若いうちに働き、ある程度、歳を取ったら早期リタイアをすることでストレスのない生活を送りたいと考えている方は多くいるのではないでしょうか。
しかし、早期リタイアと言っても一体いくらあれば出来るのかは疑問に感じる方は多くいるのではないでしょうか。
最近は、日本でも若い方から経済的な自立で早期なリタイアをする
FIRE:Financial Independence Retire Early
と言う言葉を聞くようになったのではないでしょうか。
まずは、FIREを簡単に説明すると
■お金に縛られず馬車馬のように働かない
と言う発想となります。
そうなると、実際、FIREを行うために必要な貯蓄はいくら貯めればいいのか(積立て)を考えていきます。
まずは、FIREを行う上で下記の数値は覚えておくことでFIREをする為にはいくらのお金を貯めておけばよいのかが分かります。
■25倍
■4%ルール
それでは、以降に、複利効果を利用したFIREのやり方を以降に見ていきます。
詳細は、以下に記載します。
以降は目次です。
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目 次
前回の記事
複利効果とは
まずは、FIREのやり方を理解する前に複利効果とはどのようなものかを見ていきます。
複利効果に関しては、アインシュタインが
■人類最大の発見
■宇宙で最も偉大な力
と言われており、時間をかければかけるほど、元本が複利効果で増大していきます。
仮に元本:100万円を年利4%で運用をした場合
■1年目に利子:4万円が発生し、元本が1,040,000円
■2年目には、1,040,000円の利子:41,600円
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■5年目には、1,169,859の利子:46,794円
となり、5年間運用をしただけで元本100万円に対して+216,653円が増加しています。また、運用を18年続けた場合、元本の100万円が2倍の200万円となります。
その為、複利効果を体験したいのであれば、長い時間運用を行うことで資産を増やすことが可能です。
世界屈指の大富豪であるウォーレン・バフェット氏も早いうちから貯蓄をすることを進めており、複利効果を利用した資産運用が重要と言うことが分かります。
■早いうちから貯蓄することを学ばないのは、大きな間違いだ。
なぜなら、貯蓄は習慣だからだ。
ゆっくりお金持ちになるのはたやすいが、手っ取り早くお金持ちになるのは極めて難しい。
FIREに向けての目標金額
まずは、FIREの考え方になりますが、早期リタイアを行うために必票な金額は下記の通りです。
その為、FIREに必要な金額になりますが、自分自身がどのような生活を送りたいのかで変わってくることになります。
不労所得だけで生活を行いたいと言うのであれば、それなりの目標金額が必要となります。
実際に、年間:300万円が必要と考えると300万円の25倍の金額が必要となる計算になるので
■目標額:7,500万円
を貯蓄する必要があります。
さらに、不足分が400万円必要と考えると、目標資産額は、1億円と言うことになります。
その為、ただやみくもに早期リタイアをし、不労所得で生活をしたいと考えても、それなりの努力が必要と言うことになります。
40歳でFIREをしたいというのであれば、22歳から働いたとして18年のうちに上記の金額を貯蓄する計画を立てる必要になります。
私としては、早期リタイアを単純に考えてもいいのですが、資産運用だけのFIREに拘らず
■サイドFIRE
と言う考えでも良いのかもしれません。
サイドFIREは、働きながら資産運用を行うことで、ストレスの少ない働き方をする方法になります。
週に2、3日働き、年間:150万円を稼ぎ、足りない不足分を資産運用部分で取り崩す運用です。
年間:300万円の生活を行う場合、バイトや副業で年間150万円を稼げるので有れば、不足分は、150万円となるので、
■目標額:3,750万円
となりFIREの目標金額のハードルも下がったと考えます。
複利効果を利用したFIREのやり方
複利効果を利用したFIREの行い方になりますが、上記でも記載しましたが
■4%ルール
と言うものがあります。
実際にFIREの考え方ですが、
■運用利回り:7%
■物価上昇率:3%
の場合、7%-3%=4%となり、年間の生活費×25の資産を年間4%以内に抑えることが出来れば、資産が目減りすることなく生活することが出来ると言う考えになります。
しかし、この4%ルールに関しては、米国での考え方になりますので米国市場の成長率:7%と物価上昇率:3%の差についての考えになります。
その為、どのような、商品で運用を行ってもいいのかと言う考えではなく、米国資産である
■S&P500
を中心とした考え方になると言うことは理解して下さい。
それでは、S&P500だけで運用していれば問題ないのかと言うと、現在の米国市場では、株安の傾向が続いている為、成長率が7%も出ている状況ではありません。
その為、米国市場に偏った運用を行っていると、米国市場が衰退した場合、FIREなどと言っている場合ではなくなります。
リスクを考え、ある程度は、資産運用する商品は分散を考えるべきです。
その為、FIREを考え資産運用を行うのであれば、手数料の少ないインデックスファンドで
■eMAXIS Slim全世界株式オール・カントリー
■eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
■SBI・V・S&P500インデックスファンド
で運用を行うのも良いのかもしれません。
株式だけでは、心配問うのであれば、債券を含めさらに分散投資を行うなど考え運用したほうが良いのかもしれません。
債券などを含め分散を考えた場合、資産が目減りするリスクは減りますが、運用利回りは株式のみで運用するよりかは、リターンが減ると言う考えは忘れてはいけません。
とにかく資産運用を考えるのであれば、つみたてNISAなどの制度を利用し資産運用を心が得て下さい。
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お金は寝かせて増やしなさい
将来受給できる年金額が少ないと感じているのであれば投資信託のインデックス投資を検討してみては!
本のタイトル通りですが、「お金は寝かせて増やす」素晴らしい言葉です。
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松井証券で取り扱う投資信託は、ノーロード(購入時手数料無料)と低コストを意識した商品でラインナップされています。投資信託を始めたいと言うのであれば、松井証券で口座開設を行ってみてはどうでしょうか?
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資産運用を心が得るうえで一番重要なことは、手数料が安い・かからないことが重要です。
とにかく、インデックスファンドは
■信託報酬はとにかく安い
■購入・売却手数料は無料
と言う商品を選び購入することをおすすめします。
さらに、長期で運用するのであれば、「配当金を分配しない」「償還日の設定が無い」商品を選んでください。
月額いくら必要なのか
FIREをするのに月額いくら必要なのかは、自分自身がどのような生活を送りたいかで決まります。
上記にも記載しましたが、年間:300万円あれば問題ないと考えるのであれば、7,500万円が必要になります。
仮に、年間:400万円が必要であれば、1億円が必要になります。
7,500万円や1億円などと聞くと、そんなに貯蓄はできないと考えられてしまいますが、仮に、23歳から月額15,000円を4%の商品で運用した場合、
で貯蓄することが可能です。
また、資産を5%で運用した場合は、
で貯蓄することが可能です。
その為、本当にFIREを行いたいのであれば、長期で資産運用を行うことが出来れば、1億でも貯蓄することは可能となります。
若いうちは、15,000円の貯蓄でも、30歳、40歳ともなれば、月額に貯蓄できる運用額も増えてくるかもしれませんので、気長に、資産運用を行うことをおすすめします。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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