今回の記事は、
夫婦での資産運用?|旦那さんや奥さんまかせは要注意
に関しての記載になります。
皆さん、夫婦でどれくらいの資産があるかご存知ですか?
2020年度の金融資産の保有額に関しては、
■ 平均値:1,436万円
■ 中央値:650万円
と言う金額になっています。
正直、平均なのでしょうがないのかもしれませんが、金融資産を持っている方はかなりの金額を持っていることが分かります。
ネットのニュースなどでは、金融資産が無い方が多くいるような記事を見る場合が多かったのですが、中央値の金額を見てみると金融資産を持っている方が多いことが分かります。
しかし、金融資産を持ち合わせていないという方も、1.5%の方がいると言うデータも出ています。
そのことを考えると、金融資産を持っている方と持っていないという方の格差が出ているのかもしれません。
それでは、金融資産を保有している方の金融資産状況などに関する状況を以降に記載します。
詳細は以降に記載します。
以降は目次です。
目 次
前回の記事
資産状況を記載
上記に、2020年度の金融資産の保有額を記載しましたが、実際に金融資産を保有している方の状況を以下に記載します。
金融資産を持っている方の資産状況になるので、上記で記載した金融資産状況よりも大きな金額になりますが、以下の金融資産の状況となっています。
■ 平均値:1,721万円
■ 中央値:900万円
さらに驚くことに、預貯金の平均額が813万円と非常に預貯金の金額が多いことが分かります。
また、年齢別での資産状況は以下の通りで、年齢が上がるごとに金融資産は大きくなっており、預貯金の金額では60歳代が1,184万円ともっと多く保有していることになります。
年代別にみると20歳~30歳代を見ると金融資産の保有額が少ない金額に見えますが40歳代以降は、1,000万円以上の金融資産となっております。
その為、年齢が上がれば上がるほど、金融資産を持っている方が増えているということが分かります。
夫婦の方は資産状況を確認
上記までに、「二人以上世帯」での金融資産額を記載してきました。
しかし、これはあくまで資産のある方が対象となっています。
夫婦の方ですと、資産管理は、旦那さんや奥さんに任せていたという夫婦が多くいるのも事実の様です。
その為、実際、金融資産の状況を確認すると、こんな金額ではなかったと思われる夫婦の方は多く言うとのことです。
その為、夫婦で金融資産がどれくらいあるのかは一度確認したほうが良いのかもしれません。
旦那さんは、これだけ収入があったのだからある程度は、資産はあると思われていてもそれほど資産が無いということもあるようです。
奥さんから言わせれば、「子育てや食費にいくらお金がかかっていると思っているだ!」と現実を見せつけられるご意見をいただけるのではないでしょうか。
なので、金融資産は、奥さんや旦那さんの片方に任せるのではなく、夫婦で資産管理を行うことをお勧めします。
管理が難しいというのであれば、会社員の旦那さんであれば、会社の福利厚生などを使用し、
■ 持ち株制度を利用
■ 財形貯蓄(一般/年金)で貯蓄
などで、給与からの自動払いで資産運用を行うと言う方法が手っ取り早いと私は考えます。
◆◆◆ 過去の記事 ◆◆◆
なので、計画的に貯蓄をするのが難しいというのであれば、自動的に給与振り込みなどで行われる貯蓄方法を利用するのもいいのかもしれません。
どのように運用を行うべきか
会社の福利厚生を利用し、貯蓄するのもいいのですが、一般財形や年金財形などで運用を行っていても正直、金利が低い為、複利の効果は正直得られません。
複利の効果に関しては、過去に記事を記載していますので、興味がある方は下記の記事を参照してみて下さい。
◆◆◆ 過去の記事 ◆◆◆
複利の効果を得たいというのであれば、私としては、「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」で運用を行うことをお勧めします。
特に、ネット証券に口座を作ることが出来れば、毎月の余剰金で投資信託での積立運用を行うことが出来ます。
投資信託での運用になるので、一般財形や年金財形のように、元本が保証されるようなものではありません。
その為、運用を始めた時は、元本割れを起こすケースも多くあると思われますが、購入する商品さえ間違えなければ、長期運用で利益は出ると考えます。
過去のブログの記事でも記載していますが、長期運用する投資信託は、とにかく、手数料(信託報酬)が安いものを選んでください。
2021.4月時点ですと、S&P500関連の投資信託が人気となっており
■ eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
■ SBI・バンガード S&P500インデックス・ファンド
などが人気となっています。
上記の2商品は、手数料(信託報酬)も非常に安く投資信託としては人気のある商品です。
なので、これから投資信託などで運用をしようと考えているのであれば、当該商品で長期運用を行ってみてはどうでしょうか。
上記以外でも、
日経225インデックス関連や先進国株式のインデックスなども人気がありますので購入時に検討してみて下さい。
最後に:夫婦での資産運用?
どうでしょうか?
夫婦での資産運用?|旦那さんや奥さんまかせは要注意
に関して記載しました。
世の中は、金融資産を持っている夫婦は、そこまでいないと考えていたら、考えが甘いだけなのかもしれません。
意外と資産を持っている夫婦が多くいるそうです。
これは私の私見になりますが、老後の夫婦生活にそこまでお金が必要なのかは、疑問を感じえます。
しかし、老後の生活をするにしてもお金は必要です。
その為に、若いうちから少ない金額で運用を行い、老後にある程度まとまった資産を作っておくことが必要なのかもしれません。
我々が将来受給できる年金額がいくらになっているか不明ですが、将来受給できる年金額が減額されても大丈夫なような資産運用を行っていきたいものです。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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