今回の記事は、
2025年に医療・介護・年金が崩壊してしまうかもしれない事実をご存知ですか?
に関して記載します。
2020.3時点に新型コロナウイルスの感染拡大の脅威から都市部では緊急事態宣言も発令され都心から人がいなくなる減少が続いていました。
3月後半では、株価が信じられないようなくらい暴落し、私の資産も大分やられてしまいました。
しかし、4月以降は、株価も順調に回復していきました。
経済はまだまだ、回復していない状況ではありますが。
このままでは、新型コロナウイルスの猛威が続けば経済も破綻し、医療崩壊もしかねない状態でしたが、2020.10.3時点では、新型コロナウイルスの猛威も若干減少してきた気がします。
巷では、経済対策の一環で、GoToトラベルキャンペーンも始まり、観光地の活気が戻ってきています。
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このまま、感染拡大が落ち着き、新薬が発表されれば、経済活動や医療、観光地も平穏に戻って行ってくれるものと安易に考えています。
しかし、今回は、記事のメインは、新型コロナウイルスではなく、
今後やってくる高齢化社会の波で、社会保障費の増額により、財政圧迫、患者の増加で、医療崩壊を招きかねない事態が近づいています。
それが、
2025年問題
と言われています。
2025年問題とは
2025年問題の記載の前に、団塊の世代と言う言葉をご存知でしょうか。
団塊の世代とは、
日本で第一次ベビーブームが起きた時期(1947年~1949年)に生まれた世代のことを言い、戦後生まれの世代に当たります。
実際には、今の日本を作り上げた人たちのことを指します。
その英雄たちが、今まさに後期高齢(75歳)を迎えようとしています。
具体的に言うと
2025年に国民の4人に1人が後期高齢者(75歳以上)になります。
正直、洒落にならない事態です。
さらに言えば、昨今の時代は、少子化で子供が減少しています。
その為、今後さらなる高齢者が増加するものと考えられます。
後期高齢者が増えると何が問題なのか?
それでは、後期高齢者が増えると何が問題なのかと言う話になります。
ご存知の方は、ご存知と思いますが、医療制度の中に後期高齢者医療制度と言うものがあります。
簡単に言うと、後期高齢者医療制度とは、75歳以上の高齢者が対象になる制度で、医療で掛かった金額のうち自己負担額は、医療費の1割となる制度です。
参考として、医療保険の自己負担額を以下に示します。
対象者 |
自己負担 |
小学校前 |
2割 |
小学校入学~70歳未満 |
3割 |
70歳~75歳未満 |
H26.4以降に70歳:2割
H26.3以前に70歳:1割
現役並み :3割
|
75歳以上 |
一般 :1割
現役並み :3割
|
通常は、小学生から70歳未満までは、自己負担額は3割負担と決められています。
それが、75歳以上になると、自己負担額が3割→1割に減額されるので、社会保険費が増大し、財源が削られ、ますます現役世代の我々の負担が重くのしかかります。
また、社会保障の財源の問題だけでなく、医療に関しては、高齢になればなるほど、医療費がかかる傾向にあります。
さらに、介護サービスの利用も急増する為、病院、介護サービスなどが受けたいときに受けられなくなる恐れがあります。
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また、少子化が続く日本の現状を考えると、今後は、病院の医師や看護師さんなども減少傾向が続くものと思われ、医師や看護師さんなどの人手不足が深刻化してきます。
このことが、
2025年問題 と言われています。
今後2025年問題で起こる問題は?
実際にこれから起こるであろう、2025年問題を以降に記載していきます。
これは、あくまでも私の見解ですので、その旨で読んでいただければと思います。
人口減少で労働力の低下
上記にも記載しましたが、国民の4人に1人は75歳以上の高齢者になる時代となり、少子化はものすごいスピードで加速しています。
その為、
労働力は減少し
経済成長率も下がり
税収も下がります。
そうなれば、社会保障などが不足していきます。
特に日本の社会保障は、現役時代が負担し、高齢者を支える構図になっていますが、超高齢化の時代がやってきた場合に、社会保障を維持する構図が限界に来ているのも事実です。
それでは、海外から労働者雇い入れると言う話もありますが、治安が悪くなるのも事実です。
現に、畑の果物や牛などが盗まれているのが実態です。
海外実習生が新型コロナウイルスで故郷にも帰れず、犯罪に手を染めていることは非常に悲しい限りではあります。
しかし、一番の問題は、日本に魅力がない為、日本に来ていただける外国の方がいないと言うことでしょうか。
皆さんは、どう思われているか分かりませんが、さほど、日本の魅力は薄れています。
なぜ日本に魅力が無いのかと言えば
日本で働くよりも、中国で働いた方が稼げるからです。
その為、日本人が中国で安い賃金で働かされているという現実を直視しないといけません。
この状態で、日本に来る外国の方は、ほぼいません。
今は、日本で稼げないので、中国に出稼ぎに行く時代です。
その状態にもかかわらず、上から目線の日本に誰が働きに来ると思いますか?
左うちわで胡坐をかく時代は、昔に終わっています。
医療における医師不足
高齢者が増えることで、確実に影響を受けると思われるのが病院などの医療関連です。
上記に記載してきましたが、75歳以上の方は、後期高齢者医療制度となりますので、自己負担が1割になります。
また、医療費に関しては、65歳以上の方が、最も多くかかります。
人生の中で医療費が最もかかるのは、65歳以上(58%)になります。
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その為、今後の超高齢化社会を考えると、確実に医療や介護サービスの利用が急増する中、病院や医師の数が減少し、医師や看護師の人手不足がこれからは、どんどん深刻になるものと思われます。
なので、我々が、高齢になった時、病気になったとしても、病院に行けない、
また、
医療が高額でとても、病院に通えないなどの現象になる可能性が高いです。
自分が高齢になっても、病院に行かなくてもよい体を作っておくか、将来のために、貯蓄をしておく必要があります。
最後は、自分の健康維持とお金が必要です。
なんと、悲しい話でしょう。
2020.12.6時点で、新型コロナウイルス感染拡大で医師や看護師などが不足していると連日ニュースとなっています。
このことを考えても、今後は、医師や看護師などが不足が続くものと考えられます。
介護難民が増加する
「医療における医師不足」にも記載しましたが、確実に介護人材は、不足することは目に見えています。
介護を受けたくても施設が足りない
また、施設の入居費が高額で入居することができないなどが今後増えてくると思われます。
また、介護は、今後、在宅介護の必要性が増えてくると考えられます。
しかし、在宅介護に関しては、家族の負担も増えますし、本人の罪悪感も増えてきます。
その為、介護疲れによる介護者の鬱なども増えてくるものと考えられ、今後は、在宅介護の考え方を変える必要があるかもしれません。
今後は、家族に対するサポートが必要です。
しかし、労働不足に伴い、家族のサポートをしていただく、ケアマネジャーも不足するかもしれません。
介護施設が減少していくのかもしれませんが、どのようなサービスがあるのかなどは、一度、ご家族で学んでおく必要があると思われます。
高齢者の増加に伴い社会保障費が破綻する恐れあり
上記までに記載した通り、2025年以降は、医療、介護、65歳以上の方が増えることによる、年金の財源圧迫などの問題が考えられます。
今後は、社会保障費が増額する為、現役世代の負担が増えますが、現役世代は、少子化が進んでいる為、今後の財源は増える見込みがありません。
その為、現役世代の負担は、増える一方です。
その為、年金に関して言えば、支給年齢を上げる、年金支給率を下げるなどをしないと年金の財源が崩壊します。
また、医療費、介護費なども自己負担額を、現在の1割から3割に変更するなどの処置をしない限り、実質、年金、医療、介護が崩壊しかねません。
その為には、日本政府に少子高齢化に関して、どうするかを検討していただきたいですが、今回の新型コロナの対応を見る限り、あまり期待ができないかもしれません。
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さらに、一部の野党に関しては、論外の為、話になりません。
自分の言った発言には、是非責任を持っていただきたいものです。
次の選挙で、誰に投票するべきか、今回の対応で皆さんも理解できたのではないでしょうか。
2020.12月ですが、まだ、桜と騒いでいるのが実情です。
補足:後期高齢者医療制度とは
上記にも記載しましたが、後期高齢者制度に関して、簡単にまとめてみました。
色々、ネットで調べると難しい記述がありますが、基本的には下記の内容です。
・75歳以上(または、65歳以上75歳未満の障害認定を受けた人)の方が対象
・医療費の自己負担額は、1割(現役並み所得者は3割)
・保険料は、各都道府県の後期高齢者医療広域連合で決定
・支払う保険料は、原則、年金からの天引き
・各申請書の受付や保険証の交付に関しては、市区町村が実施
あまり、変なことを書くと、「偏見だ!」と言われかねないので、記載は控えますが
75歳以上の高齢の方は、病気になった場合、薬局で薬を購入し、自身で治癒するよりも、病院に行き、薬を貰ったほうが安い(なんせ1割負担なので)と言う考えの方が多いようです。
その為、病院に行けば、お年寄りがいっぱいいる為、長い時間診療に時間が掛かるのも事実です。
最後に:2025年問題とは
どうでしたか?
2025年に医療・介護・年金が崩壊してしまうかもしれない事実をご存知ですか
に関して記事を記載しました。
まだまだ、少子高齢化に関して、実感は、あまり感じていないかもしれませんが、徐々に、超高齢化時代の足跡が近づいています。
現在は、2020年ですので、あと、5年後の話です。
我々が、老後を迎える時には、医療保険は、1割ではないかもしれません。
介護に関しても、今以上にお金がかかるかもしれませんし、相談したくても、ケアマネジャーが順番待ちで相談すらできないかもしれません。
その時に、お世話になる家族がいればいいですが、いない場合や疎遠になっていた場合は、自分でどうにか、道を切り開く必要があるかもしれません。
ネガティブな記載になりますが、将来は、
年金も当てにできない
医療、介護も人手不足
若者がいない
のような時代が到来します。
その時に、自分の体が健康でない、医療を受けたくても、順番待ち、順番を早くしようとすれば、お金がかかるなどの時代がやってきます。
その時に、準備するものがない等では、話になりません。
今からでも遅くないので、老後に対する知識、貯蓄をしていくべきではないかと考えます。
最後は、自分の奥さん、家族ですが、最後の最後は、お金なのかもしれませんので将来の貯蓄を検討して下さい。
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