今回の記事は、
風見鶏を見ているだけでは金持ちにはなれません
に関しての記載になります。
この「風見鶏を見ているだけでは金持ちにはなれません」の発言は、世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェッド氏のお言葉になります。
何を言いたいかと言えば、ここで言う「風見鶏」は、株価などを示すチャートのことになり、刻々と変わる株価のチャートを風が吹くと方向が変わる「風見鶏」を例えたものです。
なので、簡単に言い換えれば「チャートを見ているだけでは金持ちにはなりません」と言う発言になります。
要するに、チャートだけで判断するような投資方法(短期トレード)では「金持ちにはなりません」と言うことの様です。
でも短期トレードで給与分を稼げるのであれば、大金持ちでなくてもいいのかもしれません。
それでは、どのような資産を運用することで、資産を増やすことが出来るのかを記載していきたいと思います。
私も所詮は凡人なので、お金持ちではありませんが、どのような考え方で運用を行うべきなのかは考えていきたいものです。
詳細は以降に記載します。
以降は目次です。
目 次
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風見鶏を見ているだけでは金持ちにはなれません
上記にも記載しましたが「風見鶏を見ているだけでは金持ちにはなれません」に関しては、世界一の投資家であるウォーレン・バフェッド氏の言葉です。
ここで言う「風見鶏」は、風でくるくる回る「風見鶏」をチャートに例えて、お金持ちになりたければ、株のチャートを見ているだけじゃだめと言うものです。
これは、チャートを見ているだけで、株の売買をしなくちゃダメと言う言葉ではありません。
チャートだけみて売買をするような短期トレードではダメと言っています。
これは有名な話ですが、ウォーレン・バフェッド氏は長期運用を行う投資家の方です。
10年後、100年後にも会社の利益が出ている会社を探し、長期的に投資を行います。
凡人の我々には、非常に厳しいのかもしれませんが、長期運用を行うために購入しようとしている株価が割安かの判断は頑張ればできるのかもしれません。
それでは、どうすれば株を購入するときにその株が割安かの判断を行う方法に関して記載します。
割安株を判断する手法は?
株を購入する上での割安株を判断する材料として使用されるものを記載していきます。
過去のブログにも記載しましたが、購入しようとしている株が割安かどうかを判断するものに
■ PER
■ PBR
と言うものがあります。
PERは、「今の株価が1株当たりの純利益に対して何倍の価値なのかを示した指標」となり、この指標が
■ 15以下であると「株安」
■ 15以上であると「割高」
と判断する材料となります。
何を言いたいかと言うと、現在の会社が生み出す利益(純利益)が今の株価からみてどれくらいなのかを判断するものになります。
計算式で言うと「株価÷1株当たりの純利益」で算出することが出来ます。
計算式などを聞くとめんどくさそうに聞こえますが皆さんがよく確認するのではないかと考えるYahooファイナンスなどで、PERの指標は表示されています。
なので、わざわざ計算などをしなくてもYahooファイナンスに出ていますので、単純に15以下かな?と判断するだけでも簡単に割安かの判断ができます。
また、PERとは同様に、PBRと言う指標もあります。
この指標は、現在の株価が1株当たりの純資産(BPS)に対して何倍買われたかと判断する指標です。
どのようにこの指標を使うのかと言うとPBRが1を切ったか切らないかで判断します。
要するに、株価から1株当たりの純資産を割り1を切った場合は、会社を解散(倒産)した場合、株主にどれくらいの割合で純資産が戻ってくるのかと言うことになります。
理論的には、PBRが1を切っている会社の株を1,000円で購入した場合、会社が解散(倒産)しても、1,000円以上の純資産をもらうことが出来ることになります。
単純には、上記のようにはなりませんが、理論的には、PBRが1を切るような会社は、割安と考える材料になります。
PER、PBRの数値が低いから割安と考えることもできますが、ただ単純に、世間からは危ない会社(投資不適切)と判断されている可能性もあるのでよく確認して下さい。
さらに、このPERとPBRを掛け算したミックス係数と言うもので割安株価の判断が行なえる方法もあります。
PER×PBRを算出した結果、22.5以下であれば、割安であるという考え方です。
この考え方は、ウォーレンバフェット氏の師匠であるベンジャミングレアム氏が提唱した指標になります。
しかし、この指標の考え方は、アメリカの考え方なので、日本株で言えば、22.5の半分である11.25を使うべきと言う方が多くいます。
Googleでミックス指数を検索すると色々なことを言われていますので、見てみるのも良いのかもしれません。
また、ミックス係数は、数値が低いから「良い銘柄」かと言うとそうではありません。
倒産しそうな会社などは、非常に低い数になりますので注意が必要です。
ミックス係数に関しては、過去に記事を記載していますので参照してみて下さい。
長期運用での資産運用
上記までで割安株を見つけたら、あとはその株を購入し長期に運用をするだけです。
購入した時は、株価も上下しますので元本を割る恐れもありますが、あとはひたすら自分を信じて長期運用を行ってください。
しかし、自分で考えていなかったことが起きた場合は、元本割れが起きていたとしても売却(損切)して下さい。
■ 配当金が無配当となった
■ 粉飾決済を行い管理銘柄となった
■ ブランドイメージを汚す問題が起きた
■ セキュリティ事故を起こした
上記の問題が発生した場合は、株価は急落します。
下手をすると上場廃止になる可能性もありますので。
何時か戻るから大丈夫などと考え放置しておくとさらに傷口が大きくなります。
なので、当初自分が考えていなかった問題が発生した場合は、早めの損切を行ってください。
最後に:風見鶏を見ているだけでは金持ちにはなれません
どうでしょうか?
風見鶏を見ているだけでは金持ちにはなれません
に関して記載しました。
チャートを見ているだけでは、お金持ちになりませんと言うありがたいお言葉でした。
ウォーレン・バフェッド氏の他の発言になりますが、「1ドルのものを40セントで買う」と言う言葉もあります。
我々からすれば、1ドルのものを1ドルで購入してしまいますがバフェッド氏からすればそんな勿体ないことはできないのかもしれません。
はたから見れば、たかが数セントと考えてしまうかもしれませんが、バフェット氏からすればありえないことなのかもしれません。
このような、積み重ねが大金持ちになれないのかもしれません。
これは、私の私見になりますが、会社員の私にしてみれば、株価のチャートなど長い時間はとても入れません。
トイレ休憩などにどうなったかな?くらいの考えでないと確認できないのも事実です。
なので、私には、短期トレードなどはできませんで、いつでも長期投資です。
しかし、購入しようとしている株価が本当に割安かどうかなどあまり確認はしておらず、チャートから金額を決め購入しているのも事実です。
このようなことをしていたら何時までたってもお金持ちにはなれないのかもしれません。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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