専業主婦は年金を払え!|払えないなら廃止しろと考えている方へ【年金】 - Happy old age(幸せな老後)
FC2ブログ

専業主婦は年金を払え!|払えないなら廃止しろと考えている方へ【年金】

263_アイキャッチ


記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

今回の記事は、

専業主婦は年金を払え!|払えないなら廃止しろと考えている方へ

に関しての記載になります。

過去にも専業主婦の方の記事は記載していますが、今回は、「専業主婦は年金を払え!」に関しての記載になります。

タイトルの通り、専業主婦の方(第3号被保険者)は、国民年金を納めていないのに、65歳から老齢基礎年金をもらうことが出来ます。

正直、国民年金を納めている方からすれば、意味が分からないと言う気持ちになるのではないでしょうか。

それでは、まず、年金の種類に関してのおさらいになりますが、年金に関しては、下記の3種類の分類に分かれることになります。


国民年金の種類


区分 対象 年金
第1号被保険者 自営業やフリーランスの方 国民年金
第2号被保険者 会社員・公務員の方 厚生年金
第3号被保険者 第2号被保険者の専業主婦の方 国民年金


その為、今回のテーマである専業主婦の方は、国民年金が対象となるので以降は国民年金に関しての記載となります。

まず、国民年金は、20歳~60歳までの方が加入する年金となり、加入は国民の義務となり月額約1.6万円を納めることになります。

20歳~60歳までの40年(480ヶ月)で収める国民年金の総額は、約768万円と言う金額になります。


専業主婦が問題だと言われる理由


上記までに記載した通り国民年金の加入は、国民の義務であり20歳~60歳までの480ヶ月の間は保険料を納める必要があります。

しかし、専業主婦の方(第3号被保険者)は、国民年金の月額約1.6万円を納めることはなく、65歳から老齢基礎年金を受給することが出来ます。

なので、20歳から第3号被保険者である専業主婦の方は、国民年金を1円も支払わずに65歳から老齢基礎年金:月額約6.5万円を受取ることが可能になります。

実際に約768万円を納めている方からすれば、年金も納めずに65歳から老齢基礎年金をもらえるということになり、「ふざけるな」と思われる方は多くいます。

その為、専業主婦の優遇対応に問題があり、このような制度は廃止しろと言う声が高いのも事実です。

それでは、専業主婦は、年金を払っていないのだから「払え!」「払わないのであれば廃止しろ」と言う意見に関しての記載になります。

これは、あくまでも私の私見が大半になりますのでご了承ください。

過去に専業主婦の方は年金を払っていないのに将来の年金を受給できるのはずるいという記事も記載しているので興味があれば確認してみて下さい。




詳細は以降に記載します。
以降は目次です。


 目 次 



前回の記事


専業主婦は年金を納めないといけないのか



上記で記載していた通り、20歳~60歳までの期間に専業主婦である場合は、第3号被保険者(専業主婦)となり国民年金を納めることはありません。

その為、納めていない国民年金の財源は、どうなっているのかに記載していきます。


専業主婦の年金は誰が払っている?


専業主婦の方の国民年金は誰が納めているのかに関して記載します。

まず、専業主婦の方の国民年金は、第2号被保険者(会社員の方や公務員の方)が納めている

厚生年金

から支払われています。

その為、専業主婦の方は国民年金を納めていませんが、厚生年金から捻出されているので年金の財源に影響があるとは考えられません。

その為、専業主婦の方が国民年金を払った場合、国民年金の二重取りとなることになり、専業主婦の方に国民年金を払えと言うことは間違っています

その為、専業主婦の方の年金優遇制度を年金の財源で廃止しろと言う考えは間違えです。


専業主婦の為に年金の財源が枯渇するのか



年金の財源が枯渇するかと言えばこのまま少子高齢化が進めば年金への収入が減少し、高齢者への支払いが増額されて年金の財源は枯渇するのは目に見えています。

その為に本来であれば、少子化をどうにかしていかなければいけないのですが、毎回、年金を払っていない専業主婦にやり玉があげられます。

なので年金を納めていない専業主婦は、年金を納めていないのだから65歳から年金をもらうのは「ずるい」と言うことで、


専業主婦は年金払え!
払わないのならば廃止にしろ!


などが声高に騒がれます。




上記にも記載しましたが、専業主婦の年金は、厚生年金で賄われているのが現状なので収める必要はありません。

にもかかわらず、年金の財源が枯渇していく理由が、専業主婦の年金優遇制度と言うことには理解が出来ません。

確かに専業主婦の方は、令和元年で820万人の方がいることを考えれば、この方たちが月額約1.6万円を払うということを考えるとかなりの財源になるのかもしれません。

しかし、上記でも記載した通り、専業主婦の年金は、厚生年金で賄われており、現在の会社員や公務員の方から保険料を増額させ採取しているという事実もあります。

専業主婦の方から国民年金の保険料を回収するのであれば、1985年に実施された保険料の増額分を元に戻す必要があります。

なので、単純に専業主婦から国民年金の保険料を回収と言うことではありません。

その為、専業主婦がいるから年金の財源が枯渇することなどなく、専業主婦の方に「年金払え!」「払えなければ廃止しろ」などと言う意見は全く意味がないということになります。


専業主婦の年金は廃止する必要があるのか



それでは、専業主婦の年金優遇制(第3号被保険者制度)を廃止すべきかに関して記載します。

昨今の世の中では、女性の社会進出などを考えて行けば、今後は、第3号被保険者制度は廃止するべきなのかもしれません。

全ての方がそうなのかと言われると、違っているとは思いますが、この制度の為に専業主婦の年収の壁と言うのも事実です。


この制度があるので働こうと考えても労働時間を短くし年収を抑えて働くということも事実です。

しかし、働きたくても働けない(親の介護、子供の育児、体が健康でないなど)方もいるのも事実であり、ただ単純に廃止しろと言うこともおかしな話です。

1985年にできた第3号被保険者制度は、もともと、専業主婦の方は年金加入が任意と言う状態でした。

その為、専業主婦の方は、将来年金をもらえない状態でしたが、夫婦でいる場合は旦那さんの年金でどうにか生活が可能でした。

しかし、離婚をした場合、専業主婦の方は年金がもらえなくなり、老後の生活が困難な状態となる為、その為に誕生した第3号被保険者制度と言うことも忘れてはいけません。

なので、時代が変わってきているのだから第3号被保険者制度も廃止しろと言う考えもわからないでもないです。

どのようにしていくべきなのかは、専業主婦の方の動向を考えて、今一度、どうしていくべきか、検討する余地があるのかもしれません。


専業主婦の年金は廃止しない理由は何なのか



専業主婦の方の第3号被保険者制度を廃止しない理由を私の私見で考えます。

単純に考えれば、専業主婦の方は、令和元年で820万人の方がいらっしゃると言うことです。

その方が、単純に月額約1.6万円を払ってくれるのであれば良いですが、払えない方も出てくることは目に見えています。

なので、単純に、専業主婦の方がいる夫婦に向かって奥さんの分の国民年金:約1.6万円を払えて言っても家計にかなり負荷がかかります。

裕福な夫婦は払えるのかもしれませんが、ぎりぎりで生活をしている方には厳しい金額になると考えます。

自営業の方に言わせれば、「なに甘えたことを言っているのだ」と言われるかもしれませんが、いきなりは厳しいという夫婦も多いのではないでしょうか。

その為、今まで、専業主婦の方の年金納税率は100%であったものが、第3号被保険者制度を廃止したら納税率が下がるのも厄介です。

また、夫婦の収入から低く申告免除者などが増えてしまえば国としては目も当てられません。



申告免除
経済的な理由(失業など)で、保険料(国民年金)を納付することが困難な方が申告する制度


その為、単純に第3号被保険者制度を廃止するということもできないのかもしれません。

上記にも記載しましたが、専業主婦の方は令和元年で820万人もの方が対象です。

年々、専業主婦の方は減少している傾向もありますが、それでも、対象の人は多くいることが分かります。

これは、よく考えてもらいたいのですが、国民年金の加入者がいきなり820万人増額すれば事務手続きが増えます。

このことを考えれば、日本年金機構の事務が回せるのかもよくわかりませんし、今までの事務手続きのやらかし具合を見れば、上手く行くとは思えません

これは言い過ぎかもしれませんが、よくわからない「派遣先」に作業を回し、個人情報などまき散らされては話になりません。

このことも考え、どうしていくのかは考えてもらいたいものです。

820万人分の国民年金のお金が入ったとしても、日本年金機構の事務手続きの為に人件費が増加したのでは、話になりませんので。


最後に:専業主婦は年金を払え!



どうでしょうか?

専業主婦は年金を払え!|払えないなら廃止しろと考えている方へ

に関して記載しました。

専業主婦の年金制度に関しては、制度が開始した1985年から見れば随分と時代が変わってきたものと考えます。

今後は、少子高齢化と言うこともあり、年金の財源は非常に厳しくなってくると考えます。

その為、現在、年金を納めていない専業主婦の方にやり玉が上がってきています。

専業主婦の方の年金は、

 ■ 会社員・公務員の方
 ■ 勤めている企業

折半しながら払っていることになります。

その為、独身の方共働きの夫婦の方から見れば、なんで、私たちの厚生年金から支払わされているのかと考える方も多くいると思われます。

なので、専業主婦の方から国民年金を納付させ、厚生年金が増額したという保険料を元に戻せと言いたくなる気持ちもわかります。

しかし、今まで、収めていなかった国民年金の額をいきなり納めろと言うことも現実的なのかに関しては非常に疑問を持ちます。

ただの専業主婦いじめでしかありません。

また、専業主婦の方会社員(厚生年金加入者)の推移をみると

104_001.gif

104_002.gif

専業主婦の方は、年々減少していき、会社員(厚生年金加入者)の方は、年々増加しています。

このことを考えると「共働きで厚生年金に加入した方」「60歳以上となり専業主婦の対象から外れた方」が増えてきているのではないかと考えます。

その為、今後、専業主婦の方は、どんどん減少していくことを考えると、専業主婦の方をやり玉にしていくのは限界があるのかもしれません。

その為、「専業主婦は年金を払え!」「払えないなら廃止しろ」と言う考えではなく、もう少し前向きな制度変更を期待していく必要があるのかもしれません。

なので、専業主婦をやり玉に挙げるのではなく、本来の少子高齢化に目を向けていくべきではないでしょうか。

また、私の考えですが、国民年金は、納める額よりも支給される金額の方が多い年金です。

国民年金の金額を減額させるか、月額約1.6万円と言う金額を増やすべきなのではないかと考えます。

老後の生活もある程度は、自己責任なのではないかと考えます。

国民年金確定拠出年金のように、掛金、運用する商品などを決めて運用させるような方法で運用するなど考えるべきなのかもしれません。

我々も何時までも国任せの年金制度と言うのもどうなのかと私は考えます。

皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。




ブログランキングに参加しています。
記事の内容に好感を持っていただけましたら、クリックをお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ
BLOG RANKING



記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
皆さんの幸せのお手伝いができれば幸いです。

2021.5.12に記事を修正しています。

関連記事

コメント

非公開コメント

happyoldage

管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士 AFP認定を受けています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

コメントを頂けると励みになりますのでよろしくお願いします。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索フォーム

ブログランキング

ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!

ブログ村の入口
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングの入口

最新の記事

専業主婦の年金の支払いは?|年金未納となる注意点【年金】 May 13, 2021
安全な資産運用のカウチポテトポートフォリオのデメリットは?【貯蓄】 May 12, 2021
専業主婦の方が扶養から外れた場合のデメリットは?【年金】 May 09, 2021
確定拠出年金(企業型)|おすすめの運用方法は?【年金】 May 07, 2021
納めている国民年金・厚生年金は将来元を取ることが可能なのか?【年金】 May 05, 2021