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今回は、年金終価係数に関して記載します。
年金終価係数とは
年金終価係数とは、将来の貯蓄を行うにあたり、一定の期間、一定の金額を毎月同額で積立てた時、一定の利率で、複利運用した場合、将来いくらになるかを計算するための係数です
投資信託(年利4%で過程)で運用した場合
それでは、一般NISAにて、投資信託(年利4%で過程)を、毎年20万円を10年間購入した場合、10年後の金額はいくらになるか?などの計算を行います。
上記の場合いくらになるかと言うと、2,401,221円になります。
20万円を10年間積立てるので、元本は、2,000,000円になります。
なので、単純な利率で言えば、401,221円増えたことになります。
10年間で40万円を多いいと思うかは、皆さん次第です。
銀行の金利で運用した場合
これが銀行の金利で言うと、0.01%などです。ネット銀行などで、キャンペーン中などですと、0.2%などがあります。
上記の銀行金利で考えると
通常の金利
0.01%ですと、10年後は、2,000,900円になります。
ネット銀行のキャンペーンなど
0.2%ですと、10年後は、2,018,096円になります。
国債の10年物を購入した場合(金利は、最低保証の0.05%で計算)
税引き後の金利は、0.0398425%なので、10年後は、2,003,590円になります。
正直、銀行の金利(キャンペーンも含む)や国債10年物を購入しても、大したプラスにはならないことがわかります。
◆◆◆ 過去の記事 ◆◆◆
年金終価係数を使用し金額を求める(Excel)
年金終価係数を使用した計算に関しては、Webで検索すると色々出てきますが、Excelで計算式を組めば、意外と簡単に算出することが可能なのです。
それでは、どのような計算式かと言うと、下記の計算式になります。
=FV(掛け金(年額),利回り,-1,,0)*運用年数
上記を踏まえ、Excelに下記の式を埋め込み、自動で計算できるようにします。
=FV(C3,C4,-1,,0)*C2
Excelの各アドレスには、下記の値を設定できるようにしておけば、自動で計算ができるようになります。
アドレス:C2に、運用年数
アドレス:C3に、掛け金(年間)
アドレス:C4に、利回り
などを入力するようにすれば、色々な掛け金(年月)、利回り、運用利回りで計算できるようになります。
なので、色々と詳細の年金額を計算してみてはどうでしょうか。
最後に年金問題で騒がれた2,000万円を投資信託(年利4%で過程)で運用する場合
老後の資金2,000万円貯蓄したいと思った40歳の人が、20年運用をした場合、月額、56,000円(年間672,000円)を積み立てると、60歳には、20,010,869円になる計算になります。
元本(672,000円×20年=13,440,000円)を考えると、20年間でプラス6,570,869円なので、かなりなプラスになったのではないかと思います。
正直月額、56,000円も厳しいかもしれませんが、サラリーマンの方は、退職金等がありますので、そこまで、月々の金額を積立てなくてもよいかもしれません。
また、今回のコロナショックでいつ、市場が冷え切る可能性もあるので、投資信託を購入しておけばOKと言うことでもないのが実態です。
なので、将来の貯蓄する金額を決め、退職金などの金額を調整しながら、どれに運用(株、投資信託、債券など)するかを決め、月額の積立てる金額を決めてみてはどうでしょうか。
記事:
はっぴー@happyoldage
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