テレビで報じない老後2,000万円問題のその後【老後】 - Happy old age(幸せな老後)
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テレビで報じない老後2,000万円問題のその後【老後】

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記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

今回の記事は、

テレビで報じない老後2,000万円問題のその後

に関しての記載になります。

2019年度に騒ぎになった老後の2,000万円問題に関しての記事になります。

どのような内容であったかを簡単に記載すると


■ 旦那さんが会社員で奥さんが専業主婦のモデル
■ 旦那さん:65歳で奥さんが60歳
■ 収入と支出の差額が約5万円※

※夫婦の収入が21万円で、支出が26万円のケース


上記の状態で、30年間夫婦生活を行った場合、

 ■ 5万円×12ヵ月×30年

を算出した結果、1,800万円が不足することから、老後2,000間年問題と言われ、この2,000万円と言う金額だけがテレビなどで大きく報道されました。

しかし、上記の金額(収入と支出)は、あくまでも平均値です。

何が言いたいかと言えば、年金だけで優雅に過ごしている方もいれば、そうでない方の平均値であるということは忘れてはいけません。

それでは、上記を踏まえたうえで、2021年度に公開された「総務省統計局の家計調査報告(2020年度)」の金額がどうなっているのかを記載します。

はっきり言ってしまうと、総務省統計局の2020年度の家計調査の結果では、収入と支出の差額はいくらなのかを確認すると、びっくりすることに

マイナス」ではなく、「プラス

になっているのです。

要するに、2020年度は、受給した年金+αのみで、老後の生活が行なえたということになります。

これには、色々とからくりがあります。

それは、2020年度は、新型コロナ禍と言うこともあり、

 ■ 収入では、特別給付金(10万円)で増加
 ■ 支出では、巣籠需要の為、旅行、飲食が減少

した為、収入と支出の差は、プラスになっただけと言うことになります。

意外とコロナ禍で生活が困窮している方と言うニュースが報道されていましたが、高齢者だけで言えば、年金+特別給付金のみで、生活が行なえるというデータが出てきたようです。

※すべての高齢者の方がと言うことではないと考えますが。

それでは、総務省統計局が公開した2020年度の家計の収入、収支などのデータを以降に記載しています。

詳細は以降に記載します。
以降は目次です。


 目 次 


前回の記事


2020年度の家計調査結果



それでは、総務省統計局が公開した「家計調査報告 2020年(令和2年)平均結果の概要」に関しての記載を確認していきたいと思います。

まず、2020年度の65歳以上の無職世帯の家計収支はいくらなのかと言うと


65歳以上の夫婦のみの無職世帯

 ■ 収入:256,660円(可処分所得:225,501円)
 ■ 消費支出:224,390円

可処分所得:225,501円-消費支出:224,390円を算出すると「+1,111円」の金額となります。


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65歳以上の単身無職者

 ■ 収入:136,964円(可処分所得:125,423円)
 ■ 消費支出:133,146円

可処分所得:125,423円-消費支出:133,146円を算出すると「-7,723円」の金額となります。

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上記にも簡単に記載しましたが支出の面で言えば、

2021年度の支出に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響により、前年に比べ実質5.3%の減少と比較可能な2001年以降最低となっています。

主な支出の減少に関しては、「外出自粛や在宅勤務での巣籠需要」や「店舗への休業養成や営業時間短縮による食事代、交通関連費、旅行関連費」が大きく減少しております。

また、収入に関しては、「特別給付金(10万円)」を受給したことから収入面がプラスとなっています。

その為、単純に年金だけで老後の生活が可能なんかと言えばそうでもありません。

以下に、二人世帯の65歳以上の無職世帯の家計支出を以下に記載ます。

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65歳~74歳までは、可処分所得から消費支出を引くと収支はマイナスとなりますが、75歳以上はプラスになっていることが分かります。

それでは、今回のデータだけで老後2,000万円問題は無いのかどうかに関しての記載を以下に記載します。


老後に2,000万円は不必要?



今回の2020年度のデータだけで、老後は2,000万円が必要なのかと言うと、必要ではないことが分かります。

しかし、今回は、新型コロナウイルス感染拡大のために、

 ■ 特別給付金(10万円)を受給した
 ■ 巣籠需要の為、支出が減少した

と言うことを考えれば、今回のデータをそのまま鵜呑みにしてはいけないことが分かります。

しかし、老後の夫婦に関しては、「旅行や外食」などの費用を掛けずにいれば、年間の収入が20万円されるだけで老後の生活が可能と言うことが分かります。

要するに老後に贅沢な生活をせずにいれば、「20万円×30年」の金額約600万円があれば、95歳まで老後の生活が行なえることが分かります。

なので、自分の生活スタイルを考え生活を行えば、老後に2,000万円など必要ないことが分かります。

しかしながら、将来受給できる年金は今後、少子高齢化が拡大していくと年金額は減額されて行くことを考えると、約600万円で足りるかは疑問を感じえます。


老後のライフスタイルは明確に!



上記までに記載してきましたが、老後に2,000万円が必要なのかと言うとそうではないことが今回の総務省統計局が公開したデータから分かったと思われます。

要するに、老後で優雅な老後生活を送りたいのであれば、老後に準備する金額は、2,000万円以上必要なのかもしれません。

衣食住が賄えるだけで問題ないという方であれば、老後の支出を抑えることで老後の年金だけで生活は可能と言うことが分かります。

なので、老後に優雅な生活を送りたいのであれば、ある程度の金額を準備する必要があるのかもしれません。

また、現在の会社の定年は65歳ですが、今後は定年も延長され70歳に変更されて行くと考えます。

そうなると、

 ■ 働きながら年金を受給する
 ■ 年金の繰下げ受給を行い将来の年金を増額させる

と言う選択肢も選べますので、老後のライフスタイルをどのようにし生活するかゆっくりと考えていくべきかもしれません。

老後にお金で困りたくはありませんので、今のうちから、「つみたてNISA」「iDeCo(イデコ)」などで資産運用を行うべきなのかもしれません。


最後に:テレビで報じない老後2,000万円問題



どうでしょうか?

テレビで報じない老後2,000万円問題のその後

に関して記載しました。

老後2,000万円問題の今に関しての記載をしました。

あれだけ、老後2,000万円問題の時は、テレビなどで報道されていましたが、実際に、2,000万円なんて必要なさそうと言うデータが公表されても報道は皆無です。

悪いニュースは、さんざん報道されますが、良いニュースは報道されません

今回のデータは、たまたま、コロナ禍と言うことで

 ■ 収入が増加(特別給付金)
 ■ 巣籠需要で支出が減少

と言う事象が発生しただけで決して2,000万円問題が解決されたわけではありません

2021年は特別給付金もなく、9月以降はワクチンの効果も徐々に出てきて「外食・旅行」などの需要も増えると考えられます。

その為、私の私見になりますが、2021年度の収入と支出は赤字に転落するのではないでしょうか。

しかし、2020年度のデータから分かるように、「巣籠」とまで言わないですが、「外食・旅行」などを抑止することで、

老後の資金が2,000万円も必要が無い

と言うことが今回のデータから分かります。

その為、我々は、テレビなどで報道される「単純な数値(2,000万円)」を如何に鵜呑みにしないかと言うことが重要なのかもしれません。

と言うよりも、テレビの報道もネガティブな報道ばかりでなく、少しは、ポジティブな報道をしてほしいものです。

●●●

しかし、愚痴をいくら言ってもしょうがないので、自分が受給できる年金で老後はどのような生活が出来るのかは、今一度、考えてみてはどうでしょうか。

なので、

 ■ 自分が受給できる年金額でどのような生活が出来るのか
 ■ どれくらい余裕のある生活が出来るのか

は、今一度考える必要があります。

「自分で受給できる年金」と「生活費などの出費」で、「足りない金額はいくらなのか?」「年金以外の収入をどのように確保するか」を考えるべきなのかもしれません。

皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。





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記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
皆さんの幸せのお手伝いができれば幸いです。
本記事は、2021.6.14に一部記載を変更しています。

関連記事

コメント

-

>悪いニュースは、さんざん報道されますが、良いニュースは報道されません。
>なので、我々は、テレビなどでの報道を如何に鵜呑みにしないかと言うことが重要なの
>かもしれません。

「なので」という接続詞は適切ですか?
報じっぱなし、その後はどうなったのか、ということは問題がないわけではないでしょうが、状況がコロナ禍という特殊要因にせよ、好転しているのであれば問題がないと言えるのではないか。

本テーマはGPIFのリターンと並んで、投資ブロガーお馴染みのネタですが、問題が解決していないにも拘らず、報道がなくなっていく、ということには興味があまりないのか、良くなっているのに、報道しない、悪いときだけ報道する、と批判を向ける声が多いことに違和感を覚えるところです。

情報を鵜吞みにしてはいけないというのは、否定しようもない話ですが。

happyoldage

Re: タイトルなし
コメントありがとうございました。

>「なので」という接続詞は適切ですか?
ご指摘の通りです。
冷静になってみて読み返すと文章のつながりも変なので別途見直しをかけます。

今回の件、ご指摘の通り「年金2000万円問題」に関して言えば、なにも問題が解決されていません。
たまたま、コロナと言う要因で収入が増加し、さらに、巣籠需要と言う状態で支出が減少したため、収入と支出で逆転しているだけの話です。
これは、私の考えだけになるのかもしれませんが、年金2000万円問題と言う報道は下火になりましたが、今回のようなデータが出てきているとうことはもう少し表に出てきても良いのかもしれないと考えております。

「今回のコロナ禍のように、支出が抑えられるとある程度の年金(金額)でも老後は生活ができます」と言うポジティブな情報も報道しても良いのかな?と考えます。

老後の生活に「巣籠」を強要しているのではありませんが。。。

-

ブログ村の新着記事からふと読ませてもらい、不躾なコメントにも丁寧な返答ありがとうございます。

ネガティブな報道に明け暮れるのではなく、ポジティブな点も少しは報道せよという点は同感です。

私見では、「2000万円問題」は一定の預貯金がある人がやや使い過ぎているという世帯の話をとりあげたもので、果たしてその問題設定は正しいのか?という疑問をもつ立場です。「長期投資」が結果として、目を向けられたという点では、正しい方向かもしれませんが、趣味や家族構成などによって、かかる経費はマチマチですからね。(趣味によって、という点はコロナ禍での人々の反応を見て特に痛感します。)

65を超えると一様に2000万円が足りなくなるかのような理解が目立つ呟きをネットで見るたび、上記のようなことを思っております。

happyoldage

Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。

私も老後2,000万円問題では、疑問を感じています。
老後にかかる生活費に関して、年金以外に毎月5万円をプラスした生活が本当に必要なのかは考えていかなければいけません。

65歳となり、どのような生活を送るかで生活費は変わってきます。
趣味や旅行にお金をたくさん使ってしまえば、2,000万円どころの話ではありません。
どのような生活を送るかで老後の生活費が変わってくるということは理解していかないと2,000万円と言う数字に踊らされてしまうだけなのかもしれません。
非公開コメント

happyoldage

管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

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