすることで
利益が生み出される確率は高くなります。
上記でも記載してきましたが、
投資信託で運用を行うのであれば、「
インデックスファンド」で、「
信託報酬が極力安く」「
購入・売却の手数料が無い」商品を購入することをお勧めします。
特に、つみたてNISAなどで運用する場合は、
毎月の積立金額を決め、あとはお任せで運用が行なえます。
年に1回や半期に1回くらいに「どんな状態かな?」くらいの気持ちで資産を運用していけばよいのではないのかと思います。
購入は、一括購入をするのではなく、
分散投資で長期運用を心がけて運用すれば老後の資産は安泰かもしれません。
老後にいくらの資産を用意すればよいのかなどを考え、目標を決め、
資産運用を行ってみて下さい。
意外と自分で考えていたよりも早くに目標金額にたどり着くかもしれません。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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