ゆっくりお風呂
今回は、繰上げ支給の減額率が変更することが議論されているとのことなので、記事を記載しています。
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はっぴー@happyoldage0
繰上げ支給の減額率が減額される
基本的に年金を受給できるのは、原則65歳からですが、ある制度を使用すると年金受給が60歳~70歳の間で変更が可能です。
詳しくは、関連記事があるので参照して下さい。
◆◆◆ 関連記事 ◆◆◆
現在、繰上げ支給、繰下げ支給に関して制度が変更されることが厚生労働省の社会保障審議会で議論されています。
今回は、変更される「繰上げ支給」に関して、記載したいと思います。
「繰下げ支給」に関しては、過去に記事をあげていますので、参照願います。
◆◆◆ 過去の記事 ◆◆◆
「繰上げ請求」に関して、現在の制度では、繰下げる月により0.5%の年金額が減額されます。
その為、65歳⇒60歳に繰下げした場合、受給できる年金額が、0.5%×5年間(60ヵ月)となり30%減額されます。
今回は、その減額率が見直されており、0.5%⇒0.4%に変更するか議論をされております。
現行と今回の見直し額でどれくらいの差額が発生するかは、下記の表の通りになります。
金額は、国民年金を満額で受給した時をベースに記載しています。
月額で言うと、780円~3901円の差額になります。
正直、多い、少ないは、ありますが、60歳から即収入を確保したいという方には、朗報と思われます。
もともとの繰上げのメリットは最短60歳からの年金受給です。
デメリットは、減額された年金額が一生涯減額されるということです。
これは、2017年度の資料になりますが、年金の繰下げ支給は、全体の受給者1.5%と非常に少なく、繰上げ支給は、全体の受給者の19.7%と若干の需要はあるものと判断できます。
基本的には、受給額を遅らせ、年金受給額を増額させたいというニーズよりも、受給額を減額させてでも、入るお金を増やしたいと言うのが現状の様です。
なので、今回減額される金額が、0.5%から0.4%に変更されることは朗報なのではないでしょうか。
しかし、過去の記事にも書きましたが、入るお金が増えれば税金は増えます。
また、60歳以降は、在職老齢年金制度がある為、60歳~65歳まで、65歳以降で年金+収入額で、本来貰える年金が一部支給停止、全額停止になる可能性もあり、減額率が0.5%⇒0.4%になることが幸せかどうかは、受給額をじっくりと計算してみてください。
◆◆◆ 過去の記事 ◆◆◆
繰上げ支給に関して、最後に!!
繰上げ支給の減額率が減額される(0.5%⇒0.4%)になることは、朗報です。
将来受給できる年金が増えるのは、うれしい限りです。
しかし、受給できる金額が増額することにより、税金が増額されたり在職老齢年金制度で年金が一部支給停止、全額停止になる可能性高いため、素直に繰上げ請求をするかどうかは検討をしてみてください。
さらに朗報(在職老齢年金制度も変わります)です
在職老齢年金制度ですが、現在は、60歳~65歳の間は、28万円という縛りがありましたが、今後は、65歳以上の方と同様に、28万円のしばりはなくなる方向に動くそうです。
なので、将来は、60歳からでも
式は若干変わります(賞与などもあるおで)が、基本的には
年金受給額(加給年金は含まない)+ 給与などの収入
で、47万円を超えなければよくなりますので、60歳~65歳までの働き方も少しは、選択肢が増えるのかもしれません。
記事:
はっぴー@happyoldage
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