専業主婦:65歳からの年金いくらもらえる?|年金受給額を増やすための準備は?【年金】 - Happy old age(幸せな老後)
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専業主婦:65歳からの年金いくらもらえる?|年金受給額を増やすための準備は?【年金】

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記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

今回の記事は、

専業主婦:65歳からの年金いくらもらえる?|年金受給額を増やすための準備は?

に関しての記載になります。

● ● ●

まずは、専業主婦の方の年金額はいくら受給できるのかと言うことになりますが、令和元年のデータ(厚生労働省)で老齢基礎年金の女性が受給できる平均年金額

■ 月額53,699円

となっています。

詳しい年金の受給金額を確認したい方は過去に年金受給額に関する記事を記載していますので確認してみて下さい。



上記で記載した年金額は、あくまでも65歳から受給できる老齢基礎年金(女性)の平均額です。

特に、専業主婦の方は、専業主婦になる前は、会社勤め(厚生年金加入者)であった方多いいと考えられます。

その為、専業主婦の方が受給できる年金額

■ 老齢基礎年金+老齢厚生年金

を受給できると考えます。

65歳から受給できる大体の年金額を調べたいと言うのであれば、下記の2通りで確認ができます。

■ 日本年金機構にログインし将来受給できる年金額を確認する
■ 誕生月にくる年金定期便で受給額を確認する

しかし、「日本年金機構にログインするアクセスキーが分からない」「年金定期便が無い」と言う方もいると思われます。

そのような方は、会社勤めであった時期の平均年収から大体の老齢厚生年金の金額が算出できますので確認してみて下さい。

それでは、専業主婦の方

■ 65歳から受給できる年金額はいくら
■どうすれば年金受給額を増額できる

に関して以降に記載していきます。

詳細は以降に記載します。
以降は目次です。

 目 次 


前回の記事


専業主婦の方が受給できる年金額は?



上記にも記載しましたが、令和元年での女性が受給できる老齢基礎年金額(平均)は、

■ 月額53,699円

となっています。

この金額は、老齢基礎年金を受給している女性の年金額(平均)になります。

本来であれば、20歳から60歳までの480ヶ月の間に国民年金の未納期間が無ければ、令和3年での受給額は

■ 65,075円

を受給することが出来ます。

その為、国民年金に関して言えば、年金未納などの状態をなくし65歳から受給できる老齢基礎年金は満額受給できるようにしてください。

たとえ、年金支払いの時効(2年間)が過ぎてしまい国民年金を納めることが出来なくてもあきらめず、60歳~65歳までの期間に使用できる制度

■ 任意加入制度

を利用し未納期間分の国民年金を納めて下さい。

まずは、年金は、減らされるのが当たり前でなく、満額受給できるのが当たり前と言う考えでいて下さい。

● ● ●

それでは、65歳から老齢基礎年金を満額受給できるとして、どれくらい専業主婦の方が老齢厚生年金を受給できるかを考えていきます。

2020年度の平均年収は、いくらかと言うと

■ 436万円

と言う金額となっており、さらに男女別でみると

■ 男性:540万円
■ 女性:296万円

を受給しているとのことです。

それでは、女性の平均年収の296万円を例にして65歳から受給できる老齢厚生年金額を考えていきます。


算出式
(296/12)×0.005481×厚生年金加入月


上記の計算式で算出すると年間に受給できる年金額が算出されるので、算出された金額を12で割り、老齢基礎年金額(満額):6.5万円を合算した金額は以下の通りです。

勤めた期間 年金額
1年 6.6万円
5年 7.1万円
10年 7.8万円
15年 8.5万円

上記の表に記載した通り、年収:296万円で15年間会社勤めをしたとしても65歳から受給できる老齢厚生年金は月額2万円プラスされるだけと言うことが分かります。

しかし、2万円だけとはいえ、このプラスの金額は終身で受け取れることを考えれば非常に有意義な収入です。

正直、働けば働くほど、65歳から受給できる老齢厚生年金は増加していきますが、増額される金額が非常に少ないのも事実です。

その為、専業主婦の方が受給できる年金額はあまり期待が出来ないと言うことが分かります。

旦那さんと夫婦仲良く暮らしている分には、問題ありませんが、旦那さんが亡くなってしまった場合、一人で暮らすには心もとない年金額と言うことが分かります。

旦那さんが亡くなってしまった場合は、専業主婦の方であれば、遺族厚生年金も受給することが出来ます。

その為、ある程度は問題ないのかもしれませんが今まで通りの生活は厳しくなるのではないでしょうか。

過去に遺族年金に関しての記事を記載していますので興味がある方は確認してみて下さい。




この章でのポイント
■ 国民年金は満額収める
■ 未納がある場合は、任意加入制度を利用
■ 将来受給できる老齢厚生年金は意外に少ない



年金額を増加するための準備



まず、考えなければいけないことで一番重要なことは、65歳から受給できる年金をどのように増やすのかを考える前に、

どうすれば受給できる年金を減らさないで受給できるかを考えることが重要です。

その為、以下のような年金未納状態の場合は注意が必要です。

その為、誕生月に届く年金定期便を確認し年金の未納期間が無いことを確認して下さい。


■ 20歳~60歳までの間に未納期間が存在
■ 学生時代に学生納付特例制度を利用
■ 年金免除や猶予期間が存在した場合


上記の状態がある場合は、65歳から老齢基礎年金を満額受給することが出来ませんので注意が必要です。

その為、国民年金の未納期間(免除や猶予期間)がある場合は、60歳~65歳までの間に、任意加入制度を利用して国民年金の未納期間をなくすように努力するべきです。

● ● ●

さらに、増額させるポイントになりますが、任意加入制度を利用する場合は、付加年金を利用することが出来ますので是非加入できる方は加入して下さい。

正直、増額される年金額は少ないのですが、元はすぐに回収できます。

さらに、増額される年金は終身で受給できるので大変お得な年金になります。

具体的に付加年金がどのようなものかを簡単に以下に記載します。

月額:400円を支払う(付加年金)ことで、65歳から受給できる老齢基礎年金に


■ 月額200円×付加年金に加入した月数


年金額が増加されます。

要するに、1年間付加年金に加入した場合、


■ 1年間に収める金額は、4,800円


となりますが、65歳から受給できる年金額は、老齢基礎年金

■ 200円×12ヵ月:2,400円

の金額がプラスされることになります。

上記の金額は、年額なので、月額に受給できる金額は、200円と少ないですが、これが終身で受け取れることになります。

金額だけ見ればわかりますが、受け取れる金額が非常に少ないのでこんなの意味がないと思われがちです。

しかし、2年間老齢基礎年金を受給すれば元が取れる非常に優秀な年金と言うことも忘れてはいけません。

また、付加年金の注意事項としては、国民年金基金に加入している場合は、付加年金に加入することが出来ませんので注意して下しい。

専業主婦の方は、国民年金基金に加入できないので正直、問題ないとは思います。

● ● ●

上記の対応を行えれば、65歳から受給できる老齢基礎年金は減額されることもないので、令和3年で言う

■ 老齢基礎年金(満額):65,075円+付加年金

を受取ることが可能になるかもしれません。

● ● ●

以降に記載する内容が、今回のメインであり、専業主婦の年金額をどのように増額を行わせるようにするかを記載していきます。

しかし、65歳の時は下記の点を非常に注意し検討して下さい。

その為、専業主婦の方は、65歳~70歳(75歳)までの間に下記の制度を利用し年金額を増やしてください。

■ 年金を繰下げる
■ 積極的に投資を行う
(つみたてNISA、iDeCoなど)

年金の繰下げは、確実に年金が増額されますので、専業主婦の方が年金を増額させたいと言うのであれば、「年金を繰下げる」ことを考えるべきかもしれません。

繰下げるとどれくらい年金が増額できるかと言うと

■ 70歳まで:本来受給できる年金額の42%増額
■ 75歳まで:本来受給できる年金額の84%増額

年金自体の収入が少ないのであれば、上記で増額は可能になります。

しかし、65歳~70歳(又は75歳)までの間の年金が受給できない時の収入源をどうするべきか考える必要があります。

その為、収入が無い場合の収入の不足分は、積極的に投資を行った「つみたてNISA」「iDeCo(イデコ)」などで賄えれば問題ないと言う認識です。

年金の家族手当:加給年金



次に記載するのは、専業主婦の方の特権でもあります加給年金についての記載になります。

加給年金は、通常、年金の家族手当と言われている年金になります。

この加給年金は、専業主婦の方が受給できる年金と言うよりも65歳を迎え老齢厚生年金を受給することが出来る旦那さんが受給できる年金です。

それでは、受給条件は、以降に記載していきますが、どのような方が加給年金をもらえるのかと言うと


■ 旦那さんが65歳で老齢厚生年金を受給
■ 専業主婦の方が65歳になるまで


の方が受給できます。

悲しいことに、年下の奥さんは加給年金をもらうことが出来ますが、年上の奥さんではもらうことが出来ません

受給できる金額などは、以降に記載しますが、続いて、受給条件は以下の通りです。


■ 旦那さんの厚生年金加入期間が20年以上
且つ
■ 65歳で老齢厚生年金を受給


また、加給年金は、家族年金ともいわれているので、旦那さんに生計を維持されている配偶者または子供がいる場合に加算されます。

さらに、加給年金での注意事項ですが、旦那さんが老齢厚生年金の繰下げを行うと繰下げ期間の間は、加給年金の受給できませんので注意して下さい。

旦那さんの年金を増やすつもりで年金の繰下げを行うのであれば、老齢基礎年金のみを繰下げて下さい。

そうすれば、旦那さんの年金も増額でき、さらに、加給年金も受給できることになります。

詳しくは、日本年金機構「加給年金額と振替加算」を参照して下さい。

また、日本の年金システムなどは、申告制なので、受給資格などがあったとしても加給年金を受給する申請などは自分で行う必要があるので注意が必要です。

誰かが手続きをしてくれるなどと思っているともらえません。

なので、このような制度は、関係ないと考えるのでなく頭の片隅にでも入れておいてください。

また、下記のような方は、専業主婦でも支給が停止されますので注意して下さい。


■ 配偶者が老齢厚生年金(被保険者期間が20年以上、共済組合等の加入期間を除いた期間が40歳(女性の場合は35歳)以降15年以上の場合)
■ 退職共済年金(組合員期間20年以上)
■ 障害年金を受けられる間


上記のルールがあるので、加給年金を受給するのであれば、奥さんは厚生年金に20年は加入しないようにするべきです。

それでは、加入年金がどれくらいの金額を受給できるのかを記載します。
 
289_001.gif
引用:日本年金機構 加給年金額と振替加算

また、加給年金には、特別加算が追加されるので、受給者の生年月日で変わりますので確認して下さい。
 
289_002.gif
引用:日本年金機構 加給年金額と振替加算

上記の金額を受給できますので、18歳以上の子供がいない奥さんの場合は、

■ 加給年金:390,500円
 224,700円+165,800円

を年間で受給できますので、是非とも手続きを怠らないで下さい。

受給できる期間は、奥さんが65歳になるまでですので、とてもお得です。


この章でのポイント
■ 加給年金は申請をしないと受給できません
■ 受給条件は旦那さんが老齢厚生年金を受給する時
■ 旦那さんが年金繰下げを行うのであれば老齢基礎年金だけ



旦那さんの収入を考慮した年金繰下げ



専業主婦の方の年金額を増やそうとすると、正直、年金の繰下げ支給を行うくらいしか考えられません。

しかし、年金の繰下げ支給を行う場合は、その期間の奥さんの収入がなくなることになりますので非常に注意が必要です。

その為、年金の繰下げ支給(65歳→70歳)を行った結果、65歳以上も現役時代と同様に働くことが出来るのであればよいのですが

■ 働くことが出来ない
■ 今まで以上には働けない

と言う時には、年金繰下げ支給を行っている期間の収入がなくなる(減額)されることになります。

その為、収入がなくなる(減額)された時の事を考え早めに

■ つみたてNISA
■ iDeCo(イデコ)

資産運用を行うことをおすすめします。

私としては、専業主婦の方にiDeCo(イデコ)はお勧めしません

その為、65歳からの年金繰下げ支給の為の資金としては、つみたてNISAの使用をお勧めします。


● ● ●

仮に、つみたてNISAで65歳までに500万円の運用資金がある場合、65歳から70歳までの間、1ヵ月に約8.3万円のお金を引き出すことが出来ます。

※「つみたてNISA」はあくまでも投資ですので、上記のように上手く行くとは限りませんので注意は必要です。

さらに、旦那さんの「年金」と「貯蓄」に余裕があるのであれば、

2022年4月からになりますが、65歳から75歳まで年金を繰下げ支給することも可能です。

単純に500万円を10年間で割った場合、月に使用できるお金は4.1万円になることになります。

● ● ●

それでは、老齢基礎年金:6.5万円に対して、年金の繰下げ支給を5年、10年行った結果支給される金額は下記の通りになります。

■  5年:9.2万円
■ 10年:11.9万円

その為、専業主婦の方の年金を増加させたいと言うのであれば、計画的に年金の繰下げ支給を行い将来受給できる年金額を増やすことを計画してみて下さい。
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● ● ●

また、夫婦での年金を増やしたいと言う考えであれば、旦那さんの年金も繰下げ支給を行い将来受給できる年金額を増やすこともお勧めします。

しかし、奥さんが年下の場合は、上記に記載した加給年金を受給することが出来ますので、奥さんが年下の場合は

■ 老齢基礎年金

のみ繰下げ支給を行い、65歳から老齢厚生年金は受給するようにしてください。

そうしないと、65歳から加給年金を受給することが出来ないためです。


この章でのポイント
■ 年金を増額には、年金繰下げがベスト
■ 年金繰下げ期間の収入源を若いうちから運用で確保
■ 専業主婦は、税制優遇の恩恵が少なく「iDeCo」は向かない
■ 資産運用を行うのであれば①つみたてNISA、②iDeCo
■ 加給年金の受給資格があれば年金の繰下げは「老齢基礎年金」だけに



最後に:年金受給額を増やすための準備は?



どうでしょうか?

専業主婦:65歳からの年金いくらもらえる?|年金受給額を増やすための準備は?

に関して記載しました。

正直、老後に受給できる年金額は多ければ多いほどうれしいのですが、多く収入があると言うことはそれなりに税金が引かれます。

その為、年金をたくさん受給できても納める年金が増えるだけなので頑張って年金受給額を増やしても幸せになれるのかは、正直、疑問を感じます。

しかし、老後に貯蓄があるに越したことはないので、今のうちからどのようにすれば増額できるのかは考えたほうが良いのかもしれません。

特に、専業主婦の年金受給額は、旦那さんと比べると非常に少ない金額になります。

その為、年金額を増額させようとしても、自営業の方やフリーランスの方のように、

■ 国民年金基金
■ 付加年金

加入することが出来ないので簡単に年金を増額することは難しいです。

実際に年金を増額させようとすると

■ 個人年金(保険)に加入
■ iDeCo(イデコ)に加入

するしか方法が考えられません。

正直、個人で保険(年金)に加入したとしても、終身で年金を受給できるわけでもなく、さらに、さほど受給額も多くはないと考えられます。

仮に終身の保険の場合は、月額の保険料もかなりの金額を納めないといけないので保険料の負担は大きいです。

上記でも記載しましたが、専業主婦の方は、税制優遇をあまり得られませんのでiDeCo(イデコ)での運用は向いていません

税制優遇も得られない状態で、iDeCo(イデコ)の手数料などを支払うのは馬鹿らしいです。

これは私の考えになりますが、実際に運用するのであれば

■ つみたてNISA

で運用を行うべきです。

つみたてNISAは、年間40万円までが非課税ですので、それ以上の投資が可能であるのであれば、

■ iDeCo(イデコ)

でも運用すると言うことをおすすめします。

● ● ●

最終的には、専業主婦の方の年金を増額させる方法として、

■ 年金の繰下げ支給

と言う手段がありますが、本来受給できる年金を先に繰下げることで年金を増やす行為です。

その為、繰下げた分の収入が無くなる(減額)為、安易に年金繰下げを行うのではなく、

■ 旦那さんの年金額の確認
■ 年金以外の収入(加給年金や企業年金など)
■ 夫婦の貯蓄額

などを確認してから行うようにしてください。

人生は、お金が全てではありません。

しかし、お金(貯蓄)が全く無いよりも、貯蓄がある程度ある方が良いに決まっています。

やっとの思いで、

「子供を成人させ」「住宅ローンも支払い」「定年退職」を迎え、第2の人生を送ろうとしたときに、お金が無いと言うことで不自由な生活は送りたくはありません。

その為に、どのような老後のライフスタイルを送るのかは、頭の片隅に置いて生活を行っていきたいものです。

なんであの時にと後悔しても始まりませんので。

皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。





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記事:はっぴー@happyoldage
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管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

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