世界各国で株価が暴落しており最近投資を始めた方は資産が目減りし投資を始めてしまったことに落胆している方も多いかもしれません。
また、S&P500や全世界株などのインデックスファンドで運用している方は、円安の影響で資産が増えていた方も多いかもしれません。
しかし、2022/12/20に日銀が長期金利を±0.25%から0.5%に拡大したことにより、一気に円高が進み、損失が膨らんだ方は多いかもしれません。
そのため、投資を始めたばかりの方は、目も当てられられない状況なのではないでしょうか。
こんなに損失を出すのであれば、資産を売却し、資産運用から撤退しようと考える方も多くいるのかもしれません。
しかし、こんなに市場が混とんとしている状況だからこそ、市場から撤退しようと考えるのではなく、今一度、株価暴落時の格言・名言を確認してみるのはどうでしょうか。
詳細は、以下に記載します。
以降は目次です。
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目 次
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株価暴落時に今一度考える格言・名言
世界各国で株安が続いている状態のため資産が目減りし目も当てられない方が多くいるのも事実です。
株価が暴落している時だからこそ下記の相場格言を今一度考えてみてはどうでしょうか。
休むも相場なり
投資を始めていくと自分には
■才能が無いのではないか
■このまま投資を続けても良いのか
と考える時がありますが、そんな時は、「休むも相場なり」と言う格言を思い出してください。
また、似た意味を持つ格言として「売るべし、買うべし、休むべし」と言うものもあります。
この格言は、全力で売り買いを行っても上手く行かず、市場の状況によっては、現金を保存することで、休むことも重要と言う格言です。
投資を行っていると市場の下落などで自分の投資スタイルが分からなくなりなる時がありますが、そんな時は、休むことでリフレッシュすると言う考えです。
しかし、「休むも相場なり」とはいっても、何も考えず単純に休むのではなく、今までの投資スタイルを振り返り現状の市場や環境などを分析したうえで今後の方針を考えることも重要です。
落ちるナイフは掴むな
ナイフが地面に突き刺さるまでまち、しっかりとナイフが止まっているのを確認してからつかむのが正しいと言う格言です。
市場が暴落している時に、今が安値だと考え購入しても、さらに株価が下落し資産を減らすことになります。
そのため、下落が収まり上昇局面になってから購入をしたほうが良いと言う格言です。
相場の格言にもありますが「頭と尻尾はくれてやれ」と言うものがあります。
通常の株式投資では、「安く買い」「高く売る」と言う考えで取引を行いますが、どこが底値で、どこが高値かは分かりません。
このような底値や天井を狙うような欲張った考えを戒める格言となります。
また、「天井三日、底百日」または「天井三日、底三年」とも言われ株価が高値(天井)の時は、たった3日しか続かないが、株価が一番安くなる(底値)は百日(三年)続くと言われています。
この日数の根拠はなさそうですが、株価が上昇したと思っても一瞬のことで、一旦株価が下落し底値となるとしばらくは底値で停滞します。
そのため、株価が下落しているからと言って、理由も理解せずに買い増すことは危険です。
ナイフが地面に突き刺さっているのを確認してから購入しても遅くはありません。
「頭と尻尾はくれてやれ」と言う格言を今一度考えて投資を行いたいものです。
下手なナンピン、すかんぴん
これは、自分が保有している株価が下落したからと言って、さらに買い増す(平均購入単価を下げる(ナンピン))と損失が膨らみますと言う格言です。
要するに下落していた銘柄を追加購入し、株価が上昇すればよいのですが、下落し続けた場合は、損失が膨らみます。
株価が上昇する理由もないのに、損失を増やしたくないと言う考えだけで、ナンピン買いを続けていると、お金が無くなってしまいます(すかんぴん)。
また、「見切り千両、損切り万両」と言う格言もあり、株価が下落した場合、損失が大きくなる前に見切りをつけることは、千両の価値があり、損失を覚悟し損切することは、万両にも値すると言う内容となります。
投資を始めたばかりの人は、損失を出したくないと考えてしまいがちですが、ある程度のルールを決め売却するなどのルールを決め投資を行うべきです。
アメリカの相場師ジェシー・リバモアも「いつ手放すかはあらかじめ明確な基準を持つと同時にそれを厳守することが重要」だと言っています。
特に損失が発生した場合、市場に非があるわけではなく自分の判断に問題があったと潔く認め、さっさと損切することが明確だと言われています。
そのため、自分の判断が誤ったのであれば、素直に非を認めることが重要になります。
二度に買うべし、二度に売るべし
誰にも株価の天井や底は分かりません。
今が売却のチャンスと考え一括で株を売却しても、予想以上に株価が高騰していた場合は、目も当てられません。
そのため、株の売買では、一度に現金を使うのではなく様子を見ながら複数回(分散)に分け売買を行うべきと言う考え方です。
安易な考えで売却をするのではなく、慎重に投資をすることが重要になります。
辛抱する木に金がなる
株価の値動きに対して一喜一憂し売買をするのではなく、辛抱強く待っていることで株価が上昇することで資産が増えると言う格言です。
要するにジタバタせずに辛抱強く待ち資産を増やすことを指します。
現在では、世界的に景気が悪化し株価が下落しています。
そのため、つみたてNISAを始めたばかりの人は、資産が目減りすることで自分に投資は向いていないと考え、やめてしまう人もいるかもしれません。
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現状、短期的には、市場は下落傾向にありますが、我々が生活している資本主義経済での前提は、常に経済は拡大し続けると言う考えです。
そのため、長期目線で考えれば、今後も世界の株式市場は右肩上がりに上昇すると考えられるため、ジタバタせずに積立投資を行うべきです。
これは有名な話ですが、証券会社にて顧客の運用パフォーマンスの調査をした結果、運用パフォーマンスが最もよかった方は
■運用を忘れていた人
とのことです。
そのため、市場が下落しようと上昇しようと何もせずに積立投資をしている方が一番資産を増やせるのかもしれません(投資する銘柄やインデックスファンドにもよるとは思いますが)。
しかし、「人が売る時に買い、人が買う時に売れ」とある程度リスクを取らなければ、資産を増やすこともできないのは事実であり、下落相場だからと言って悲観的にならず、ある程度は行動に移すべきなのかもしれません。
リスクを許容した投資
上記にも記載しましたが「人が売る時に買い、人が買う時に売れ」と言う格言があるようにある程度リスクを許容しなければ投資では儲けることは難しいです。
そのため、「人の行く裏に道あり花の山」と言う格言の通り、他の人と同じことを行っていても儲けは少なくなり、他人がやらないことを始めることで儲けが生まれると言う教えです。
投資でも多くの人が不安や恐怖を抱く時に、勇気をもって株を買いますことができれば、その後、一番の利益を手にすることができます。
他にも「ショック安は最大の買場」とあるようにある程度リスクを許容しなければ資産は増やせません。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と言うようにリスクを冒さなければ望むものは得られないと言う意味になりますので、投資でもある程度は、儲けたいと考えているのであれば、リスクを許容した投資は必要なのかもしれません。
しかし、「馬鹿と相場には勝てぬ」と言う言葉の通り、天下の豊臣秀吉でさえ理屈の通らない相手と相場は思い通りにならないと言わしめています。
そのため、リスクを冒し勝負に出るのか、休むも相場なりと考えるのかは、今一度、自分の投資スタイルと余剰金を考えるべきなのかもしれません。
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