将来に老後破綻しない為の対策は?【老後】 - Happy old age(幸せな老後)
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将来に老後破綻しない為の対策は?【老後】

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記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

今回の記事は

将来に老後破綻しない為の対策は?

に関して記載します。

今回の記事は、よくネット記事で見る老後破綻に関しての記載になります。

まずは、老後破綻になってしまう理由としては、


◆親の介護の為、施設に入居される為の費用負担

奥さんや旦那さんが亡くなったことによる年金の減額 など


理由はありますが、一番の問題は、


年金収入 < 消費収支


となってしまい、貯蓄も底をつき、老後破綻となってしまうと言う方が多いと考えられます。

それでは、どうすれば、


年金収入 ≧ 消費収支


になるのかを考えていく必要があります。

それでは、「年金年収 ≧ 出費」で老後の生活を送ることができるようになるのかと言うことを以降に記載します。

詳細は以降に記載します
以降目次です。





前回までの記事は、

個人年金保険は加入不要?おすすめしない理由?

に関して記載します。

これは、私の私見になりますが、個人年金保険の加入は必要ないのではないかと私は考えています。

理由は簡単なのですが、

まずは、個人年金保険に加入を考えている方は、公的年金がちゃんと満額受給できるのかを確認してみて下さい。

なので、


国民年金の未納期間がある方

学生時代に学生納付特例制度を利用した方


は、65歳から受給できる老齢基礎年金は満額受給することができません。

その為、国民年金の追納を行うか、60歳~65歳までの間に任意加入制度を利用し満額受給できることを心がけて下さい。

国民年金は、長生きすれば、するほど年金をたくさん受給することができます。

20歳~60歳まで支払ったとしても、65歳から受給できる老齢基礎年金は、約10年でもとを取れることになります。

これが民間の商品であればものすごく良心的な商品(年金)になります。

また、個人年金保険に加入するのであれば


iDeCo(イデコ)

つみたてNISA


などの内容を理解し、将来の貯蓄を行うほうが確実です。

前回の記事でも記載していますが、節税効果で言えば、個人年金保険よりもiDeCo(イデコ)の方が節税効果はあります。

個人年金保険をおすすめしない理由は、いろいろありますので、記事の内容に興味を持たれましたら下記の記事を確認してみて下さい。

また、前回までの記事も気になるものがあれば、こちらもよろしくお願いします。


前回の記事

個人年金保険は加入不要?おすすめしない理由【年金】
投資に向いていない人の特徴は?どのような投資が向いているか?【投資】



老後破綻しない為の考え方



まず、老後破綻をしてしまう夫婦の特徴になりますが、


□退職金を受給し、贅沢をしてしまったことから貯蓄が底をつき、年金のみでは生活がままならなくなってしまった方

旦那さんが亡くなってしまい、年金額が減少してしまった方

親の介護で施設などの費用で貯蓄が底ついてしまった方


などが考えられます。

しかし、今回は、老後破綻をしない為にどのような生活を送るべきかと言うと、以下の式が成り立つような生活を心がける必要があります。


年金収入 ≧ 消費収支


しかし、上記のような生活をする為には、


夫婦の年金受給額は、一体いくら受給できるのか

老後の生活費は、いくらかかるのか

生活費以外の出費はどれくらいかかるのか


を明確にする必要があります。

それでは、以降に夫婦で受給できる年金額はいくらなのか関して記載していきます。



老後の年金事情



H30年のデータになりますが老後に受給できる年金額は下記の通りです。


老齢基礎年金(国民年金)

男性:58,775円
女性:53,342円


老齢厚生年金(厚生年金)

男性:163,840円
女性:102,558円

その為、夫婦の方を考慮すると

国民年金の夫婦の方は、

月額:112,117円


を月額受給することになります。


旦那さんが会社員で奥さんが専業主婦の方

月額:217,182円


を月額受給することになります。


共働きの夫婦の方

月額:266,398円


を月額受給することになります。

上記の金額はあくまでも、平均の金額ですので、自分が本来受給できる年金額は、ちゃんと確認しておく必要があります。

調べ方は、誕生月に届く「年金定期便」で確認することもできますが、50歳以下の方は、老齢年金の見込額が記載されていませんので

日本年金機構から「ねんきんネットにログイン」し、自分の年金額を確認してみて下さい。

画面遷移は、

「将来の年金額を試算する」から「かんたん試算」

自分の年金が算出できますので、確認してみて下さい。

上記のログインは、アクセスキーが無いとログインできませんが、アクセスキーが不明な場合は、再発行が可能ですので、忘れていたとしても問題ありません。

また、奥さんの年金額も同様の方法で確認できます。

なので、上記の方法で年金額を調べれば、夫婦で受給できる年金額が分かります。

また、50歳以上の方は、「年金定期便」にて、「老齢年金の見込額」の記載があるので、確認してみて下さい。

年金定期便の見方は、日本年金機構の「「ねんきん定期便」の様式(サンプル)と見方ガイド(令和元年度送付分)」で確認することができますので確認してみて下さい。

それでは、上記の確認方法で、夫婦での年金額が分かったと思います。

夫婦での年金額を見て、どう思われましたか?

これが、将来、65歳から受給できる年金額となります。

多い、少ないなどは人それぞれではありますが、確認した金額が将来受給できる金額です。

しかし、この金額を満額受給できるのかと言うと、そうでもなく、この金額はあくまでも税引前の金額ですので注意して下さい。

年金でも税金(雑所得)が引かれると言うことを忘れてはいけません。

それでは、次に現在の家計の収支を確認してみて下さい。


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家計の収支を確認する



まずは、2019年度の高齢夫婦の消費収支は以下の通りになっています。

 高齢者夫婦の消費収支_2019

上記の金額は、あくまでの平均値ですので、これだけ、消費するのかと言うとそうでもありません。

あくまでも、目安と言う考えで見て下さい。



 ◆◆◆ 関連記事 ◆◆◆ 




正直、

高齢の夫婦の食費が、66,458円もかかるのか?

その他の支出(娯楽など)が多すぎる

また、住宅費が13,625円など少ない金額となっています。

住宅費に関して言えば、この夫婦の例は、持ち家がベースと考えられます。

マンションの方ですと、修繕積立金や管理費などがかかりますので、まずは、夫婦での支出を洗い出し、1ヵ月の生活費がどれくらいかかるのかを調べて下さい。

今回の算出した消費収支では、子供の教育費など老後に関係のない費用は削減して下さい。

それでは、以降に老後破綻しない為には同のような対策が必要かを記載しています。



老後破綻しない為の対策



それでは、今までに、

夫婦で受給できる年金額

1ヵ月の生活費

が出てきましたので、下記の式に当てはま手下さい。


年金収入 ≧ 消費収支


どうでしょうか?

式が成り立ちましたか?

成り立たなかった方が、大半なのかもしれませんがこれからが本番です。

この中から「1ヵ月の生活費」で老後には不必要になるものを見直していってください。

下記の物は、老後に必要なのかは検討できる物と思われますので確認してみて下さい。


□新聞の解約を検討

□固定電話の解約を検討

□保険内容の見直し

□格安スマフォなどを検討

□車:必要?

車の運転がたまにの方は、レンタカーを考慮してみてはどうでしょうか。
駐車場代、車検、税金、維持費などが浮きます。

上記以外でも削減可能なものを削減し、


年金収入 ≧ 消費収支


上記の式が成り立つかを確認して下さい。

成り立たないようであれば、受給できる年金額をどのように増やすのかを考えて下さい。

以降に、どのように年金額を増やすかを記載しています。



年金を増やすためには



受給できる年金が少ないと感じたかたは、まだ、あきらめないで下さい。

会社員の方は、60歳以降も働き、厚生年金に加入していれば、上記で確認した年金額よりも多く受給することができます。

厚生年金は、国民年金と違い、収めた金額の元が取れるのかと言うと非常に難しい年金です。

しかし、厚生年金は収めれば納めるほど、将来受給できる金額は増えますので、65歳以上でも働くと言う方には朗報なのかもしれません。

65歳以上も働くと言う方は、65歳から年金を受給するのではなく、年金の繰下げ支給を行い将来受給できる年金を増やすことも考えてみてはどうでしょうか。

1ヵ月年金を繰下げると将来受給できる年金額が0.7%増額することになります。

その為、65歳から70歳まで年金を繰下げた場合、年金が42%も増額することとなります。


簡単に例を記載すると

65歳から16万円の年金を受給できる方が、70歳まで年金を繰下げると約22.7万円を生涯受給することができることになります。

上記以外にも


iDeCo(イデコ)に加入する


年金の形式ではないですが、


つみたてNISAで運用をする


などで資産運用をすることもお勧めします。



 ◆◆◆ 関連記事 ◆◆◆ 






また、国民年金が満額に受給できない方は、60歳~65歳までに任意加入制度を利用し、未納や免除・納付猶予期間の国民年金を納付して下さい。

将来受給できる老齢基礎年金を満額受給することが可能になります。

令和2年:老齢基礎年金の満額は、


月額:65,141円


になります。

上記の事で年金は、増やすことは可能です。

また、会社員の方は、退職金や企業年金も受給できる方もいますので、その金額も考慮し老後の収入として計算して下さい。

若い方ですと、収入が少ないので、年金の見込み額を出しても少ない金額しか出てきません。

なので、下記の式が成り立たなくてもまだ、これからどうにかなっていきますので、落胆しないで下さい。


年金収入 ≧ 消費収支


受給できる年金が少ないなどの方は、株式や投資などで自分年金などを作ることも検討してみて下さい。


 ◆◆◆ 関連記事 ◆◆◆ 




最後に:将来に老後破綻しない為の対策は?



どうでしょうか?

将来に老後破綻しない為の対策は?

に関して記載しました。

まずは、夫婦での年金額を確認し、次に、夫婦での消費収支を確認して下さい。

確認した結果、以下の式が成り立つのかを検討して下さい。


年金収入 ≧ 消費収支


成り立たないのであれば、


将来受給できる年金額を増額させるか

老後の生活費を減らすか


を準備する必要があります。

基本的には、


年金収入 ≧ 消費収支


の式が成り立つのであれば、老後破綻は起きる確率は少なくなります。

なので、「年金収入 ≧ 消費収支」の式に近づけるような生活を心がけて下さい。

上記にも記載しましたが、

いくら「年金収入 ≧ 消費収支」を心がけたとしても、


自分の親の介護

奥さんや旦那さんが亡くなってしまう


と言う不幸なことが起きてしまうのかもしれません。

その為、今現在、「年金収入 ≧ 消費収支」の式が成り立っていたとしても老後破綻は起きてしまうかもしれませんが、何事にも準備は必要です。

上記のことを踏まえると65歳までに十分な貯蓄をしなければいけないのかもしれません。

老後の生活は、お金がすべてではありませんが、お金があれば事足りないことは確かですので極力、若いうちから貯蓄をしてみてはどうでしょうか。

皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。







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記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
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管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

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