今回の記事は
年金は元が取れないから払いたくないと思っていませんか?
に関して記載します。
皆さん、年金は元が取れないから払いたくないと思っていませんか?
我々が加入している年金は、
第1号被保険者
自営業やフリーランスの方が加入している国民年金
第2号被保険者
会社員や公務員の方が加入している厚生年金
第3号被保険者
専業主婦の方が加入している国民年金
の分類になります。
専業主婦の方は、将来、老齢基礎年金を受給できますが、国民年金の社会保険料は支払っておらず、第2号被保険者と会社で保険料を賄っています。
まず、この中で、元が取れないのではと言われている年金は、厚生年金です。
しかし、国民年金に関して言えば、社会保険料と税金で賄われている保険の為、還元率だけで言えば言うことはありません。
480ヶ月の間に社会保険料、約月額16,500を支払うと
7,920,000円
の社会保険料を納めることになります。
しかし、65歳から年金を受給すると、約年間78万円を受給することを考えると
約10年
で元を取ることができます。
長生きすればするほど、受給できる年金額が増えることになります。
その為、国民年金だけで言えば、間違えなくものコスパの良い商品になります。
国民年金は、社会保険と税金で賄われているので、国民年金をもらえないということは、今まで払ってきた税金の恩恵すら受けられないことになります。
なので、国民年金の未納期間がある方は、追納や任意加入などで国民年金の保険料を支払うことをお勧めします。
それでは以降に、元が取れる年金に関して記載していきます。
詳細は以降に記載します
以降目次です。
前回までの記事は、
将来に老後破綻しない為の対策は?
に関して記載します。
今回の記事は、よくネット記事で見る老後破綻に関しての記載になります。
老後破綻になってしまう理由としては、
老後に事業を始めて失敗
老後の為のマンションなどを購入した為
親の介護の為、施設に入居される為の費用負担
など、理由は、ありますが、やはり一番の問題は、
老後の収入源が公的年金のみで、且つ、使用する生活費が収入を超えてしまうことが原因と考えられます。
要するに
収入(年金) < 消費収支
となり、毎月、貯蓄を切り崩しながら生活を行い、いつの日か、貯蓄が底をつき老後破綻となってしまう方が、多くいると考えられます。
それでは、どうすれば、「収入(年金) < 消費収支」ではなく、
年収(年金) ≧ 消費収支
で生活をできるかを考える必要があり、どのような生活を老後に送るようにすればよいのかを考えていきます。
記事の内容に興味を持たれましたら下記の記事を確認してみて下さい。
また、前回までの記事も気になるものがあれば、こちらもよろしくお願いします。
前回の記事
元が取れる年金:国民年金
年金問題で、払った保険料の総額よりも受給額が少なくなり払い損になると言う話をきたことがあると思います。
しかし、この問題は、厚生年金の話であり、国民年金は全く関係ありません。
それでは、払い損がなく、長生きすればするほど得をする国民年金に関して記載します。
上記でも記載しましたが、国民年金は、
月額:約16,500円を
20歳から60歳までの480ヶ月納めると
7,920,000円
になります。
国民年金加入者は、65歳から老齢基礎年金を年間:約78万円を受給することになります。
何年間で元が取れるのかと言うと、
約10年間
受給することで元が取れます。
要するに、ある程度長生きできれば、収めた以上の年金を受給が可能になると言うことです。
H30年の平均寿命
男性81.25歳
女性:87.32歳
を考えると約75歳で元が取れる国民年金は、良質な年金制度なのかもしれません。
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国民年金の社会保険料は全額所得から控除され、年金を受取れる時も公的年金等控除を受けることも可能なため、税金に関して優遇を受けることができます。
また、年金制度には、税金が半分も投入されているので、自分が払った税金を老後に返却してもらっていることになります。
その為、国民年金の未納者や未加入者の方は、税金の払い損となるだけになります。
なので、国民年金の未納者や未加入者などの方は、追納や任意加入制度を利用し未納期間などをなくし、満額受給したいものです。
また、国民年金は、老齢年金だけではなく、
旦那さんや奥さんが亡くなった場合に受け取れる遺族年金
病気やケガが原因で障害者となった場合に受け取れる障害年金
の保障もある社会保険になります。
これが一般の個人年金の商品だと考えると、とても、良質な商品と言うことになります。
我々の経済的なことを考えてもこの商品に加入しない理由はないのではないでしょうか。
元が取れない年金:厚生年金
老後に受け取れる年金額は、国民年金加入者よりも多く受給することができる厚生年金に関する記載になります。
厚生年金は、上記でも記載しましたが、収めた社会保険料から考えると老後に受給できる金額が少なくなると言われています。
収める社会保険料も異なっている為、一概に、全ての方が収めた金額よりも受給できる金額が少なくなるとは言えません。
もともと、厚生年金の社会保険料は、本人と会社が半々を支払っていることになります。
その為、本来、私たちが受給できる給与に関して、会社が社会保険料(厚生年金)を半額負担している為、我々が受給できる給与が減額されているとって言っても問題ないのではないでしょうか。
また、専業主婦である第3号被保険者は、年金額を納めていませんが、これを会社員や公務員である第2号被保険者が肩代わりをしています。
その為、単身者や共働きの方は、扶養もしていない専業主婦の方の社会保険を間接的に肩代わりしていることになるのです。
その為、厚生年金は、不公平感を感じてしまいます。
厚生年金は払い損なのか
厚生年金は、上記でも記載しましたが、支払う年金額も異なる為、払い損なのかどうかと言う話は何とも言えません。
自分で支払う社会保険料だけで考え、
自分で支給される老齢厚生年金
専業主婦の奥さんが受給できる老齢基礎年金
を考慮すれば、払い損ではないのかもしれません。
この条件に「何歳まで生きるのか」、「単身者や共働きでの方」、「社会保険料を会社負担分も考慮する」に入れると払い損になるケースもあるのではないかと考えます。
しかし、国民年金の時も記載しましたが厚生年金には、国民年金以上の
遺族厚生年金や障害厚生年金の保障も受けられます。
そもそも、受給できる年金額は、終身保障となり、受給できる年金額も国民年金よりも多く受給することができます。
会社員の方は、会社に入社し給与を受給した時から厚生年金を自動で納税することになるので、ずるいなど言ってられません。
また、長生きすればするほど、国民年金よりも多くの年金額を受給できる厚生年金を考慮すれば、払い損のリスクよりもお得な年金なのかもしれません。
何よりも、終身で厚生年金を受給でき、旦那が亡くなっても、奥さんには遺族年金が振り込まれることを考えれば、とても良い年金制度なのかもしれません。
最後に:年金は元が取れない
どうでしょうか?
年金は元が取れないから払いたくないと思っていませんか?
に関して記載しました。
年金は元が取れないから払いたくないということに関して記載しましたが、元が取れないのは、厚生年金であり、国民年金は、長生きをすればするほどお得な社会保険です。
国民年金や厚生年金は、老齢年金制度だけではなく
旦那さんや奥さんが亡くなった場合の遺族年金
病気やけがになった場合の障害者年金
の制度もあり、良質な商品と考えられます。
正直これから、現役の方が受給できている年金額を我々が受給することができるかどうか保障はありません。
しかし、将来、老齢年金を受給できないということはないと考えます。
これは私の私見になりますが、老後に年金が受給できなくなれば、生活保護受給者が増え、税金の投入が多くなり、これこそ日本の経済が回らなくなります。
そのことを考慮すれば、将来受給できる年金額が廃止になると言うことは考えていません。
しかし、
将来受給できる年金額が減額される
制度自体が変更(受給年齢の引き上げなど)
は、これから行われると判断できるので、是非とも今後の年金制度から目が離せなくなってきます。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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