前回は、専業主婦の方:老後に旦那さんが亡くなった後の生活費に関して記載しました。今回は、国民年金を真面目に支払っている人間が馬鹿を見るのかに関して記載します。
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◆◆◆ 目 次 ◆◆◆
※これの数値を是非見て下さい!
国民年金の納付率は
上記のデータは、令和元年6月の厚生労働省の「平成 30 年度の国民年金の加入・保険料納付状況」の数値を参照しています。
納付率:68.1%をどう思いますか?
国民年金を31.9%納付していないのかともうと、正直、払うのが馬鹿らしいと思いませんか?
しかし実際は、そのようなわけではありません。
それでは、どれくらい未納の人がいるのかを記載します。
国民年金の未納者はどれくらいいるのか?
上記の数値を見て多いいと思うか思わないかは一旦おきます。
・国民年金の加入者は、1,471万人
・国民年金の納税者は、759万人
・国民年金の免除者は、574万人(法定免除や学生特例など)
実際上記を踏まえると、1,333万人が国民年金を納税、免除、猶予していることになります。(91%は、納付している状態になります。)
上記を考えると、実際の未納の人は、国民年金の9%くらいしか未納の人がいないと言うことになります。
年金全体の未納はどれくらいか
年金加入者は、第一被保険者の国民年金だけではありません。
全体で言えば、第一被保険者(国民年金)、第二被保険者(厚生年金)、第三被保険者(専業主婦)の合計:6,745万人が対象になります。
詳細の数値は下記の通りになります。
年金区分 |
対象(万人) |
第一被保険者 (国民年金) |
1,470万人 |
第二被保険者 (厚生年金) |
4,428万人 |
第三被保険者 (専業主婦) |
847万人 |
合 計 |
6,745万人 |
上記の全体の年金対象者:6,745万人から未納:138万人を比率で表すと未納者は全体の2%と言う数値になります。
なので、本来年金を納めなければいけないのに収めていない日本国民は、全体の2%しかいないと言う数値になります。
また、未納者:138万人と免除者:574万人を合算すると712万人です。
全体の11%にしかなりません。
この数値を見て年金を真面目に納付しているやつは、馬鹿だ!と言えますか?
年金を払わず生活できなくなれば、生活保護と思われるかもしれませんがいつまでも世の中、甘くないと思います。
最後に:国民年金の納付に関して
どうでしょうか?
年金未納者が沢山いるようなニュースをよく耳にします。
そのようなニュースを見るたびに、気が重くなり年金を払うのが馬鹿らしくなります。
しかし、よくよく数値を見ると、68.1%の納税率になっていますが、この納税率も国民年金の納税率です。
国民年金と厚生年金(専業主婦も含む)の対象者の比率で言っても、下記の比率になります。
国民年金:22%
厚生年金(専業主婦も含む):78%
このような比率で、年金納付率を68.1%(国民年金)と言われても全く理解ができません。
上記にも書きましたが、本来年金を納めなければいけないのに収めていない日本国民は、全体の2%です。
この数値を見ても本当に、納税している奴は、馬鹿だと思いますか?
最終的に老後で馬鹿を見るのは一体だれなのかをよくよく考えるべきと思います。
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