今回の記事は、
会社員はやるべき?|持ち株制度(持株会)は、儲かるのか?
に関しての記載になります。
記事の内容になりますが、会社の福利厚生の一環で実施されている持ち株制度に関しての記載になります。
始めに、儲かるのか、儲からないかと言うことを記載すると、2021.3.8時点で、約100万円の拠出を行い、現在の時価は、約170万円になっています。
運用している期間は、約8年と言う期間になります。
現在(2021.3.8)は、コロナバブルと言う相場の状態の為、70万円もの利益を出してはいますが、新型コロナ感染拡大時は、見るも無残な状況でした。
拠出金と時価で見れば、マイナスになっていた期間もあったのも事実なので、元本割れが無いのかと言うとそのようなことはないので注意が必要です。
それでは以降に、持ち株制度に関して記載をしていきます。
以下目次になります。
目 次
持株制度とは
持株制度を簡単に記載すると、企業が、従業員に対して、自社株を保有させる制度となります。
持株会を会社が作成し、その会員の従業員がなりますが、加入は任意です。
基本的には、毎月の給与や賞与(給与の4倍など)を一定の金額から会社(勤めている会社や親会社)の株を共同購入する制度です。
その為、株の名義は、持ち株側になるので、株主優待があったとしてももらえないケースがあります。
しかし、会社によっては、福利厚生の一環とし補助するケースもありますので、奨励金が出るところもあり拠出金以上の金額で株を購入することが可能になります。
その為、この奨励金が、持株会の最大のメリットではないかと思われます。
それでは、以降に持株会に加入した場合のメリットに関して記載します。
持株会のメリット
また、株式未上場の会社であっても、将来の上場をにらみ持株会を導入する会社もあります。
その為、上場したときには、何倍もの金額になる可能性はありますが、そうでないケースもありますので何でもかんでも、いいというわけではありません。
持株会に加入するメリットは
■ 奨励金により安い価格で株が購入できる
■ 会社の業績が上がれば株価が上昇する
■ 未上場株の場合は、上場することで利益が見込まれる
■ インサイダ取引の対象にはならない
また、持ち株に関しては、奨励金制度の為、資産作りが行いやすい傾向にある。
さらに、下記のような事象から、一度加入すると、何もしなくても貯蓄され資産が増加していく傾向にあります。
■ 給与や賞与から天引きされる
■ 配当金でも株が購入される
■ 持ち株の脱会は、かなり手続きが面倒
また、未上場の会社に関しては、会社の将来性を買っているのならば、持ち株制度に加入することをお勧めします。
何倍もの利益になる可能性はありますが、ならないケースもありますので、リスクは、自己判断になります。
持株制度のデメリット
持株制度ですが、全てがメリットだけではなく、デメリットも存在しますので持株会に加入を検討している方は下記のデメリットがあると言うことを理解して下さい
■ 投資ですので元本割れを起こす可能性がある
■ 会社の業績が悪化すると株価は下落する
■ 市場が悪化すると株価も下落する
■ 制度にもよりますが容易に売却ができない
■ 株主優待はもらえません
■ 未上場の場合は、現金化が難しい
上記のデメリットの通り、いくら奨励金がもらえるとはいえ、「会社の業績が悪化」「市場の悪化により株価が下落」した場合は、元本割れを起こす可能性があります。
正直、ある程度長い期間、持ち株制度で運用を行っていれば、奨励金や配当金で株数も増えていきますのでそう簡単に元本が割れると言うことはありません。
しかし、2020.3に発生した新型コロナウイルスの感染拡大による市場の大暴落などの時は、一時的にでも元本を割る可能性もあるので注意して下さい。
儲かるからと言って、自分の会社に一点集中させるような運用はやめたほうが良いかもしれません。
会社を退職するときに、株価が下落していると目も当てられません。
しかし、ある程度の株を持っていれば、インカムゲイン(配当金)で老後のお小遣いになりますのでデメリットばかり気にせずに持株会に加入するのはどうでしょうか。
持株会は儲かるの?
それでは、実際に持株会は儲かるのかに関して記載します。
上記にも記載しましたが、私が実施している成果を以下に記載してみます。
運用期間は約8年実施しており、拠出金などの状況は以下の通りとなっており、現在(2021.3.8時点)の時価は、約170万円となっています。
■ 拠出金:約100万円
■ 懸賞金:約10万円
■ 配当金:約6.5万円
今までは、株数も少なかったので配当金も大してもらえませんでした。
しかし、この頃は、株数も増加してきたこともあり、配当金に関して、昨年くらいから年間約2万円以上の配当金が出るようになりました。
その為、約100万円で購入した結果、現在プラス70万円の利益が出ていることになります。
運用利率で言えば5%(70万円÷170万円÷8年)と言う数字です。
このような数字は、銀行の定期預金などで運用を行っていてもでるような金利ではありません。
持株制度も長い時間をかけ、積立て運用を行って行けば、会社を退職する時には、それなりの資産になっており、毎年配当金でプチ旅行に出かけられるかもしれません。
最後に:持ち株制度(持株会)は、儲かるのか?
どうでしょうか
会社員はやるべき!|持ち株制度(持株会)は、儲かるのか?
に関して記載しました。
持株制度のデメリットでも記載しましたが、持ち株は、あくまでも株の取引です。
会社の業績が悪くなれば株価が下落します。
また、儲かっているときはいいですが、一度、スキャンダルで会社の評判が下がれば株価も下落し、折角の資産が半減することがあります。
その為、一時期の東芝のように、東証一部から二部に転落し、株価が下落したこともありました。
一時は、上場廃止まで言われており、社員も持ち株制度などを利用していれば、随分と痛い目を見たのかもしれません。
現在は、二部から一部に復活もし、株価に関しても元に戻しています。
しかし、正直、持ち株制度を利用することでメリットもあります。
私事ですが、どこの会社に勤めているとは言いませんが、わが企業の株価も右肩上がりの状態で現在は、持ち株での資産は、大幅な黒字です。
今回のコロナショックで、今の基準値段から2,000円以上も下落したため、正直かなりダメージがありましたが、ししかし、これも一時的なものでした。
持株制度で運用をしている場合、勤めている会社の業績が悪化し、株価も下落する。
その年の自分の給与や賞与に関しても減額などが行われれば、ダブルパンチの状態です。
しかし、自分の勤めている会社なので、業績が悪くても何とか頑張ろうと思えるのも事実ではあります。
これは、私の私見になりますが
勤めている企業の業績やブランド力、また、外部要因(政治や外交など)などにより株価は影響します。
しかし、いろいろな外部要因もありますが、持ち株制度では、「奨励金」や「配当金」などの収益を考えれば、将来の資産形成には十分役に立ちます。
特に会社を退職するまでの長い期間、持ち株制度で運用を行っていれば、退職後には、配当金で「お小遣い」や「プチ旅行」も可能性です。
なので、折角の「金の卵を産むガチョウ」を手に入れないということはないのではないかと思います。
◆◆◆ 関連記事 ◆◆◆
結論から言えば、持株会は一度加入すると、
■ 給与、賞与から天引される
■ 持株会の脱退が面倒
であるため、知らない間に資産が増えていくと言う形になると私は考えています。
貯蓄をしたいが何をしたらいいかわからないと言う人には、とても向いている資産運用なのかもしれません。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
ブログランキングに参加しています。
記事の内容に好感を持っていただけましたら、クリックをお願いします。
BLOG RANKING
記事:
はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
皆さんの幸せのお手伝いができれば幸いです。
記事の内容は、2021.3.9に大幅に修正しました。
- 関連記事
-
コメント