自粛中
はじめに:国民年金保険料の改定に関して
今回は、国民年金保険料が年々増額していることに関して記載します。
国民年金、毎年料金が改定されていることをご存じですか?
実際の保険料は、法定額に、物価や賃金の変動を加味した保険料改定率を乗じて確定していますので、何も考えずに保険料が上昇しているわけではありません。
2020年度の保険料、これは、4月からの金額になりますが、月額:16,540円になっています。前年度が、月額:16,410円ですので、前年比で言うと、+130円になっています。
年間で言えば、¥1,560円のプラスになります。
この新型コロナで、自粛が続いているのにもかかわらず、保険料が上昇するとのことです。
なんで?とは思いますが、こればかりは、賃金の上昇率や、物価上昇率などで算出されていますので、コロナショックの数値はまだ、反映されてないからと思われます。
なので、このまま、コロナショックが、GW以降も続く場合は、来年の保険料は減額されるのではないかと思われます。
しかし、これ以上自粛が続けば、保険料減額と言うよりも、失業率の方が恐ろしくなりますが。。。
国民年金保険料の推移
国民年金の保険料ですが、毎年地味に増額しています。
下記が国民年金保険料の推移です。
どうですか、びっくりするぐらい増額していると思いませんか?
アルバイトの時給だってこんなに上昇はしませんよ。本当に!
念のため、上昇している理由を記載しますと、保険料は、2004年に保険料が改定され2005年から2017年まで保険料が毎年上昇していました。
一応ですが、物価上昇率などが加味されている為、若干下がっている年もありますが、驚くことに、リーマンショックの年でも増額されているのです。
さらに、2019年4月に導入された産前産後期間中の保険料免除制度で、保険料が増額されています。
2020年以降は、年金の法定額の変更がない限り増額はないと思われますが、何せ、物価上昇率などの保険料率などを乗じて算出されている為、何とも言えません。
産前産後期間中の保険料免除制度
国民年金保険料が産前産後の期間、免除される制度で2019年4月より新設されています。免除される期間は、出産予定日の属する月(出産予定月)の前月から出産予定月の翌々月までの4ヵ月の間です。
これ、びっくりしたのですが、学生の時の「学生納付特例制度」とは違い、免除された期間は、年金額の計算上の保険料納付済み期間として扱われるんです。
こればっかりは、びっくりしました。
念のためですが、学生納付特例制度は、保険料納付済み期間としては扱われません。
学生は、免除してやるが、払えるようになったら、追加返納しろ!と言っているものですので扱いが違います。
下記に産前産後期間中の保険料免除制度の例を記載します。
出産予定日が4/4(土)の場合
3月~6月の4カ月の間は、国民年金保険料は免除されます。
また、この4カ月は、保険料は、納付済み扱いになるので、将来の年金額が減額されることはありません。
最後に:国民年金の増額に関して
今後の年金額が増額されるかもよくわからない状況で、国民年金の保険料が毎年上がることは、正直納得はできません。
また、受給年月日も徐々に後ろ倒しにしようと言う話も出ています。
本当に将来年金をくれる気はあるのか、不思議に思ってしまいます。
今後は、2025年問題などと言う話が上がってきています。
団塊世代の方が、75歳を迎え、医療が崩壊するのではないかと言われています。
お金がないと、介護も受けられない、病院にも行けないと言う時代になってしまうかもしれません。
その為に、今のうちに、できることをしていかなければいけないと思う今日この頃です。
老後の資産を貯めて行きたいのは山々なんですが、どうしたものか、考え物です。
本日もNYダウは、2時ちょい過ぎの状況で、悲しいくらい下げています。
記事:
はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
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