【在職老齢年金】65歳から働く場合の注意点|働くほど年金が支給停止される? - Happy old age(幸せな老後)
FC2ブログ

【在職老齢年金】65歳から働く場合の注意点|働くほど年金が支給停止される?

306_アイキャッチ


記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

今回の記事は、

在職老齢年金:65歳から働く場合の注意点|働くほど年金が支給停止される?

に関しての記載になります。

● ● ●

まず、60歳以降に年金を受給しながら働いた場合、給料や賞与の額によっては、受給している年金額が

■一部カット
又は
■全額支給停止

になるかもしれないと言う制度をご存知でしょうか。

その制度の名前は、「在職老齢年金」と言う高齢者の働く意欲をなくしてしまうような制度です。

どのような制度なのかを日本年金機構から在職老齢年金とは、どのような制度なのかを確認すると下記のような記載があります。


在職老齢年金とは
70歳未満の方が会社に就職し厚生年金保険に加入した場合や、70歳以上の方が厚生年金保険の適用事業所にお勤めになった場合には、老齢厚生年金の額と給与や賞与の額(総報酬月額相当額)に応じて、年金の一部または全額が支給停止となる場合があります。

引用:日本年金機構の「在職中の年金(在職老齢年金制度)」


簡単に言えば、60歳以降、受給する年金額と給与や賞与の額に応じて年金の一部、または、全額停止される高齢者のいじめの制度です。

高齢者に働けと言う割には、ある程度の収入がある場合は、本来受給できる年金額を一部、又は、停止されると言うものです。

さすがに、60歳~65歳までの総報酬月額相当額が28万円と言う額は、2022年4月1日からは、

■28万円→47万円

に変更されるようです。

それでは、65以降働く場合の注意点である年金支給停止額はどれくらいになるのかを記載していきます。

詳細は以降に記載します。
以降は目次です。

 目 次 

前回の記事

在職老齢年金とは



まずは、在職老齢年金の制度に関して簡単に記載します。

在職老齢年金とは、60歳以降働きながら年金を受給し、年金と給与の合計がある一定を超えると年金がカットされる制度です。

要するに、年金を受給しながら働くと馬鹿を見る制度となります。

その為、60歳以降、厚生年金に加入し給与をもらいながら年金を受給すると、給料と年金月額の合計額が一定額を超過した場合、

■年金受給額が全額

または

■一部カット

されてしまいます。

給料と年金月額の合計額(給料と年金12分の1の合計額)が下記の通りなると全額停止、一部カットになります。

■60歳~65歳まで:28万円
■65歳以上    :47万円

28万円の金額に関しては、2022.4.1から47万円に変更されることになります。

現時点では、会社員の定年は、60歳から65歳、さらには、70歳と年齢が引き上げられています。


60歳~65歳までの間に年金を受給しながら働くと、年金が減額されてしまうことになります。


●年金の繰上げ支給は注意


年金を65歳以下で受給する方は、ごく一部の方(特別支給の老齢厚生年金)の為、これから65歳を迎える方はあまり気にしなくて良いのかもしれません。

しかし、給与が少ないからと言って

■年金の繰上げ

を行い60歳から年金を受給していると知らない間に年金の一部がカットされていると言う現象が起きる為、注意する必要があります。

特に年金の繰上げ支給は、一度請求してしまうと変更はできませんので、折角、少ない給与を多くするために行った年金の繰上げ支給が全く意味のないものになります。

その為、年金の繰上げを行いながら働き給与をもらっていると在職老齢年金で支給が少なくなってしまうと言うことは認識して下さい。


支給停止額は



それでは、在職老齢年金ですが、どれくらいの年金が支給額停止されるのかを以下に記載します。

まず、支給停止額の記載をする前に基本的な用語の説明になりますが、「基本月額」と「総報酬月額相当額」とは以下の意味になります。


■基本月額とは

老齢厚生年金(報酬比例部分)の月額

■総報酬月額相当額とは

その月の標準報酬月額+(その月以前1年間の標準賞与額の合計)÷12



●年金支給停止額

306_001.gif

■計算方法1

基本月額-(総報酬月額相当額+基本月額-28万円)÷2

■計算方法2

基本月額-総報酬月額相当額÷2

■計算方法3

基本月額-{(47万円+基本月額-28万円)÷2+(総報酬月額相当額-47万円)}

■計算方法4

基本月額-{47万円÷2+(総報酬月額相当額-47万円)}


●例えば

以下の年金と給与を受給している場合、

■年金受給額が10万円
■報酬月額が40万円の場合

年金支給停止額は、全額支給停止になります。

計算式は、

((10万円+40万円)-28万円)÷2

となり計算結果は、11万円の金額になります。

年金:10万円から11万円を引くと、マイナスの金額になるので、年金は全額支給停止となります。

その為、月の報酬は、報酬月額:40万円のみが支給されることになります。


在職老齢年金の変更点



在職老齢年金は、2022年4月1日から28万円→47万円に変更となり、上記例と条件が同じ場合、

■年金受給額が10万円
■報酬月額が40万円の場合

年金支給停止額は、1.5万円となり8.5万円の年金を受給できることになります。

計算式は、

((10万円+40万円)-47万円)÷2

となり計算結果は、1.5万円となります。

年金:10万円から1.5万円を引くと、8.5万円の金額になるので、年金は一部カットされ8.5万円を受給することになります。

その為、報酬月額:40万円と年金の8.5万円の合計4.85万円を受取れることになります。


最後に:65歳から働く場合の注意点



どうでしょうか?

【在職老齢年金】65歳から働く場合の注意点|年金が支給停止される?

に関して記載しました。

老後に働いても受給できる年金額が減額される在職老齢年金に関して記載しました。

少子高齢化の為、年金受給額が年々減額されるかもと言われる状況で、働けば働くだけ受給できる年金が減額されると言う制度です。

はっきり言って、高齢者の労働意欲をなくさせるだけの制度です。

60歳~65歳までの年金支給停止額を2022年から28万円→47万円に変更したことは良い事とは思います。

年金の支給制限は、ある程度はあるべきとは考えますが、折角、働いて得た対価の為に支給されるべき年金が一部カット、支給停止になるのは納得いきません。

このような制度の為に高齢者の労働意欲をそぐことはどうなのかと思われます。

その為、65歳以上も厚生年金に加入し働き続けるのであれば、在職老齢年金の47万円と言う金額を認識し働くべきなのかもしれません。
65歳以上も働き対価を得るのであれば、年金の繰下げ支給を行い、年金支給年齢を70歳に変更すれば良いのではないかと考えます。

しかし、第3号被保険者の専業主婦がいる場合は、年金の家族手当と言われる加給年金が受給できなくなりますので注意が必要です。


皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。





ブログランキングに参加しています。
記事の内容に好感を持っていただけましたら、クリックをお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ
BLOG RANKING



記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
皆さんの幸せのお手伝いができれば幸いです。

関連記事

コメント

非公開コメント

happyoldage

管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

コメントを頂けると励みになりますのでよろしくお願いします。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索フォーム

ブログランキング

ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!

ブログ村の入口
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングの入口

最新の記事

年金だけでは生活費が不足する|老後資金をどう確保する?【投資信託】 Oct 27, 2021
専業主婦の年金額は約78万円|老後資金をどう増やす【年金】 Oct 25, 2021
老後の資金はいくら必要?|65歳までに準備するべき資金は?【老後】 Oct 20, 2021
年金がもらえないは嘘。でも年金だけで生活は非常に厳しい【老後】 Oct 15, 2021
専業主婦の年金受給はずるい?|専業主婦優遇は廃止すべきなのか【老後】 Oct 08, 2021