今回の記事は、
投資をしない日本人:老後の資産運用を投資で運用する必要性とは
に関しての記載になります。
皆さん、日本人の方が実施している金融資産運用は何が一番なのかご存知ですか?
なんとなくわかるとは思いますが、銀行の「預貯金」がダントツのトップで、金融資産の保有率は、なんと、92%の数値をたたき出しています。
なぜ、こんなに預貯金が大好きなのかは疑問なのですが、
■ 元本割れのリスクを負いたくない
■ 投資はギャンブル
■ 投資はお金持ちのやるもの
■ 投資を行う資金がない
と思われている方が多いのかもしれません。
しかし、私としては、いくら元本割れが無いとはいえ、そこまで預貯金で運用を行う必要性が全く理解はできません。
昔のように、銀行の金利が4%あるような時代ならば預貯金で運用するということはわかります。
しかし、今の世の中、いろいろな情報が確認できるのにも係らず、銀行の低金利で資産運用を行うことの意味が分かりません。
銀行の金利では、高くても0.01%の金利です。
100万円を預けて、1年たっても利息は100円しか付きません。
また、この利息の100円にも税金がかかりますので、こんな馬鹿な資産運用の在り方はありません。
それでは、老後の資産運用を行うのであれば、銀行の預貯金で資産運用を行うよりも「つみたてNISA」などで、投資などで運用する方が良いということを記載していきます。
詳細は以降に記載します。
以降は目次です。
目 次
前回の記事
銀行の預貯金では資産は増えない
上記にも記載しましたが銀行の預貯金では資産は増えません。
理由は、簡単で、銀行の定期預金の金利は、高くても0.01%です。
普通預金に関しては、0.001%くらいの低金利です。
100万円を普通預金に預けても1年間の利息は、10円になります。
また、定期預金(0.01%)であっても1年間の利息は、100円です。
しかし、この少ない利息に関しても、税金がかかりますので全く銀行の預貯金では将来の資産運用には向いていないことが分かります。
また、日本は、デフレ傾向にあるので、物価は上昇傾向にないので、この少ない利息でも良いと思われる方が多いのかもしれません。
今後、物価が上昇した場合、この少ない利息では、物価の上昇率を銀行の低金利の利息を考えれば、損をするだけです。
簡単に理由を記載すると銀行にお金を預けても物価の上昇率が銀行の金利を上回れば最終的に損をすることになります。
要するに物価の上昇が1%であった場合、銀行の利息が0.001%では、物価の上昇に追いつけません。
去年100万円の物が、今年は101万円になっていることとなり、銀行の定期預金の利息1,000円を考えれば単純に損をしていることが分かります。
なぜ銀行の預貯金が人気あるのか
銀行の預貯金では大した利息が付かないのにの係らず、人気がある理由は、ずばり、「元本割れが無い」ということではないでしょう。
上記にも記載しましが、銀行の預貯金は、確かに元本割れはしませんが、物価の上昇スピードと利息でもらえる金額を考えると預貯金での運用には賛成できません。
しかしながら、安全志向の日本の方なので、少ない金額であっても利息がもらえるのであれば得をした気分になるのかもしれません。
なので、日本人の方は、元本割れのリスクがある投資などは行わず、少ない利益でも良いから元本割れのない預貯金が1番人気なのかもしれません。
また、投資は面倒と思う方が多くいるのも事実です。
銀行の預貯金に預けておけば、「増えはしないが減りもしない」ので、そのままと言う方が多いのかもしれません。
投資の知識が低すぎて投資が始められない
投資を始めてよく思うのですが、投資と言うものを学んできていないので、投資と言うものがどのようなものか分かっていない方が多いのも事実です。
また、子供の時に自分の親から
■ 投資は金持ちのやるものだ
■ 投資はギャンブルだ
などと言われて育ってきた方は、投資と言う言葉に良いイメージが無い方が多いのではないかと思います。
その為、日本人の方は、海外の方と比べると投資などの知識が乏しく、金融リテラシーが低いものと考えられます。
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正直、私としては、小学校や中学校などで投資や複利・単利に関して学ぶ機会を増やし金融リテラシーを向上してもらいたいと考えます。
投資での資産運用の必要性
上記までに記載しましたが、銀行の預貯金で資産を運用しようとしてもお金は溜まりません。
また、2020年度の平均年収は436万円となっており、平均給与は366万円、平均賞与は70万円とのことです。
給与を月収にすると30.5万円になります。
平均年収に関しては、H22年から上昇してきていましたが、令和元年(2019年度)で減少しております。
2020年以降は、新型コロナの影響もあり、平均年収はさらに減少していくのではないでしょうか。
このように会社員の方でも年収の増加は見込めないのにもかかわらず給与や賞与などを銀行の預貯金に預けているのが事実です。
よくこの発言を聞きますが、「投資は金持ちのやるものだ」「投資をやるお金がない」などの話を聞きます。
しかし、「つみたてNISA」に関して言えば、年間の上限は40万円と言う金額ですが、投資信託の積立てだけに関して言えば、数百円で始められます。
ネット証券によっては、100円から始めることができます。
この状況にも関わらず、「投資をする為の資金が無い」と言っている方を見ると、投資の知識がない方が多い世の中だということが分かります。
確かに「つみたてNISA」で数百円から積立てを行っても、大した積立てにはなりませんので、ある程度の金額で運用をしたほうが良いの事実です。
「つみたてNISA」の年間上限が40万円ですので、月額にすれば3.3万円を購入することができます。
投資信託に関して言えば、購入する商品させ間違えなければ、元本割れを起こすリスクは減らすこともできます。
特に「つみたてNISA」に関して言えば、購入できる商品が、金融庁のお墨付きの商品となるので、悪徳な投資信託をつかまされる確率が低くなります。
なので、会社の給与が少なく将来・老後の生活が心配だと言う方は、今のうちに銀行の預貯金で資産管理をするのではなく投資で資産管理をしてみてはどうでしょうか。
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しかし、投資は、自己責任ですので、無理をする投資の運用は厳禁です。
投資は、資金が減少するリスクがあるのであくまでも余剰金で実施して下さい。
また、儲かりそうだからと言って、FXや株:信用取引などには最初のうちは行わないことをお勧めします。
FXや株:信用取引では、ロスカット、追証で資産が無くなるケースがありますので注意して下さい。
最後に:投資をしない日本人
どうでしょうか?
投資をしない日本人:老後の資産運用を投資で運用する必要性とは
に関しての記載になります。
今回は、「投資をしない日本人」と言うことで記載してみました。
私も投資を始める前までは、「投資を行う資金が無い」「資産を減少するかもしれないリスクは負いたくない」などの考えもあり投資には興味がありませんでした。
私が投資を始めたきっかけは、「タバコをやめたこと」があげられます。
私がタバコをやめた時は、まだ、400円前後でタバコが購入できていた時で、やめた時はものすごく大変でした。
しかし、ある程度の期間がたつと、財布の中にお金があることに気が付きます。
それはそうです。
1日、1箱のタバコを買っていたことを考えれば、お金は溜まって行きます。
確か、420円くらいだった気がするので、1ヵ月(30日)で12,600円のお金が消えていきます。
調子が良ければ、2箱購入していたこともありますので、本当に無駄なお金を使っていたことだと反省しています。
そして、気が付けば、10万円くらいお小遣いが貯まり、さらに、放置していたら30万円くらい貯まって行きました。
家にそのまま現金を置いておくのも考え物と考え、銀行に貯金をしていましたが大して利息も付かないので、外貨預金を始めたのが投資を始めた切っ掛けです。
ドルを95円で購入し、110円、120円で売却し、その現金で、一般NISAで投資を始めたのが切っ掛けです。
今から思えば、もっと早い時期から投資を行っていればと悔やまれますが、悔やんでもしょうがないので諦めています。
今現在は、さらに投資額を増やし資産を運用しています。
驚くことは、株を購入しその配当金でさらに、株の買い増しを行い、また、株主優待でおいしいものを食べに行くことができると言うことです。
投資をしていると昨年のコロナショックなどの時は、目も当てられない状態になりますが、それは一時的なものと考え楽しく投資をしています。
なんとなくですが、今のまま、投資をしておけば、正直、老後の心配はしなくても良いのではないかと言うくらいまで資産を運用できそうです。
なので、「投資はちょっと」などと言わず、将来の為に資産運用を行ってみるのはどうでしょうか。
私から言わせれば、タバコをたしなんでいるのであれば、タバコは止め、その浮いたお金で投資をしてみるのはどうでしょうか。
最初は、投資できる金額も少ないのですが、株の配当金などがふくらんでくれば、どんどんと資産は増えていきますので。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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