持株会はどれくらい儲かる?|持株会のメリットとデメリットは?【貯蓄】 - Happy old age(幸せな老後)
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持株会はどれくらい儲かる?|持株会のメリットとデメリットは?【貯蓄】

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記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

今回の記事は、

持株会はどれくらい儲かる?|持ち株会のメリットとデメリットは?

に関しての記載になります。

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まず、実際に勤めている企業で実施している持株会ですが「儲かるのか」「儲からないのか」を記載すると、私の場合は、儲かっています。

どれくらいの利益を上げているかと言えば、基準価格で利益の上下はありますが110万円の利益が今のところ出ています。

実施期間は2013年くらい(アベノミクスで株価が上昇したころ)に持株会に加入し、現在も加入中です。

私が勤めている企業は、IT関連企業の為、コロナ禍ではありますが営業利益はかなり出ている企業です。

その為、コロナバブルの波にのり株価も上昇しており、ここまで利益が出たと言う話にもなります。

全ての企業で実施している持株会で利益が出るのかと言うとそうではありません。

以降に持株会のデメリットも記載しますが


■会社の利益が出なかった
■市場が下落傾向となった


と言う理由から株価は下落します。

特に昨年から2019年以降にかけ、コロナ禍の為、利益が出ていない企業もあり、株価が低迷している企業も多いのも事実です。

その為、勤め先の経営が上手く行っていないと、持株会に加入していたとしても元本割れを引き起こす人も多くいるのも事実です。

しかし、持株会で購入できる株数は、自分で購入する「拠出金」以外にも、奨励金や配当金でも株は購入でき、自分で支払ったお金以上の株数が購入できることも魅力です。

その為、銀行にお金を預けるよりも、会社の福利厚生の一環で実施されている持株会に加入する方が将来の為の利益になります。

まだ、持株会に加入していない人は加入するべきなのかもしれません。

それでは、以降に、持株会の簡単な説明と、持株会のメリットとデメリットを以降に記載していきます。

詳細は以降に記載します。
以降は目次です。

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 目 次 


前回の記事

持株会とは


●持株会とは

企業が従業員に対して、自社株を給与や賞与(給与の掛け金の4倍など)から一定の金額を天引きすることにより自社株を共同購入する制度になります。

その為、持株会の加入は任意加入となり強制ではなく、勤めている会社からの圧力はありません。

従業員は、少額(1,000円など)から自社の株を購入することができ、また、購入した口数により配当金を得ることが出来ます。

さらに、企業の福利厚生の一環として補助金(奨励金)で自社株を購入することができ、拠出金以上の株数を購入することが可能となります。

簡単に言えば、毎月の掛け金以外にも、

■会社からの補助金(奨励金)
■配当金

自社株を購入することが出来ます。

通常、勤め先の株式を購入すると「インサイダー取引」を疑われる為、購入することが難しいのですが、持株会で自社株を購入することになるので、インサイダー取引は対象外となります。

これは、持株会のデメリットになりますが、勤め先の企業で株主優待制度があったとしても、株の名義は、持株会の名義となるので、基本的に株主優待は貰えません

しかし、株主優待は貰えないかもしれませんが、


■奨励金で株を購入できる
■配当金で株を追加購入できる


ことを考えれば、長期で資産運用を行うことで、拠出金以上の資産が生み出されるものと考えられます。

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以降に持株会のメリット・デメリットに関しての記載を行って行きます。

持株会のメリットとは


それでは、持株会に加入するメリットを以下に記載します。


持株会のメリット
■会社の業績が気になり社員のモチベーションが上昇
■奨励金や配当金により購入口数が増加
■インサイダー取引の非対象
■未上場の企業は上場した場合、利益が見込まれる
■給与や賞与からの自動天引きの為、資産運用が楽
■一度加入すると脱退手続きが面倒
■自社の利益が出ると株価も配当金もアップ
■売買単位以下でも購入可能



●持株会は社員のモチベーションが向上する

これは私の私見になりますが、持株会に加入したメリットとしては、「社員が会社の利益、会社の事業計画」を理解しようとします。

その為、社員のモチベーションも上がり会社の利益向上につながるものと考えられます。

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●会社の利益が上がれば株価も配当気も向上

上記にも記載しましたが、社員もモチベーションも上がることで企業の利益が向上すれば、企業の株価も上昇することになります。

さらに企業の利益が出れば配当金の増配される可能性もあります。

給料がちっとも上がらないと嘆く暇があれば、持株会に加入し株主に配当される配当金を受給したほうが良いと言う考えもあります。


●持株会はめんどくさがり屋に向いている

持株会に加入すると、給与や賞与から自動的に天引きされることになりなります。

その為、資産が勝手(給与や賞与の自動天引き)に運用されているというメリットもあり、自分で株を購入し運用するのは面倒と言う方には、とても便利な制度ではないかと考えます。

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●持株会は加入は楽だが脱会は一苦労

これは、私の思い違いかもしれませんが、持株会の加入は、非常に簡単にできますが、脱会しようとすると非常に面倒な書類を作成する必要があります。

下手をすれば、証券口座を自ら解約しないといけなくなり、かなり面倒な手続きが必要になります。


●持株会はインサイダ取引の対象外

自社株を購入したくてもインサイダー取引となってしまう可能性が高く購入をためらいがちになります。

しかし、持株会ではインサイダー取引の対象にならないので問題ありません。

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●未上場の企業はデメリットもあるがメリットも

未上場の企業に勤めている方で、持株会に加入していると、現金化は非常に難しいですが、自社株が上場した場合は、非常に大きな利益を生む可能性があります。



●持株会では売買単位は気にしない

通常、株を購入する場合は、売買単位を気にする必要があり、また、売買単位は、2018年に売買単位が100株で統一されています。

その為、株価:1,000円の株を購入しようとすると、10万円(1,000円×100株)の金額が無いと株は購入できません。

しかし、持株会では、1株単位で購入が可能なため、売買単位をいちいち気にする必要がありません。

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私からすれば、持株会の企業がある社員の方は、是非とも加入をすることを私はお勧めします。

しかしここまで、お勧めする持株会ですが、デメリットも存在します。

その為、持株会に加入するのであれば、メリットよりも、デメリットの内容を理解しリスクを確認してから加入することをおすすめします。

折角の資産が少なくなっていては大変ですので。

持株会のデメリットとは


それでは、持株会のデメリットを以下に記載します。


持株会のデメリット
■基本的に株主優待制度はありません
■自社の経営が悪化すると株価も下がり配当金も減配される
■株式市場が悪化(下落)すれば元本が割れる
■思うような価格で売却が出来ない
■未上場の場合は、現金化が難しい



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●株の名義は持株会

上記にも記載しましたが、株の名義は、持株会の名義となります。

その為、自社株で株主優待の制度があっても、基本的には、「株主優待はもらえません」ので注意して下さい。

自社株によっては、株主優待を貰うことが出来るところもあるかもしれませんので、加入する前に確認してみて下さい。



●自社の経営が悪化・株式市場が悪化すれば。。

まず、自社株だけの話を記載すると、勤めている企業の業績が悪化すれば、株価は下落し、さらに配当金も減配されてしまう可能性があります。

株価が下落すれば、資産も減少し下手をすれば、元本割れ(購入金額以下の資産になる)となる可能性もあります。

さらに会社員なので、会社の業績が悪化すれば、給与や賞与も下げられる可能性もあり、折角の資産が減少し、さらには、収入が減ると言うダブルパンチを食らうことになります。

また、株価の下落要因は、自社の経営悪化だけが原因ではなく、世界経済が悪化することで株式が全体的に下落するケースもあります。

その為、気が付けば、元本割れを引き起こすリスクがあるのも事実です。



●思うような価格では売却できない

上記にも記載しましたが株で投資すると言うことは、株式市場や自社の業績によっては株価が下落する可能性があります。

売却するタイミングによっては元本割れを起こす可能性もあります。

その為、会社退職時に売却を検討していたとしても市場が大幅に下落してしまった場合は、大損をしてしまいます。

また、持株会では、好きなタイミング・価格で売却することが出来ません

その為、急にお金が必要になった時には、非常に運用しづらいのかもしれません。


●未上場の株式は現金化が難しい

未上場の株は、東証などでは売買がされていません。

その為、実際に売却をしようとしても非常に現金化することが難しいと言うことは理解をしてください。

未上場の株式が、上場をすることによって莫大な利益を得ることが出来ますが、売却するまでに上場していなければ、期待していた現金にならない可能性があります。

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実際に儲かるのか



それでは、実際に持株会に加入すると儲かるのかと言う話を記載します。

以下は、私が実施している持株会の実績になります。

実施期間は、約8年の加入となり、購入当初は、月額5,000円(ボーナス時は4倍の20,000円)途中から月額10,000円(ボーナス時は4倍の40,000円)の掛け金で運用を実施しています。

2021.6.25時点での時価は、約215万円の金額となり、拠出金などの金額は下記の通りになります。


■拠出金:105万円
■配当金:約7.8万円
■奨励金:約10万円


持株会に加入当初は、アベノミクスで株価が上昇していた時期であり、株安の状態でした。

今現在の株価はと言えば、自分の会社の株価も購入当初から約3倍の値上がりをしています。

拠出金が105万円のところ、時価が約215万円と言うところを考えれば約110万円の利益が出ていることになります。

全ての方が持株会に加入したら大きな利益が出るのかと言えば、そうではありません。

たまたま、掛金2倍の利益が出ているだけなのかもしれません。

しかし、確実に言えることは、購入当初は、利益は大したことはありませんでしたが、長い期間運用を行えば行うほど

奨励金や配当金など拠出金以上の株数が購入

できるのも事実です。


自社株が右片上がりで株価が上昇をしていくと確実に時価が上昇していくのも事実です。

正直、多少の株価の上下で、元本割れが起きる可能性もありますが長期での運用を考えれば持株会に加入することで資産が確実に増加するのではないかと考えます。



最後に:持株会はどれくらい儲かる?


どうでしょうか?

持株会はどれくらい儲かる?|持ち株会のメリットとデメリットは?

に関して記載しました。

今回は、私が加入している持株会の運用実績を記載してみました。

今現在は、株価も上昇していることもあり、購入した拠出金以上の時価となっています。

正直、このまま株価が右片上がりで上昇していくのかは、疑問ではありますが、このまま運用を行って行っても銀行に預ける以上の利益が出ると考えます。

特に持株会では、拠出金以外


■配当金
■奨励金


で自社株を購入することが出来ます。

その為、長期に運用を行えば行うほど、資産が増加することは間違えないと考えます。


しかし、市場の暴落、自社の利益悪化などが発生した場合は、株価は下がり資産が目減りするリスクはあります。

その為、持株を始めるか始めないかは、メリットやデメリットを見極め元本割れが発生するかもと言うリスクを考慮してから始めるべきではないでしょうか。

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記事:はっぴー@happyoldage
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記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
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本記事は、2022.2.2に更新しました。
2021.10.17

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管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

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