詳細は以降に記載します。
以降は目次です。
目 次
専業主婦の方は、どのように貯蓄をしていくべきか
専業主婦の方は、どのような資産運用を行うべきかを記載します。
扶養範囲で働いている場合
旦那さんの給与で生活費が足りない場合は、年収:130万円を超えて働き、扶養の条件から外れ収入を増額させると言う方法があります。
専業主婦(第3号被保険者)から会社員(第2号被保険者)になれば、厚生年金に加入することになりますので、65歳からの年金も増えることになります。
しかし、子供が小さい場合や親の介護などの場合は、正社員で働くことは非常に難しいです。
その為、旦那さんの給与やパートなどの給与で生活が可能であるのであれば、
■つみたてNISA
■iDeCo(イデコ)
などで資産運用を行うことをおすすめします。
資産運用の順番は、「つみたてNISA」でも資金が余るようであれば、「iDeCo(イデコ)」を検討して下さい。
iDeCo(イデコ)のメリットは、所得控除です。
その為、収入の少ない専業主婦には、iDeCo(イデコ)のメリットの効果は少なく、手数料などの不要な金額を採取されるのであまりお勧めしません。
パートはしていない場合
上記にも記載しましたが生活費に余剰金があるのであれば
の順で実施して下さい。
理由は、iDeCo(イデコ)のメリットは、所得控除になります。
所得のない専業主婦の方は、iDeCo(イデコ)のメリットを受けられません。
その為、実施するのであれば、「つみたてNISA」で年間40万円で資産運用を行い、まだ、余剰金があるのであれば「iDeCo(イデコ)」と言う順で実施することをおすすめします。
「つみたてNISA」や「iDeCo」を推奨するか
なぜ、「つみたてNISA」や「iDeCo」を推奨するかと言うと専業主婦の方は、年金の階層で言うと、第3号被保険者と言う部類となります。
第3号被保険者の場合は、将来の年金受給額を増やそうと思ってもあまりできることがありません。
自営業の方などが加入する国民年金(第1号被保険者)は、国民年金基金や付加年金の加入で将来の年金受給額を増額させることが可能です。
しかし、厚生年金に加入している旦那さんの扶養である専業主婦(第3号被保険者)は、将来の年金を増額すべがあまりありません。
将来の年金を増やすことが可能な手段として投資をすることをお勧めしますが、いきなり、素人がハードルの高い株の売買などはリスクが高いです。
また、仮想通貨やFXなどは、さらにハードルが高いです。
素人がFXなどに手を出せば、利益が出ているときはいいですが、景気が悪化した瞬間にロスカットされては元も子もありません。
また、銀行などの定期預金で外貨の利回りが良いと言ってもむやみに手を出すべきではありません。
私は、ドルで儲かりましたが、オーストラリアドルでは、損をしています。
その為、「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」のような、投資信託の購入をお勧めします。
念のため、投資信託もハイリスクな商品もあるので注意して下さい。
決して、元本保証ではありません。
これだけは、注意をして下さい。
扶養を抜け働く必要がある場合
上記にも記載しましたが旦那さんの給与で生活費が足りない場合は、扶養を抜け働く方が良いです。
お子さんがまだ小さくそこまで家を離れられない、親の介護でとても働けないなどの理由がある場合は、無理にとは言えません。
しかし、お子さんが小さくてもお金はかかりますが保育園などを検討することもできます。
また、親の介護と言う話ならば、ケアマネージャーと相談することにより、働くことは可能ではないかと思います。
介護に関しては、自分の身内ですと人様に迷惑をかけたくないと言う考えが強くなり自分の殻に入りがちになります。
その為、介護DVも発生する恐れもあります。
自分はそのようなことはないと思っても、一生懸命介護をすればするほど、そのような傾向が強くなるものです。
そのような現場を目の当たりにすると心が痛まれます。
その為、自分だけで悩むのではなく、ケアマネージャーと相談し介護プランを決めることをお勧めします。
しかし、無理をして体に支障を起こしてもしょうがないので、働けるようになったときに働ければと思います。
今の企業の考えは昔と違い雇用を増やすためのダイバーシティ経営と言う考えから、子育てや介護をされている方に対する保障がされている会社もあります。
その為、自分の判断であきらめずそのような企業を探すこともありかと思います。
扶養を抜けて働いた場合の保障
扶養から外れ働く場合は、税金の面を考慮する必要があります。
健康保険、厚生年金、介護保険です。
しかし、今回のような新型コロナショックのような場合、パートさんでは雇用解雇になってしまう可能性はありますが、正社員ではそのようなリスクは低くなります。
厚生年金に加入していれば、病気やケガをして働けなくなった場合、障害年金が受給できますし、会社が倒産した場合でも、失業保険も貰うことが可能です。
あくまでも厚生年金は、老後の年金の為と言うイメージが強いですが、保険と考えたほうが良いです。
払った分、老後の年金が受給できるのも事実ですが、何かあった時に賃金の保障をしてくれるものと考えればよいと思います。
これは、パート勤務の方にはない保障です。
それでは投資などで将来の貯蓄を目指す
生活に余裕がある場合、銀行の定期にお金を預けても大した利子は貰えません。
数カ月先や数年先にお金をある程度溜めておかなければいけないと言うのであれば、銀行の預金でも良いかもしれません。
しかし、将来の子供の進学資金や家の購入費、老後の貯蓄など先の長い話であれば、投資をすることをお勧めします。
元本保証でない投資は嫌だと言う方は
やはり元本保証がされないものは、いやだと言う方も多いいと思います。
そのような方は、下記も検討してみて下さい。
国債10年物の購入
国債の10年物と言われると、10年間お金に戻せないのかと言うと、そう言う物ではありません。
最初の1年は、現金にできませんが1年以上たてば、売却も可能です。
また、10年物にこだわる理由は、金利です。
通常、国債の最低金利は、0.05%と決まっています。
現在は、マイナス金利と言うこともあり、国債の金利も現在は最低金利となっています。
10年物以外は、今決められている金利(0.05%)で取引されますが10年物に関しては、金利は変動していきます。
これから金利が上昇すれば、国債の金利も上昇していくので、購入するのであれば国債の10年物を推奨します。
ネット銀行でのキャンペーンを狙った定期預金
国債以外ですとネット銀行などで実施しているキャンペーンなどで金利が良い時に定期預金をする方法もあります。
しかし、期間が1ヵ月や半年などと期間が短いため、大した運用利益は上げられないかもしれません。
ですが、大手の銀行に預けるよりかは、ネット銀行の方が金利は良いのでネット銀行に口座がないのであれば、作成してみるのはどうでしょうか。
「つみたてNISA」や「iDeCo」で将来の貯蓄を目指す
リスクはある程度許容できると言うのであれば、投資信託の毎月の積立で購入することをお勧めします。
投資信託は、とにかく種類があり何を購入していいのかわからない方が多いいと思います。
しかし、iDeCoは、国が決めたより優れた投資信託がすでに選ばれていますので、その中から選ぶことになりますので、それほど困らないのかと思います。
過去のブログ記事にも記載しましたが、投資信託で何を購入するか迷ったらとにかく手数料の取られないものを選ぶべきです。
まずは、購入手数料がないもの、通常ノーロードと言われています。
その為、ノーロードの投資信託を選ぶべきです。
次に、これが一番重要ですが、信託報酬が最も低いものを選ぶことをお勧めします。
これは、年間の運用手数料と思ってください。
どれだけ良い投資信託でも、信託報酬の高いものは選ぶべきではあります。
その為、毎月決済型を選んではいけません。
お小遣いがくるからいいのかな?など安易な考えはやめるべきです。
最後に売却時信託財産保留額です。これは、購入時の手数料と逆で売却時にかかる手数料です。
いくら、投資信託の投資で運用利益が出ていても、売約時に手数料を吹っ掛けられ利益が減るのはとても嫌です。
なので、購入する投資信託は
■ノーロードを選ぶ
■信託報酬が安いもの
■売却時信託財産保留額も安いもの
それでは、どれくらいの積立で実施するべきですが、つみたてNISA、iDeCoには、限度額がありますのでその金額で調整していただければと思います。
特に投資です。今回のような、新型コロナショックなどが起きると、基準価額が一気に下落したりします。
それを許容した購入にしてください。
■つみたてNISA:年間限度額:40万円
■iDeCo:専業主婦の限度額は月額2.3万円
最後に:専業主婦の方はどのように老後の貯蓄を行うか
どうでしたか?
専業主婦の方は、将来の年金受給額を増やそうと考えてもあまり方法がありません。
年金繰下げ支給をするぐらいしか考えが浮かびません。
しかし、年金の繰下げをしてもいいですが、65歳以上も働く覚悟があればよいですが、65歳以上はなかなか厳しいと思います。
上記でも書きましたが、扶養内でパートをしている場合、パート代の全てを生活費で使用しているのであれば、旦那さん扶養を抜け正社員として働くことをお勧めします。
正社員として働けば、厚生年金に加入することにより、将来の年金は確実に増額します。
また、失業時の失業保険、ケガをした場合、障害年金などの保障がありかなり生活は楽になるかもしれません。
体の負荷はたまる一方かもしれませんが。。。
また、パート代のすべてが生活費になっていないのであれば、老後の為に貯蓄をすることをお勧めします。
今回記載した、国債、ネット銀行、投資信託の積立購入など色々手段はあります。
他にもまだ方法はあるかもしれませんので、今後何かわかりましたら記事を記載しようと思います。
もし、これと言うものがあれば、コメントで教えて下さい。
よろしくお願いします。
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