確定拠出年金(企業型)|おすすめの運用方法は?【年金】 - Happy old age(幸せな老後)
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確定拠出年金(企業型)|おすすめの運用方法は?【年金】

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記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

今回の記事は、

確定拠出年金(企業型)|おすすめの運用方法は?

に関しての記載になります。

今回のテーマは、会社員の5人に1人が加入している確定拠出年金(企業型)に関しての記載になります。

確定拠出年金(企業型)に加入している皆さんはどのような運用スタイルで投資を行っていますか?

なかなか勤め先の会社で、確定拠出年金(企業型)

 ■ どのように運用をしているのか
 ■ どれくらい利益が出ているか

職場でそのような会話なんてほとんどしないと思います。

その為、自分の運用スタイルがこれで正しいかどうかなど心配になる方はいるのかもしれません。

また、確定拠出年金(企業型)が始まった時に、商品を選ぶのが面倒なので、元本確保型で運用していると言う方がいましたが本当にそれが正しいのかは疑問です。

私の勤め先でも確定拠出年金(企業型)が行なわれていますが、確定拠出年金(企業型)の開始直後は、何を購入して良いのかわからず困惑したのも事実です。

今では、自分でも株式、投資信託などで、資産運用を行っているので今ではあまり深くは考えていません。

しかし、今ならば運用はこうしておけばよかったと言う話もあり私の私見ではありますが、どのような運用スタイルで運用すべきかを記載したいと思います。

また、どのような運用スタイルで行うと、どれくらいの運用実績になるのかを記載していきます。

詳細は以降に記載します。
以降は目次です。


 目 次 



前回の記事


どのような運用スタイルがあるのか



勤めている会社によって、運用スタイルなどの条件が違うかもしれませんが、基本的な運用スタイルは以下のような状態なのではないでしょうか。

元本保証型

銀行の定期預金みたいな商品となり、特徴としては、元本が保証される商品ですが掛金に対する利益はほとんどありません。

安全投資型

元本保証や債券に重点を置いた運用方法で、価格変動リスクを極力減らした運用となり、特徴としては、利益も極端に出ませんが極端な損失が出ないこともあります。

バランス運用型

元本保証、債券、株式などをバランスよく運用する方式となり、特徴としては、利益も出ますが下落時に元本を割れで損失が出ることもあります。

収益重視型

株価変動リスクの高い商品※1で運用を行う利益重視での運用方式となり、特徴としては、利益が大幅に出ることもありますが、下落時には大は幅に損失が出ることもあります。
※1海外株式や国内株式


それでは、私が勤め先で実施している確定拠出年金(企業型)の運用スタイルですが、運用会社から半期に1回送られる「取引状況のお知らせ」から見ると

バランス運用型」と「収益重視型

の間のスタイルで運用しているとのことでした。

どのような商品を購入しているかを書くと勤め先の会社がばれてしまうので、どのような分類で資産運用を行っているかを簡単に記載してみます。

 ■ 海外株式:37%
 ■ 国内株式:19%
 ■ 海外債券:18%
 ■ 国内債券:16%
 ■ 元本保証:10%

それでは、私が実施している運用スタイルでどれくらいの運用実績で成果が出ているかを以降に記載してみます。


私の運用実績



確定拠出年金(企業型)の運用に関しては、2012年から開始しており、今年の4月で約9年運用したことになっています。

掛金に関しては、会社から自動的で引かれており、現在では、月額約1万円で運用が行われています。

GW前に運用会社から届いた「取引状況のお知らせ」を見る限り現在の運用利回りは、

運用利回り:5.82%

となっております。

約9年での運用の成績としては、よくできた運用利回りと考えます。

また、どれくらいの評価損益なのかは以下の通りです。



時価等累計額 評価損益 時価評価額
2,129,612円 708,582円 2,838,194円


新型コロナ禍で株価が高騰したこともあり、評価損益が+70万円と言う成績です。

コロナ感染拡大で市場が暴落した時がありましたが、その時は、久しぶりに元本を割ったか割らないかと言う運用実績でした。


おすすめできない商品は



今まで運用をしてきましたがあまり元本割れを意識しすぎて、全ての運用を元本保証の商品で運用するのはお勧めしません。

理由としては、利率が低いので評価損益が出ないということ、最終的に年金と言う形で引き出すときは、手数料や税金を引かれることになります。

そのことを考えると、低い評価損益しか出ない元本保証型の商品を購入することはおすすめしません

しかしながら、下記のような運用を行うということであれば、現金を保持しておくことは重要ですので元本保証型の運用でも良いのかもしれません。

運用方法としては、2020.3月にて新型コロナ感染拡大により市場が暴落した時に、

 ■ 元本保証型を売却
 ■ 安値になった海外株式や国内株式を購入

と言う運用の為の現金資産と言うことで元本保証型の購入をしておくと言うことはありと考えます。

市場が暴落しているときに現金が無い為、指を咥えて市場を眺めているのでは芸がありません。

上記以外でないと、元本保証型の商品を購入する必要性は、私としては考えられません。

私は、市場暴落時、確定拠出年金(企業型)まで頭が回らず、元本保証型の売却を忘れていたため、売却することが出来ませんでした。

次に暴落した時は。。。と考えます。


どのような商品で運用すべきか



これは私の考えになりますが、長期運用が可能であれば、基本的に積極的な運用スタイル(利益重視型)で運用を行って行けば、長期的に利益は出る物ではないかと考えます。

銀行の定期預金などの利回り0.01%などと比べれば、一目瞭然なのかもしれません。

その為、私の考えになりますが、若い方であれば、極力、リスクが高いと言われる「海外株式」や「国内株式」で運用を行うことをおすすめします。

また、外国債券になると「為替リスク」をどう考えるかと言うこともありますが、国内債券と外国債券のどちらで運用するべきかと聞かれると、

過去の収益率から考えると「海外債券」で運用を行うことをおすすめします。

正直、国内債券でも良いのかもしれませんが、収益率を考えると利益が少ないのは否めません。

為替リスク」は考えたくないというのであれば、「国内債券」で運用を行うということでよいのではないでしょうか。

結局は、「外国債券」、「国内債券」をバランスよく購入しておくことが一番良いのかもしれませんが。




また、どのような商品がいいかわからなければ、運用会社によっては、セット商品(株式70や株式30など)もありますので検討する余地はあります。

また、会社によっては、あまり選ぶ商品が無い場合もありますが、どれを購入しようかで迷った場合は、信託報酬が安い(少ない)ものを選んでください。

信託報酬とは、年間で掛かる手数料のことになります。

その為、長期で確定拠出年金(企業型)を運用するのであれば手数料はなるべく安いもの選んでください。


おすすめの運用スタイルはどれか



どのような運用スタイルかと聞かれれば、運用する方が年齢により運用スタイルは変わってくると考えます。

なので、20代や30代の若い方は、長期運用が可能なので、多少のリスクは気にせず、積極的に株式での投資(利益重視型)を行うことをおすすめします。

商品の分類で、リスクが高いと言われている商品は、以下の順となります。

 ■ 海外株式
 ■ 国内株式
 ■ 海外債券
 ■ 国内債券
 ■ 元本保証

その為、株式で運用するのであれば:海外株式、債券で運用するのであれば:海外債券で運用を行えば、価格変動リスクはありますが、運用益は高くなるものと考えます。

海外か国内の比率はお任せしますが、株式、債券のなどの購入割合は、

 ■ 株式:70%
 ■ 債券・元本保証:30%

くらいで購入を勧めればよいと考えます。

その後、市場が下落したタイミングなどで、債券や元本保証などの商品を売却し、底値となった株式などの商品を購入していくという運用を行うのはどうでしょうか。

上記の運用スタイルは、若い方の運用スタイルになるので、いつまでも気分は若いということで投資運用のスタイルはそのままと言うことはしないで下さい。

次に、40歳~50歳くらいの間には、購入する商品の比率を徐々に変更し持ち分を以下の比率になるような制御をしてください。

決して、売却などで持ち分比率を変えるのではなく、購入する商品の比率を変えることでバランス型に徐々にシフトすることをお勧めします。

 ■ 株式:50%
 ■ 債券・元本保証:50%

次は、50歳~60歳にかけては、徐々に購入する商品の比率を変更し、

 ■ 株式:30%
 ■ 債券・元本保証:70%

安全投資型に徐々にシフトすることをお勧めします。

正直、ぎりぎりまで、株式などで運用する収益重視型で運用しても良いのですが、昨年の様な株価暴落が起きてしまうと話にならなくなります。

要するにお金が必要になった時に、市場が大暴落をしていると目も当てられないということです。

市場の暴落するタイミングは、10年ごとにやってくると言う話もあるので定年近くには、極力、安全投資型にシフトすることをお勧めします。

なぜ、元本保証型に変えないの?と思う方もいますが、市場は下がるリスクもありますが、上がるリスクもあるということを忘れないで下さい。

資産が増えるチャンスを元本保証型で棒に振るのは、もったいないです。


最後に:確定拠出年金(企業型)のおすすめの運用方法は?



どうでしょうか?

確定拠出年金(企業型)|おすすめの運用方法は?

に関して記載しました。

会社員の5人に1人は実施している確定企業年金(企業型)に関しての記載を行いました。

正直、会社で上司や部下がどのような運用スタイルで、どれくらい運用益が出ているのかなど、聞いたことが無いのでどのようなことになっているか分かりません。

しかしながら、投資経験があろうとなかろうと、勤めている会社が確定拠出年金(企業型)を実施していれば、運用を決め行わなければいけないのも事実です。

会社によっては、確定拠出年金(企業型)が退職金と言う方もいると思われます。

そのような大事な資産を「どのように運用をすればよいのか?」「自分の運用スタイルは本当に問題がないのか?」などは、判断に迷うものと思われます。

投資のリスクは、自分で背負わなければいけません。

その為、損失を出す方もいれば、損失を出さない方もいるのも事実です。

だからと言って、損失を恐れ元本保証のみで運用するのもいかがなものだと思われます。

若い方は、これからまだまだ時間がありますので、多少の損失は覚悟のもと「収益重視型」で運用を行うのはどうでしょうか。

長期に積み立てることで利益が増加していくというデータも出ていますので。




皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。



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記事:はっぴー@happyoldage
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管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

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