
※2022.10.28に一部記事の内容を追加しています。
現在の日本では、円安で物価が上昇し、ロシアのウクライナ侵攻に伴いエネルギー価格が上昇し生活が非常に厳しい状態です。
IMFでは世界のインフレ率は7.4%となっており2023年以降の混乱が続くと予想をしています。
日本のインフレ率は3%と世界のインフレ率と比較しても物価上昇は抑えられていることになりますが、現在の岸田政権の手腕がすごいのかと言えば、まったくそうではなく、日本企業の努力のたまものです。
世界のインフレ率と比較すると日本のインフレ率の数値はそれほど高くないのですが、生活実態としては、非常に厳しいと感じているのではないでしょうか。
理由として、今までの日本では、デフレが続き、物価上昇はほぼ0%で推移してきており、尚且つ、給与もこの何十年と上昇していないため、3%の物価上昇でも非常に厳しいと感じることになります。
今までは、給与が上昇していなくても物価上昇率もほぼ0%でしたが、現在では
■物価上昇>給与の上昇
と言う現象となり、生活が厳しいと感じる方が増えているのが事実です。
本来であれば、物価上昇の対策を岸田政権でどうにか対処してほしいのですが、現状の今の政権では話にならない状態です。
その為、指を咥え物価高がどうにかならないかと眺めていても、生活が良くはなりませんので、個人でできることは個人で対策する必要があります。
まずは、月額にかかる固定費をどのように減らすかを検討し、生活習慣をどのように変えることができるかが重要です。
正直、物価上昇対策を一個人でどうにかすることはできませんが、個人でも対策はある程度可能ですので詳細を以降に見ていきます。
詳細は、以下に記載します。
以降は目次です。
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目 次
前回の記事
固定費を減らす
まず、インフレ率以上に年収が上がっているのであれば、物価高の影響はほぼありません。
しかし、現状の会社員では、インフレ率以上の年収増加している方は少なく、生活が厳しい方が多くいるのが実態ではないでしょうか。
本来であれば、日本政府が物価上昇に伴い生活苦にならないために対策を検討してほしいのですが今の岸田政権ではあてになりません。
その為、物価が上昇するさまをいくら眺めていても生活はどんどんと苦しくなってきます。
苦しい生活を楽にしていくためには、今の生活習慣を改めて、生活を楽にしていくと言う努力を個人でも実施していく必要が出てきています。
それでは、どのようなことをすれば生活が楽になるのかを、以下に一例で見てみます。
生活を楽にするために月額の固定費を見直す
■スマフォを格安プランに変更
■保険の見直し
■電力会社の変更
■車の維持
■サブスクリプションの見直し
■他には新聞、固定電はやめる
●スマフォを格安プランに
まずは、簡単なところになりますが、スマフォを格安プランに変更することを検討してみて下さい。
スマフォ代で月額1万円以上払っているのであれば、格安プランに変更することで月額の料金を減らすことが可能ですので、面倒くさらずにやってみることをおすすめします。
特に子供などがいる家庭では、スマフォを格安プランにすることで月額に料金がかなり浮くか可能性がありますので見積でも取ってみてはどうでしょうか。
●保険の見直し
個人で加入している保険の見直しとなり、特に死亡保険や不思議な特約に意味があるのか考えて下さい。
病気などになり保険に加入していた人は、ありがたいと考える方が多いいのは事実ですが、ほとんどの人は、病気にもならず保険料を納めている方が大半です。
要するに保険のありがたみを感じている人は、少数で、ほとんどの方は、健康で損をしているだけですので、今一度考えて下さい。
まず、会社員の方は強制的に加入させられている国民年金や厚生年金、雇用保険、健康保険に関しては、それ相応の保障があります。
病気やケガで障害となり長期で働けない場合は、障害年金を受給でき、旦那さんが亡くなった場合は、遺族年金を受給することができます。
さらに、会社を退社した場合は、雇用保険、ケガをして働けなくなった場合は、健康保険から傷病手当も受取れます。
また、病気で入院した場合、高額の医療費に関しては、高額医療制度があり一定の金額以上の医療費は支払う必要がありません。
その為、上記制度を理解することで、ほとんどの保険に加入する必要がないのかもしれませんので見直しをしてください。
●電力会社の見直し
現状、エネルギー価格の上昇に伴い、電気代が高騰しています。
住んでいる場所(マンションやアパート)によっては変更できない場合もありますが電力会社を見直すことで毎月の電気代を節約することができます。
ネットで検索すれば、電力会社の比較サイトも出てきますので、ぜひ、面倒がらずに検討してみて下さい。
ネットでの申請などで簡単に電力会社の切り替えを行ってくれます。
●車の維持
車が本当に必要なのかは今一度確認してみて下さい。
車の維持費にはガソリン代や駐車場代、保険などがかかりますので、月に1度の買い物や旅行だけの為に維持しているのであれば、本当に必要かは検討してみて下さい。
公共機関の電車やバス、近くの買い物であれば自電車、どうしても車が必要な場合は、リースやタクシーなどで問題ないかは検討してみて下さい。
また、通勤などでどうしても車を使うのであれば、サブスクを利用することで維持費が抑えられます。
車のサブスクに関しては、ネット上で比較サイトが出てきますので、是非検討してみてはどうでしょうか。
●サブスクリプションの見直し
今一度、利用していないサブスクリプションが無いか見直してください。
この動画サイトはもう見ていない、この音楽サイトは使用していないなど有れば、この機を機会に解約していてはどうでしょうか。
●他には新聞、固定電はやめる
加入している方は少ないかもしれませんが、新聞や固定電は解約する方向で検討しても良いかもしれません。
新聞は、ネットなどで確認できますし、新聞の広告が見たいと言うのであれば、広告アプリで確認できます。
本当に新聞が自分に必要なのかは検討してみてはどうでしょうか。
また、固定電話ですが、現状1人1台はスマフォの時代です。
昔のように固定電話が無ければクレジットカードが作れない時代でもありませんので、固定電話は必要ないのかもしれません。
● ● ●
正直、固定費の見直しは、まだまだ探せばかなりあります。
パソコンのウィルスソフトも個別ソフトではなくWindowsの標準ソフトである「Windows Defender」で正直問題ありません。
「あまりにも不思議なサイトをアクセスしている」「メールのリンク先をなんでもアクセスしてしまう」方は、問題がありますが、大抵の方は、「Windows Defender」で問題ありません。
しかし、「危険なサイト」や「不用意になんでもかんでもアクセスする」のも問題ですのでセキュリティと言うものを学ぶことで何が問題で、何が問題ないのかは今一度学習して下さい。
※そんなに難しくはありません。
また、プロバイダなどが行なっているウイルスメールサービス、安心サポートパックなど本当に必要かは改めて考えて下さい。※正直、不必要です。
人間どうしても不安を煽られると心配してしまい、保険やサポートパックなどに加入してしまいがちです。
その為、本当に必要なのかは、よくよく考えてから行動して下さい。
大抵のものは不必要なのかもしれません。
生活習慣を変える
上記までは、月額の固定費の見直しに関しての記載でしたが、これからは、自分の生活習慣を変えることで生活費を抑えることができます。
まずは、食生活を外食中心から自炊に変えることで食費を抑えることは可能です。※自炊と言っても、カップラーメンなどを押しているわけではありません。
現状は円安の為、いろいろな食品が高騰していますが、お米は他の商品に比べ値上げはされていません。
その為、パン、麺などの食生活からお米に変えることでも生活費を抑えることが可能になります。
生活習慣も外食を自炊に変更することで、新たな自分の趣味に出会えるかもしれませんので、生活習慣を今一度変えてみると言うのも良いかもしれません。
また、食費を抑えることができるかは分かりませんが、株主優待にて「お米」や「お米券」をいただけるところもあります。
いくら自炊で生活費を浮かせてもたまには外食にも行きたいものです。
その時に、株主優待で、優待券などをいただければかなり気持ちにも余裕が出てきますので「株の投資はちょっと」と考える前に、初めて見るのも良いかもしれません。
色々な企業で株主優待を行っていますので興味があればあれば確認することをおすすめします。
株主優待に関しては、「株価が下落し資産価値が下がる」、「株主優待が廃止される」などのリスクはありますが、定期的に株主優待をいただけ、尚且つ、配当金もいただける企業もありますので検討してみてはどうでしょうか。
株主優待だけを見てみるのも楽しいもです。
松井証券で取り扱う投資信託は、ノーロード(購入時手数料無料)と低コストを意識した商品でラインナップされています。投資信託を始めたいと言うのであれば、松井証券で口座開設を行ってみてはどうでしょうか?
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さらには、ふるさと納税で、「お米」を届けてもらうこともできますので、これを期に株主優待やふるさと納税なども検討してみてはどうでしょうか。
物価高でも欲しいものは購入する
当たり前のことになりますが、物価が上昇している今の状態を考えれば、無駄な買い物は控えるべきです。
しかし、何が何でも我慢をすればいいのかと言えばそうでもなく「どうしても欲しい」と考えている物は、円安・円高に関係なく購入すべきです。※輸入品はやめたほうが良いですが
今までの日本では、長い間デフレ傾向が続いていましたので各企業も商品の値段を上げることができませんでした。
その為、商品の量を減らすなどで企業努力をしてきましたが、もう限界のようでどんどんと商品の値段を上げる企業が増えています。
現在は、円安の為、値上げもしょうがないと思われます。
しかし、今後、円高傾向となった場合、商品の値段が下がるかは分かりません。
日本では、値段を上げることは悪というような報道もあり、値段を上げると商品が売れなくなりますので一度上げた値段は余程のことが無ければ下げることはないと考えます。
値段を上げた瞬間に客数と売り上げが悪化した「鳥貴族」がいい例です。
全品一律値上げをしたところ株価は上昇しましたが、客数が減り、売り上げが激減し、値上げは失敗と言われています。
その為、日本では、値上げは悪と言う考えが続き、デフレからの脱却が難しい構図となっていました。
しかし、世界的な物価上昇を皮切りに商品を値上げしている企業からしてみれば、せつかく商品の値段を上げることができたのだから、当分は下げると言う考えはしません。
その為、今後、円安から円高傾向となったとしても商品の値段が下がる保障はありませんので、「これの商品が欲しい」と言うものがあれば購入すべきです。
下手をすれば、今後さらに値上がりするリスクの方が高いです。
その代わり必要のない物は購入すべきではありませんので、購入時はよく考えて行動して下さい。
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昔は自動販売機で飲料水が100円で購入できましたが、今では100円の自動販売機を見ることはあまりありません。
自動販売機の飲料水の値段が今後下がるのかを考えると、下がることはないのではないでしょうか。
外貨預金はやってはダメ
円安が進行している為、ドル建ての定期預金に人気があるようで、人気の理由は、
■円安が進行
■高い金利
が人気を集める要因となっています。
しかし、ドル建ての定期預金を行う場合は、注意が必要で
■為替手数料が高い
■金利が高い期間が限定的
■途中解約ができない
と言うデメリットがあるので私から言わせれば外貨預金はやめるべきです。
どうしても行いたいのであれば、為替手数料の安い銀行で行ってください。
SBI銀行では、1ドル:4銭の為替手数料となりますが、メガバンクでは、1ドル:50銭もとられるところがあるので注意して下さい。
過去に「円安でも外貨預金がおすすめしない?外貨預金のデメリットは?」と言う記事を記載していますので興味がある方は確認して下さい。
また、昨日テレビを見て驚きましたが、為替両替を行う人がたくさんおり、為替両替が行なえる店舗に行列が出来ている報道を見ました。
為替両替に関しては、手数料として1ドル:2円~3円採取されますので、為替手数料だけを考えればメガバンク以上に採取されます。
その為、安易に、ドルの紙幣に変えるなど安易な行動はやめるべきです。
為替手数料が1ドル3円の場合、1ドル:148円のレートで考えると、ドルに変更時は、151円で取引されることになります。
その状態で100万円をドルに換えると約6,622ドルのドル紙幣を受取れますが、同じ1ドル:148円のレートで考えると、円に変更時は、145円で取引されるので、約96万円を受取ることになります。
要するに、損失を出したくないのであれば、円安が6円以上進まないと売却できなくなります。
今後、円安が進行するかもわからない状態で、外貨両替など行うのことはリスクだけを背負うような行動なのでやめるべきです。
ただ単純に円安だから円を持っていても損をすると言うネガティブな情報だけで、安易な行動は慎むべきと考えます。
どうしても、ドルを持ちたいのであれば、FXでレバレッジを掛けずに行うことをおすすめします。
FXは証拠金取引の為、証券会社によっては数百万円の証拠金が必要となる為、少額の金額では出来ませんが、数百万円の余剰金があり、どうしてもドル資産が欲しいのであれば実施してみるのも良いのかもしれません。
何度も言いますが、円安がこのまま侵攻し続ける保障はありません。
いつ何時、円高に振れる可能性があるので、行う時にはそれなりの覚悟で実施して下さい。
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2022.10.28のAM4:00時点で1ドル:146円代です。この記事を記載していた2022.10.26時点では148円代でしたので、2日もしない間に2円も円高が進んだことになります。
その為、為替両替で、これ見よがしにドルの紙幣にお金を変えていた方々は、どのような結末を迎えたのかが心配です。かなり高齢の方もいたように見受けられました。
インフレだから銀行の定期預金はダメ?
色々なニュースの記事を見ていると、インフレだから国内の銀行にお金を預けていても現金の価値が下がる為、お金を銀行に入れておくのは危険と言う記事を見ます。
確かに、インフレで物価が上昇し、現状の低金利では銀行にお金を預けておくメリットは感じません。
その為、インフレに強い投資や不動産などを進める記事が出てきますが、まずは、よく考えて下さい。
我々が使用するお金は、まず、円です。
今後、円安が永遠に続くのであれば、投資や不動産でも良いのかもしれませんが、目先の現金と投資に回すお金の比率は考えて行ってください。
また、素人がリスクの高い投資(FX、株など)や不動産などに手を出したからと言ってすぐに多額の現金は掴めません。
素人でもお金を掴めるのであれば、既に、お金持ちが実施しており二番煎じではおいしいところはありません。
下手をすれば、なけなしの現金が無くなってしまう恐れがあることは理解して下さい。
ニュース記事やテレビの報道では、ネガティブ報道が多く、このまま円で持っているのは損をするのではと考えてしまいます。
その為、全ての預貯金をドル建て資産にしてしまっては、生活に支障が出ますので、
■銀行に預ける預金(生活費)
■投資で運用する現金(余剰金)
を正しく分けて行動する必要があります。
何でもかんでも、ネガティブな情報に惑わされるに行動をすることが重要です。
政府のインフレ対策は当てにならない
世界のインフレ率と比較すると日本のインフレ率は、非常に低い数値になっています。
その為、現在の岸田政権が良くやっているのかと言えば、まったく、対策は行っておらず、インフレ率が低い数値を維持できているのは、企業努力のたまものです。
現状の岸田政権では、インフレ対策に非課税世帯に5万円を配布するのみで、非課税世帯でない人には、ほぼ対策はありません。
現在の野党もインフレ対策に重きを置くのではなく統一教会のことばかりで、経済は二の次になります。
本来、国としては、景気が悪くなり国民の生活が苦しくなったときに景気対策を行ってくれます。
その為に我々は、大人しく税金を納めていますが、岸田政権ではそのような対策をしてくれるようには見えません。
インフレ対策は、個人の力では対処ができない為、日本政府に舵を取っていただきたいのですが、まったく期待薄の状態です。
その為、インフレ対策では、政府が当てにできないので、個人で行えることを実施し乗り越えて行かなければいけません。
その為には、まず、生活費の見直しが重要になるので、一つ一つ改善をしていければと考えます。
このままでは、日本に住んでいても賃金は安く物価も上昇し生活が出来ないのであれば、物価も高いが、賃金も高い海外で働くと言う若い方も増えてきます。
少子高齢化で人口が減ってきている状態にもかかわらず、何も対策をせず、海外に若者を移住させていたのではますます日本は停滞するだけです。
どうにか、今の政府には、まともに仕事をしていただき、今後の経済成長を見込める国にしてもらいたいものです。
今の岸田政権では、次の選挙では投票をする気が全くしません。
● ● ●
2022.10.28時点では、少子高齢化のために消費税を10%以上にしようと淡々とたくらんでいるようです。
増税に関しては、すぐに、案を出す政府ですが、少子化を防ぐためにはどうするべきかの対案が出せないのかが不思議です。
頭の良い方や政治家の方は、お金をどのように節約をするべきかがあまり得意ではないようです。
皆さんは、今回の記事を見てどのように感じましたか?
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