国民年金を払わないとどうなるのか?最悪、財産を差し押さえされます【年金】 - Happy old age(幸せな老後)
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国民年金を払わないとどうなるのか?最悪、財産を差し押さえされます【年金】

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記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

今回の記事は、

国民年金を払わないとどうなるのか?最悪、財産を差し押さえされます

に関しての記載になります。





払わないという選択があるのか



まず、最初に答えを記載します。

Q:国民年金は、納めなくてもよいのか?
A:20歳~60までは、納税する義務があります。

Q:納めないとどうなるのか?
A:最悪、財産を差し押さえる強制執行が行われる可能性があります。

上記の内容を踏まえ国民年金は、まず、個人が払う払わないと決める物ではなく20歳~60歳までのすべての国民が加入することが法律で義務付けられています。

なので、今月はお金がピンチなので払わないなどの言い訳はできません

また、下記に詳しく記載しますが、最初にハガキや電話、自宅への訪問がありそれでも支払わない場合は、下記の順で財産の差し押さえになります。

「納付奨励」⇒「最終催告状」⇒「督促状」⇒「差押予告」⇒「財産差押」

2018年から取り立てがを強化されており、昔のように「年金を貰う前に死ぬから問題ない」「老後は自分でどうにかするから、払わない」と言う訳の分からない理由で支払いを拒むことはできません。




年金の種類は



Q:年金の種類は?
A:国民年金、厚生年金、共済年金の3種類に分かれます


上記にも記載しましたが、年金には、下記の3種類に分かれます。

 ① 国民年金:自営や学生
 ➁ 厚生年金:会社員
 ③ 共済年金:公務員

と③は、働いていると、勝手に納税されている為、未納ということはないと思います。会社などが払っていないなどの問題がないということが前提です。


年金を支払うメリット



Q:年金を支払うメリットは?
A:「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」が保障されています。またiDeCoに加入することができます。


年金と言うと、老後の生活費を想像するかもしれませんが、年金制度は、老齢年金を保障するものだけではありません。

一般的に、一家を支える者が老齢、障害、死亡により所得を喪失、あるいは減少した場合の保障をしてくれます。

 ・老齢年金:老後にもらう
 ・障害年金:ケガをした時にもらう
 ・遺族年金:夫や妻が亡くなった時にもらう

なので、年金を払わなければ、上記の保証は受けられません。
これは、付け足しますが、iDeCoも加入はできません。




国民年金を支払わないとどうなるのか



最初にも記載しましたが、最終的に財産を差し押さえる強制執行と言う最悪のケースになります。

厚生労働省と日本年金機構は、国民年金の保険料の強制執行の対象を拡大する方針を決定しています。
2018年度は、下記の方針で進められています。

年間所得:300万円以上
未納月数:7カ月以上


どのように強制執行の流れになるのか



払わないと色々あるようですが、強制執行までの流れになるかと言うことを記載します。

ハガキ以外でも、電話や訪問などがあり下記のような勧告が行われるようです。

① 納付奨励:払えと通知が来ます
➁ 最終催告状:払えと通知(大分強め)
③ 督促状:払えと通知(強制差し押さえを匂わす)
④ 差押予告:差し押さえの予定を通知
⑤ 財産差押:強制差し押さえ


【余談】
うちの娘が、専門学校中に免除の手続きをするのが面倒だった為、無視。そのまま就職。

年金機構からハガキが来るが無視をしていたところ、「最終催告状」、「督促状」か忘れましたが、かなりの文面のハガキが送付され、納付していたのを覚えています。

(早めに免除の手続きをすればよかったのですが、学校も卒業し、在籍していた等の書類が集められなかったようです。)

なので、お金を稼いでいるのに、年金を払わないとかなり面倒なことになります。
私も来たはがきの文面を読みましたが、ちょっと怖いものでした。

何度も言いますが、年金は、納税をしなければいけない義務です。
大人しく納税をしましょう。


給与が少なく年金が支払えないと言う場合



給与所得が少なく、また、本人や配偶者の前年所得額(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以下になった場合などは、保険料の免除や猶予などの制度があります。

なので、安易に支払わないと言う行動に出るのではなく、年金の窓口等を利用し、どうすれば良いのかを相談することをお勧めします。


 ◆◆◆ 関連記事 ◆◆◆ 



最後に:年金を払わないとどうなるのか



今まで記載してきましたが、国民年金は、20歳~60歳までは、加入する義務が発生します。
※2020/5/20時点です。

年金は、将来の受給額が少なくなることはあっても、貰えないという現象はない認識です。

何故かと言えば、日本政府が100年は問題ないと言っているからです。

問題ないと言う定義が、全盛期に稼いでいた年収の半分は年金受給が可能と言っております。

なので、年金のみで問題なく暮らせるかと言う定義には疑問を生じますが、お米すら食べられないと言うことはないと思います。

借金だらけの日本では、お金が無くなるのではないかと言う疑問はあります。

しかし、お金に関してだけ言えば、日本銀行がお金をじゃんじゃん刷っちゃえばいいことです。

そんな状態になれば、びっくりするくらい物価が上昇し、インフレ状態になるでしょう。
※ジュースが1本、1,000円みたいな現象。

なので、貰える金額が少ない、価値が下落と言う現象はあっても、貰えないことはないでしょう。

なので、そこまで悲観的にならずに、収める物は収め、老後のために貯蓄していくものは、貯蓄していくことを考えていくべきでしょう。

今後の日本がどうなるかわかりません。

日本の海に眠るメタンハイドレート等の発掘が盛んになり、資源のない日本が未来には、資源大国になるかもしれません。

その時には、税金なんて、なんだっけ?と言う国になっているかもしれません。

未来なんて、誰にも予測はできませんが、リスクが発生した場合の準備はできます。

それが無駄になるかもしれませんが、幸せな老後を送りたいのならば、今から回避できるかもしれないリスクは、取り除いていきたいです。


 ◆◆◆ 過去の記事 ◆◆◆ 





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記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
皆さんの幸せのお手伝いができれば幸いです。

本記事は、2020/05/20に更新しています。

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管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

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