今回の記事は、
老後の生活が心配:87%|第2位:金融資産が無い 第1位は?
に関しての記載になります。
2020年度の「老後の生活への心配」のアンケートにて、老後の生活について
■ 非常に心配:35.7%
■ 多少心配である:42.3%
と言うデータがでております。
また、その逆で「それほど心配していない」と言う方は、20.7%の状況であり、約78%の方が、老後の生活は心配と言う方は多くいることが分かります。
前年比で比べると、老後の生活は心配と言う方は、2019年度は、81.2%から比べると心配と言う比率が3.2%減少しています。
しかしながら、日本国民に関しては、「老後の生活が心配」と言う方が非常に多くいることが分かります。
以下に、2011年~2020年にかけた「老後の生活への心配」に関するアンケートの結果を以下に記載します。
引用:「知るぽると」の「家計の金融行動に関する世帯調査」[二人以上世帯調査]
それでは、上記の「老後の生活への心配」で「心配である」としている世帯がどのような理由で老後の生活を心配しているのかを以降に詳細を記載していきます。
以降は目次です。
目 次
前回の記事
老後の生活を心配している理由
それでは、「老後の生活への心配」と言うアンケートにて「心配している」と答えた方のベスト3位を確認すると
■ 年金や保険が十分でない:73.3%
■ 十分な金融資産がない:71.6%
■ 老後に備えての貯えが無い:37.1%
の順となっています。
以降の順も
■ 退職金が十分でない
■ 物価の上昇があり得る
■ 子供などからの援助が得られない
■ 再就職などにより収入が得られない
などの回答となっています。
引用:「知るぽると」の「家計の金融行動に関する世帯調査」[二人以上世帯調査]
しかしながら、高齢化社会に進んでいきます。
また、会社員の方は、会社の定年が65歳と言うことが義務化されている状態で、且つ、2021.4から各企業の定年が70歳と言うことが任意条件になっています。
そのことを考えると、会社員の方は、あまり再就職自体を考える必要が無いのかもしれません。
しかしながら、どれくらいの、給与がもらえるのかと言う話があります。
物価の話もありますが、物価が上昇すれば、年金額も上昇することになりますので、それほど年金受給を落胆することもないのかもしれません。※
※年金は上昇することはしますが、物価の上昇率ほどは上がりませんが。
また「十分な金融資産がない」「老後に備えての貯えが無い」「退職金が十分でない」などの老後への資産に関しての心配事が非常に高いように見受けられます。
その為に、どのように老後の資産運用を行い、会社退職時にどれくらいの資産運用を行わなければいけないのかを若いうちから考える必要があります。
また、「老後の心配ごと」の第1位である「年金や保険が十分でない」に関しては以降に今後どうするかを記載していきます。
年金や保険以外の収入源をどのように確保するか
それでは、老後の心配事である「年金や保険が十分でない」と言うことについて考えます。
まず、十分でないと言うっている金額がまずは、どれくらい十分でないのかをまずは確認して下さい。
ただ単純に足りないから心配と言うことを考えているのであれば、年金や保険がいくらあっても心配が解消されません。
その為、「自分の年金は、どれくらい受給できるか」「個人の保険で受給できる年金額はいくらなのか」を十分に確認して下さい。
老後に受給できる年金額が判明したら今度は、今の生活費はどれくらいなのか。
老後の生活なので、ある程度は生活水準も落ちているのかもしれないということを考慮し、収入と支出で差額を考えて下さい。
その足りない金額を、どのように老後に確保するかと言うことを考えることが最も重要です。
以降に記載していきますが、足りない金額をどのように収支として受けるかを考える必要があります。
ただ、単純に体が動き限り働くと言う考えも間違ってはいませんが、できる限り、老後に足りないと言われている金額をどのように確保するかが重要です。
若いうちから老後の資産運用を行い、それでも、体が健康で時間に余裕があるのであれば今後の事を考え働き収入を得ると言う選択もあります。
なので、収入源を複数持つことは非常に重要ですので老後の収入源を複数持つことを検討しておいてください。
若いうちからの準備が重要
まずは、老後の収入源として確保するべきと考える物は、貯蓄を検討して下さい。
先立つものが無いと思われるかもしれませんが「iDeCo(イデコ)」での老後の資産運用は、最少額5,000円から積立て貯蓄を行うことが可能です。
また、「つみたてNISA」にしてみれば、数百円から始められます。
そのことを考えると、少額でもいいので、若いうちから「iDeCo(イデコ)」や「つみたてNISA」などで投資を行うことをお勧めします。
実施する順番としては、「つみたてNISA」から始めていただければと考えます。
理由は、「iDeCo(イデコ)」と違い、「つみたてNISA」は、自由に売却ができるというメリットがあります。
また、売却した場合の利益に関しては、通常20.315%の税金が取られますが「つみたてNISA」では税金はかからないのでとても有利に働きます。
また、年間40万円までならば「つみたてNISA」での運用が可能ですので、是非、若いうちから積立投資を行う出来と考えます。
「つみたてNISA」を実施し、それでも、余剰金が残ると言うのであれば、「iDeCo(イデコ)」で投資をしてみて下さい。
積立てたお金を途中引き出しはできず、60歳以降でないと引き出せないメリットがあります。
また、購入手数料、引き出し手数料などよくわからない手数料も引かれるので、そのことを考えると、私は、「iDeCo(イデコ)」で運用を行うより「つみたてNISA」をお勧めします。
なので、若いうちから「つみたてNISA」などで資産運用を行えればと考えていますので今のうちから投資で自分自身のレベルを向上させてみるのも良いと考えます。
どのような投資をすればよいのか
「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」での運用になりますので、基本的には、投資信託での運用を行うものと考えます。
正直、「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」では、金融庁のお墨付きの商品での運用になるので悪徳商品がありません。
なので、購入する物は、投資信託のインデックス関連で、手数料(信託報酬)が安いものを購入することをお勧めします。
これは、私の私見ですが、若い方であれば、国内のインデックス(日経平均やTOPIX)よりも、S&P500関連や新興国関連に投資してみることをお勧めします。
正直、基準価額の上げ下げは大きくなりますが、若い方は、長期運用が基本になりますので問題ないかと思います。
あまり若くなく、できる限り元本は保証してほしいと言うのであれば、債券関連の投資信託を購入することをお勧めします。
これは、非常に注意してほしいのですが、「iDeCo(イデコ)」などの商品では、元本保証の商品が存在します。
利率は、非常に少ないですが元本保証と言うことで人気があるようですが私としてはお勧めしません。
理由としては、「iDeCo(イデコ)」では、購入するたびに手数料が取られる仕組みです。
また、将来、年金として受け取る時も手数料が引かれますので、少ない金利では、手数料を引かれるだけ全く意味がないということは理解して下さい。
給与などをたくさんもらっている方は、「iDeCo(イデコ)」で運用している資金に関して減税が行われるので問題ないのかもしれません。
しかし、元本保証の商品を長期的に運用しても面白味は全くないので、私としてはお勧めしません。
なので、若い方であれば、上記で記載したように「S&P500関連」や「新興国関連」の投資信託で運用することをお勧めします。
最後に:老後の生活が心配
どうでしょうか?
老後の生活が心配:87%|第2位:金融資産が無い 第1位は?
に関して記載しました。
老後の生活が心配と言う記事でしたが、若い方が、今のうちから老後は心配だと安易に疑心暗鬼することはないのかもしれません。
これからの未来は、どうなるのかもわかりません。
年金事態、崩壊するかもしれませんし、これから、日本の景気が良くなり、年金事態の財源も問題が無くなるかもしれません。
なので、そこまで、心配はしなくても良いと考えます。
しかし、老後に向けてなのか、これからの資産運用なのかは、いろいろあると思いますが、投資に関して言えば、長期で運用を行えればそれなりに運用利益が出ます。
これは、私も実感していますが、投資信託で運用していると一時的にマイナスになることもあります。
今回の新型コロナ感染拡大時などはいい例です。
資産が急に減少し、黒字であった資産がマイナスになっていく姿を見るのは非常につらかったです。
しかし、その後は、株価も上昇し、投資信託での資産が、膨れてきた関係上、今は非常に利益が出ています。
なので、「退職金が!」「貯蓄する資金すら!」「年金が!」など心配するくらいであれば、若いうちから少ない金額でよいので資産運用をすることをお勧めします。
私は、タバコをやめ、堪ってきたお小遣いを投資や株に貯蓄し、今では、ある程度の資産が出来ているのも事実です。
こんな少ない金額で投資をしてもと考える前に、ネット証券に口座を作成し資産運用をしてみてはどうでしょうか。
相場のタイミングによっては、かなりな資産を生み出せるのも事実ですので。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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