老後に始める投資は危険|投資で失敗しない為にどうするべきか【投資信託】 - Happy old age(幸せな老後)
FC2ブログ

老後に始める投資は危険|投資で失敗しない為にどうするべきか【投資信託】

316_アイキャッチ


記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

今回の記事は、

老後に始める投資は危険|投資で失敗しない為にどうするべきか【投資】

に関しての記載になります。


7311b.png
 

勤めていた会社を定年退職し、まとまったお金(退職金など)を受給した時に投資を始めることは非常に危険です。

若いうちから投資の経験があるのであれば問題ないのですが、退職後に投資デビューを安易に考えてはいけません。

特に「俺なら」「私なら」大丈夫と言うよくわからない過信は捨てるべきです。

老後の収入源になりますが大抵の方は、公的年金がメインになると思いますが、公的年金だけでは、老後の生活は非常に厳しく年金以外の収入源」か「貯蓄」が必要になってきます。


その為、老後の生活を送る上で退職金は、如何に減らさないでいられるか考えることが重要になります。

これは、過去にも記事を記載していますが、大手銀行などの退職金運用プランを安易に活用し老後資金の運用を行おうと考えている方は少しお待ちください。

それでは、大手銀行が行なっている退職金プランがどのようなものかを確認すると


■退職金の半分を定期預金
■退職金の半分を投資信託


で運用させるようなプランが多く、特に定期預金の金利が非常に高くお得なように見受けられます。

しかし、定期預金の金利は、最初の3ヵ月のみが高金利(小さな字で注意として書いてあります)で、以降は通常の0.01%の金利になると言うものが多いです。

さらに、購入させられる投資信託も


■販売手数料が高く
■信託報酬も高い


と言う商品です。

定期預金で高金利が付いたとしても、期限付きで大した金利はではありません

また、購入した投資信託の購入手数料、信託報酬(年間の維持費)が高ければ、


■銀行は、手数料がたくさん受け取れる
■購入者は、手数料をたくさん取られる


ことになり、銀行は売上げが上がりますが購入者は商品の基準価額が下がれば損をするだけです。

若いうちから投資で痛い目を見ている方は、上記のような商品に騙されませんが、高齢者で投資デビューを迎えるような方には非常によろしくないプランになります。

大手の銀行だから大丈夫などと言う考えは、まず、捨てて下さい。


それでは、老後に投資を始めるために失敗しない為にはどのようなことに気を付けるべきかを記載します。

詳細は以降に記載します。
以降は目次です。

 目 次 

前回の記事

投資初心者が気を付けるべき事項




7acde8bd42ce9464abd1ab84a1d5f3d4.png

投資を初めて実施する人が陥りやすい間違えに関して記載します。

上記にも記載しましたが、大手の銀行にお金(退職金)の話をすれば大丈夫などと言うことは考えるべきではありません。

また、過去にも外貨建て保険で苦情が最多と言う報道もされていました。


それでは、以降に投資初心者が気を付けるべき事項を記載します。



ハイリスクな商品に手を出さない



FXや先物などのハイリスクな取引には手を出さないことをおすすめします。

老後に投資を行う上で一番重要なことは、元本(退職金など)を減らさずに運用を行うことが一番重要です。

その為、ハイリスクな商品で運用を行うことによるリスクを背負うことはありません。

FXなどのハイリスクな商品で取引を行うと、運が良ければ大金を手に入れることが可能です。

しかし、損失を出してしまった場合、元本が少なくなるだけならばいいですが、ロスカットで元本自体(退職金など)が無くなってしまうこともあります。

老後生活を考えれば、折角、働き手に入れた退職金をハイリスクな取引で元本を割ることが無いようにするべきです。

特にFXは、9割の方が損、1割が勝つと言われています。

そのような中で投資の初心者が勝ち続けることは、まず不可能と考えて下さい。

私としては、老後にハイリスクな商品で運用を行うよりかは、極力、リスクの少ない


■投資信託


で運用をすることをおすすめします。



一つの商品に集中させない



投資の世界には、


■一つのカゴに卵を盛るな


と言う格言があります。

どのような格言かと言うと


一つのカゴに卵を盛るなの格言
卵を一つのカゴに盛ると、そのかごを落とした場合、全ての卵が割れてしまいます。しかし、卵を複数のカゴに入れておけば、一つのカゴを落としても全ての卵は割れないで済むと言う格言です。


要するに特定の商品だけに投資を行うのではなく複数の商品に投資を行い、リスクを分散させると言う考え方(分散投資)になります。

その為、投資で運用するのであれば、1商品に集中投資するのではなく複数分散で資産を運用することでリスクを分散させることをおすすめします。

しかし、商品を複数分散で購入をしたとしても、同じような商品で運用を行った場合は、商品の価額が下落するタイミングが同じであり分散効果が得られません。

その為、購入するのであればインデックスファンドで、


■株式:50%
■債券:50%


のような分散投資を行うことをおすすめします。


株と債券の関係性ですが
■株が上昇すれば債券は下落
■株が下落すれば債券は上昇
と言われています。







投資信託購入時、信託報酬を確認する



投資信託には、以下の手数料があります。


■買付時信託財産留保額
■売却時信託財産留保額
■信託報酬


買付時信託財産留保額」は、購入時にかかる手数料で、「売却時信託財産留保額」は、売却時にかかる手数料になります。

この手数料は、ノーロードと言われる手数料が掛からない投資信託も存在しますので購入時は、ノーロードかどうかは確認してみて下さい。

投資信託の手数料で一番気にしなければいけない手数料は、「信託報酬」となり、これは、投資信託を管理・運用する為の経費として納める手数料となり、投資信託を保有している限り投資家が支払う手数料になります。

この手数料は、直接、投資家が払うのではなく投資信託の純資産から数%と言った形で差し引かれることになります。

その為、投資信託で長期運用を行うのであれば、


■信託報酬が安いもの


を選ぶことが重要です。





毎月配当金の商品は購入しない



投資信託で運用を行う場合、毎月配当金を出す投資信託があります。

今では、あまり人気がありませんが、ほんの2、3年前では、かなりの人気があった商品です。

毎月配当金がもらえる為、利率だけで考えれば、10%~20%以上の商品はかなり存在しました。

その為、当該商品を1千万円購入すれば、配当利回りが20%であれば

■毎月16万円以上の配当金

を受けられることになります。

配当金には、20.315%の税金が取られる為、

■約13万円の配当金

を得ることが出来ます。

これだけ聞けば、物凄く得をする商品に聞こえますが、


■配当金は補償されていない
■配当金の利回りは補償されていない


と言うことを理解して下さい。

毎月支払う配当金が健全な配当金ならばいいですが、人気取りのために無理やり配当金を出している商品は存在します。

その為、投資家から集めたお金から配当金を出すと言う


■タコ足配当


をする商品もあります。

そのような商品は、基準価額が配当金を出すたびに下落していくと考えてもらって問題ありません。

また、この手の投資信託は、信託報酬なども高くお勧めできる商品ではありません。

購入した時は、配当金がそれなりに出ましたが、その内、配当金が減額

さらに配当金が減額され、最後には、無配当と言うことになりかねません。

その時に購入した商品を売却しようとしても基準価額が半値くらいまで下落していた場合は、売るに売れない状況になっているかもしれません。

売却できなければ、資産はどんどん下落していき折角の退職金がほとんどなくなってしまう可能性があります。

その為、高配当を歌うような投資信託は購入すべきではなく、購入するのであれば、


■配当金を出さない
■インデックスファンド
■信託報酬は安い


商品を選ぶべきです。



老後に投資を行うのであれば



まず、老後で投資を行うのであれば、上記までに記載してきた通り


■銀行の退職金プランで運用しない
■ハイリスクな商品で運用を行わない
■購入する商品は分散投資を行う


ことを心がけて下さい。

また、老後の資産運用なので運用を行うのであれば


■株ではなく投資信託で運用


をしてください。

また、購入する投資信託は、


■信託手数料が安い
■配当金が出ない
■購入・解約手数料が掛からない


商品を選んで購入し、購入する投資信託は、


■国内:株式(25%)
■国内:債券(25%)
■外国:株式(25%)
■外国:債券(25%)


で購入することを心がけて下さい。

私は、国内に関しては、株のみで、国内関連の投資信託は購入していません。





老後の資産運用はどのようにするべきか




7acde8bd42ce9464abd1ab84a1d5f3d4.png

老後の資産運用ですが退職金などを全て投資信託などの商品で運用をするのではなく、まずは、


■短期で使用する資金
■長期で使用する資金


2通りに分け資産管理を行ってください。

短期と長期に分ける理由ですが、全て投資信託で運用を行ってしまった場合、即日現金にすることが難しい為、


■現金化しやすい資産
■現金化しなくて良い資産


に分けて運用して下さい。



短期で使用する資金の運用は



短期で使う資金は、1、2年で使用する生活費(年金での不足分)を銀行の普通預金、定期預金で運用して下さい。

全ての資金を投資信託で運用してもいいのですが、投資信託は、売却指示をしたからと言ってすぐに現金にはなりません

その為、急に現金が必要となった場合を考慮して、


■普通銀行・定期預金


にある程度の現金は入れておくべきです。

また、投資信託を購入した瞬間に市場が悪化し購入した商品が下落した場合は、売るに売れませんのである程度は銀行に現金を入れておくべきと考えます。

銀行にお金を入金するにしても少しでも金利の高い銀行にお金を預けたいと考えますので、私としては、ネット銀行(SBI銀行など)をお勧めです。

ある程度であれば、振り込み、引き出しの手数料が無料になるので大手銀行よりお得です。



長期で使用しない資金は投資信託で



長期で使用しない現金に関しては、リスクの低い投資信託で運用を行うことをおすすめします。

290_001.gif

上記までに記載した通り購入する商品は


■国内:株、債券の投資信託
■外国:株、債券の投資信託


で運用を行い、購入する商品は信託報酬が少ないインデックスファンドで運用をしてください。

私は、国内の投資信託で運用をしていませんが、下記の商品は信託報酬も安くお勧めです。


■SBI・V・S&P500インデックスファンド
■eMAXIS Slim全世界株式
■<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックス


上記の投資も私としては、一点注意がありますが、一括で商品を購入すると高値掴みをする可能性があるので、投資信託を購入する場合は、複数回に分けて購入して下さい。

高値掴みを防止するリスクとして複数回に分けて購入することをおすすめします。



最後に:投資で失敗しないためには



どうでしょうか?

老後に始める投資は危険|投資で失敗しない為にどうするべきか

に関して記載しました。


7311b.png


老後に始める投資は、非常に危険です。

投資は、若いうちから実施し失敗を繰り返しながら成長をする物です。

その為、何も失敗もしていない投資初心者がいきなり大金である退職金を投資で運用を行う場合は非常にリスクがついて回ってきます。

これは私の考えですが、若いうちの投資であれば、ある程度のリスクを背負っての投資は可能です。

しかし、高齢になってからの投資ではリスクを背負うことは極力避ける必要があります。

若い方は、失敗をしてもお金や取り戻す時間はありますが、高齢の方は失敗した場合、お金や取り戻す時間があまりありません

その為、老後の資産運用は、


■リスクとは何か
■どうすればリスクが減るのか


を考え老後の投資を行うべきです。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。






ブログランキングに参加しています。
記事の内容に好感を持っていただけましたら、クリックをお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ
BLOG RANKING



記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
皆さんの幸せのお手伝いができれば幸いです。

関連記事

コメント

非公開コメント

happyoldage

管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

コメントを頂けると励みになりますのでよろしくお願いします。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索フォーム

ブログランキング

ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!

ブログ村の入口
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングの入口

最新の記事

「年収の壁」が廃止?|一部のパート主婦だけが保険料免除は不公平【パート主婦】 Oct 03, 2023
サラリーマン増税開始?|将来に希望が持てるように退職金と給与所得控除の見直し?【増税】 Jul 18, 2023
パート主婦:年収の壁が廃止|従業員一人あたり50万円の助成金を検討【第3号被保険者】 Jul 09, 2023
パート主婦:扶養がなくなったらふるさと納税を実施してみては?【パート主婦】 Jun 24, 2023
児童手当の高校生まで拡大はいつから?|高校生までの扶養控除は廃止される?【子供手当】 Jun 17, 2023