老後にお金がないとみじめになる?|生活に困窮している高齢者は意外と少ない【老後】 - Happy old age(幸せな老後)
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老後にお金がないとみじめになる?|生活に困窮している高齢者は意外と少ない【老後】

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記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。
●2023/5/16に一部記事を更新しています。

現状は、大して給与も増えず、物価は上昇し、年々税金は増えていくため、貯蓄も思うようにできず何とか生活をしていると言う方が多いのではないでしょうか。
(挙句の果てに電気代も上昇しています)

将来のことを考えると、貯蓄もなく、将来受給できる年金額も多くないため、老後はみじめな生活を送ることになると不安を感じている人も多いと思います。

しかし、高齢者である70代の方を見た場合、年金だけで生活は可能と回答※した方は、

■独身:67.4%
■夫婦:76.8%

と多く、テレビで報道されるほど年金受給額が少なく生活が困窮していると感じる方は少ないようです。
※引用元:金融候補中央員会「知るぽると」

上記データを鵜呑みにして、「年金だけで生活は可能だと」と考え何も準備をしなくても良いかと言うとそうでもありません。

年金生活を送る70代でも約3割が年金だけでは生活が困窮すると回答しており、今後は、

■年金受給額が減額される
■少子高齢化で増税される
■医療費にお金がかかる

ことを考えると、高齢を迎えるにあたり年金以外の収入源を確保しておく必要があるのかもしれません。


それでは、どうしたら老後にお金が無くなりみじめな生活を行わないでいいのかを以降に見ていきます。

詳細は、以下に記載します。
以降は目次です。

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 目 次 


前回の記事

老後の貧困に陥りやすい人の特徴


まずは、老後貧困に陥りやすい人はとはどのような特徴があるのかを見ていきます。

老後貧困に陥りやすい人の特徴
■収入に見合った生活が送れない
■住宅ローンが残っている
■予想外の出費
■はじめての投資

●収入に見合った生活が送れない
会社を定年退職し、年金生活に入っても現役時代の生活習慣が抜けず収入(年金)以上の生活を送ることで資産(退職金など)が目減りし貧困に陥ってしまいます。

現役時代に年収がある程度あり節約などせずに自由に生活を送っていた方は注意が必要です。

会社を退職し年金生活となった場合、受け取れる年金額は大して多くなく、現役時代の約半分の収入を受取れると考えて下さい。

要するに年収500万円の人は、年金受給額が約250万円と言うことになり、今までの生活習慣で老後生活を送っていては、すぐに資産は底をつくことになります。

そのため、年金生活に入る前は、生活習慣や余計な支出については見直しを行っていく必要があります。


●住宅ローンが残っている
住宅を購入するときは、完済時期などをあまり考慮せずに35年ローンで購入した場合、65歳を過ぎてもローンの返済が残る場合があります。

ローンの返済まで働くことを計画していればよいですが、何も考えていないと年金生活が始まってもローンの返済に苦しめられます。

住宅ローンの返済を苦しみながらでも返済可能であればいいですが、当初の計画通りに行かず、返済が滞れば家を手放すことになります。

当てにしていた、「退職金が少ない」、また、シニア(60歳以降の雇用)で働いても「思うような収入を得られない」場合は、返済ができなくなります。

さらに、今後は、金利も上昇する可能性もあり、変動金利でローンを組んでいる場合は、返済額が増えることになり返済が厳しくなります。

そのため、年金生活が始まるまでに住宅ローンがある場合は、必ず返済が完了することを計画して下さい。

マイホームは、ローンの返済が完了したら終わりではなく

■固定資産税
■リフォーム

などの出費がありますので注意が必要です。

また、マンションの場合は、管理費や修繕積立金などの費用もあるのでよく考えて住宅ローンや維持費は検討して下さい。

マンション購入時は、修繕積立金は安く設定されているケースが多くそれほど負担になりませんが、年数がたてばたつほど、修繕積立金が上昇して行くと言うことは忘れてはいけません。
●予想外の出費
これはよく言われる話ですが、老後は余計な出費が掛かります。

■孫のお祝いやお小遣いには見栄を張らない
■子供の教育費は身の丈に合ったものにする

孫や子供から言われた通りにお祝いやお小遣いを渡していたら自分たちの生活がままならなくなります。

そのため、孫のお祝いやお小遣いの出費は、見栄を張らず身の丈に合ったものにしてください。

見栄を張りお金が無くなり生活保護となった場合は、子供にも迷惑が掛かると言うことは忘れないで下さい。


●はじめての投資
退職金を受取ったことで銀行から資産運用などを進められますが初めての投資であるのであれば、相手にしないで下さい。

運用を進められ、金利の高さに驚き「これならば」などと考え銀行員の言うなりに投資をして損失を出してしまっても銀行員は、痛くもかゆくもありません。

高い手数料を取られ大した利益も出ない可能性が高い(利益が出ればいい)ので初めての投資を退職金で行うことはお勧めしません。

リスクもわからず、銀行員が言ったからと言うことでぼったくりのような投資信託や外貨預金などで資産運用は行わないことです。

外貨預金は、物凄い金利で魅力的ですが為替リスクや運用期間、手数料を考えると、リスクが高く素人が手を出すものではありません

これは私の考えになりますが、老後に資産を増やそうとするのではなく、どのように資産を使っていくか(減らさないか)を考える時期です。

亡くなった時にお金持ちでは、何のための資産運用なのか分かったものではありません。



老後に貧困とならないためには


それでは、老後貧困に陥らないためにはどのような行動を取るべきかを考えると

■収入>支出

の生活を送ることが重要です。

要するに「収入以上の生活を送らない」ことが最も重要なポイントになります。

そのため、年金生活に入る前に

■保険
■通信費
■固定費
■娯楽費など

の出費は見直すことが重要です。

特に会社員の場合は、定年退職を迎えると、退職金を受取ることで資産が増え気持ちが大きくなります。

ある程度の出費はいいですが、自分のご褒美と言うことで、無駄な出費を繰り返すと、資産はどんどん目減りしていきます。

気が付けば「退職金が無い」と言う最悪の事態に陥ることもあるので、不用意な出費を極力抑え、計画的に資産を取り崩すことを計画して下さい。

とにかく、老後貧困に陥らないためには、収入以上の生活をしないことが重要であり、年金生活を迎える前までに、

■自分(夫婦)で受給できる年金額
■自分(夫婦)の生活費

を理解することが重要です。



長生きが一番のリスク


これは私の考えですが、老後に生活するうえで一番のリスクは、「長生き」があげられます。

2022年度の日本人の平均では、

■男性:81.47歳
■女性:87.57歳

となっており、自分はそこまで長生きしないと考えていても、意外と長生きする方もいます。

そのため、貯蓄は何年分あればいいのど考えてもそれ以上長生きする可能性もあるので、老後の貯蓄はある程度は必要と考えられます。



老後の収入がどれくらいかを理解する


20代、30代では、自分が将来受け取れる年金額や退職金などの詳細な金額は分かりませんので、正直、若いうちに老後の心配は不必要です。

と言うより、考えても意味がないので、今をどのように楽しく生きていきかを考えて下さい。

しかし、将来何があるか分かりませんので、若いうちから資産運用を行う習慣はつけておいてください。


老後の心配などは、40代の後半から50代になった時に、自分が受給できる年金額や退職金がいくらになるかを確認し老後は幸せな生活が出来るかを考えて行けばいいと思われます。


また、年金受給額が少ないからと言って自分はみじめな老後生活を送る羽目になると考えず、年金受給額が少なくても困っていない方もいます。

困らない理由としては、下記の理由が考えられます。

■自営業で事業収入がある
■資産(株、不動産)がある

そのため、年金受給額が少ないと感じるのであれば、若いうちから資産運用を行うことで資産を増やすことをおすすめします。

また、年金が少なく資産がなかったとしても諦めるのではなく、体が動くうちは働くことで、収入を得ることもできます。

70歳まで厚生年金に加入し、年金の受取りを70歳(年金繰下げ)から行うこと受取る年金額を増やすことができます。

■年金の繰下げ
年金の繰下げは1ヵ月遅らせることで、0.7%増額します。そのため、年金の受取りを65歳→70歳にした場合、受け取れる年金額が1.42%増額します

そのため、年金受給額が少ないからと言ってすぐにみじめな生活になるわけでもないので今ある制度を利用し楽しい老後を贈りたいものです。

● ● ●

これは余談になりますが、実業家であるビルゲイツ氏に「1日に200円(2ドル)しか稼げなかったらどうする?」と言う質問に対して、ビルゲイツ氏は

■ニワトリを育てる

と発言しています。

ニワトリは、育てるのが簡単で、投資の対象に向いており、卵は食べることもでき、食べきればければ、売ることもできる。

また、ニワトリは1羽5ドルで売れ、さらに、ニワトリが飼いきれなくなったら貧しい人にニワトリを譲ることでみんなが幸せになると発言しています。

極端な考えなのかもしれませんが、お金がなくても何とかなると言う考えが重要であり、お金がないから老後は貧しい生活が強いられるなどとは考えるべきではないです。




意外と生活に困窮している高齢者は少ない


2015年のデータになりますが、「(株)電通総研研究主幹」の「高齢者のライフスタイルと消費・働き方」に関して以下の内容の記載があります。

■生活困窮な高齢者
10%-20%
■普通生活の高齢者
70%-80%
■富裕な高齢者
10%-20%

生活が困窮している高齢者が増えていると言う報道をよく見ますが、実際は、生活が困窮している高齢者は、

■10~20%の割合

であり、約80%の高齢者は普通に生活が行なえていることが分かります。


上記のデータは2015年のデータになるので、現時点でもそうなのかは不明ですが、金融候補中央員会「知るぽると」が公開しているデータを見てみても高齢者(70代)の約7割が

■年金で何とか生活が出来る

と回答しています。

上記を考慮するとそこまで困窮している高齢者は少ないようです。

そのため、老後は心配などと考えなくても良いのかもしれません。

しかし、受給できる年金額は減額されることはあっても増えることはないものと考えられます。

老後の収入に関しては、年金以外の収入源は用意することを検討しておくべきかもしれません。

2024年度には、新NISA制度も始まるので、今のうちから資産運用は検討しておくべきです。


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記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
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本記事は、2023.5.16で、一部記載内容を更新しています。

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管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

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