今回の記事は、
r>gの法則:お金持ちになる為には何をすればよい?:ピケティ
と言う記事になります。
今回の記事は、お金持ちになる為には何をすればよいかと言う記事になります。
経済学者:トマ・ピケティ氏の「21世紀の資本」の中で提唱している「r>g」と言う公式についての記事です。
この「r>g」の公式は、
r:資本収益率
g:経済成長率
のことを指し、
資本収益率は、経済成長率を上回ると言うことを提唱しています。
資本収益率は、経済成長率を上回る為、労働者はいくら労働で稼いでも、お金持ちにはなれないと言っています。
簡単に何を言いたいかと言うと、
経済全体の成長(g:経済成長率)よりも投資で儲かる(r:資本収益率)スピードが早い
とのこと。
なので、お金持ちになりたければ、労働で稼ぐ(g:経済成長率)よりも、株式や投資など(r:資本収益率)で儲けろと言っています。
かなり難しいことを言っていますが詳細の内容は、トマ・ピケティ氏が提唱した「r>g」の不等式に関して詳細を以降に記載していきます。
以降目次です。
前回までの記事は、
2022.4から年金の繰下げは75歳に変更。年金増額率は84%
と言う記事になります。
今回の記事は、2022.4月から年金の繰下げ支給に関する年齢が繰下げられ70歳から75歳に変更されると言う記事です。
受給できる年金を遅らせることになるので、遅らせた分だけ将来支給される年金額は増額されます。
基本的には、1ヵ月期限を延ばすと本来受給できる年金額の0.7%増額することになります。
現行の制度である、70歳まで繰下げた場合は、42%増額する運用でしたが、今回は75歳に変更されたため、84%の年金が増額されることになります。
確かに将来受給できる年金額が増額することは非常にありがたいことなのですが、実際に75歳まで無収入で生活できる方はどれくらいいるか疑問です。
しかし、年金を繰下げることで、将来の年金額を増額されますが、実際に75歳から年金の繰下げ支給を行うことが良いことなのかに関して記載します。
記事の内容に興味を持たれましたら下記の記事を確認してみて下さい。
また、前回までの記事も気になるものがあれば、こちらもよろしくお願いします。
前回の記事
r>gの法則とは
経済学者:トマ・ピケティ氏の「21世紀の資本」の中で提唱している「r>g」と言う不等式です。
rとgとは?
r:資本収益率
不労所得での収入
g:経済成長率
労働での収入
要するに、「r>g」の考えは、資本収益率は、経済成長率を上回ると言うことを言っています。
簡単に言えば、
経済全体の成長(g:経済成長率)よりも投資で儲かる(r:資本収益率)ペースの方が早い
と言うことになります。
要するに
お金持ちは、株式や不動産などから得られる配当金や賃料などの利息(いわゆる「不労所得」)などで収入を得ています。
しかし、我々、お金持ちでない会社員は、労働によって収益を得ることになります。
なので、トマ・ピケティ氏は
お金持ちの「r:資本収益率」の方が労働による経済の豊かになる速度よりも早いと言われていますので、
お金持ちは何時までたってもお金持ち
労働者は何時までも労働で稼いでもお金持ちに近付くことができない
と言われています。
その為、お金持ちと労働者での格差が大きくなり、格差が広がっていくと言う現象が起きていることになります。
その為、この格差社会は、今後も変わらないということになります。
トマ・ピケティ氏は、この格差社会を打開するために、お金持ち(富裕層)から富の分配(累進課税)が必要と訴えています。
しかし、これがなかなか進みません。
お金持ちから累進課税※で税を重くすれば、税金の安い国に移住されてしまいます。
※累進課税:収入の多い人から高い税率を課する課税方式のこと
また、親の遺産で、生活をしている人で、そんなに収益が無いかもしれませんが、働かなくても生活が可能な人がいます。
このような方には、累進課税の制度では、税金は取れません。
その為に、お金持ち(資産家)の資産は、親から子に相続されることから、相続税で富裕層から税金を取得する考えもあるようです。
上記のように富裕層から税金を取得し、富を分配し労働者にも収益を回していくことが本来経済を回す近道です。
しかし、国を動かす政治家も所詮は、富裕層ですので、なかなかそのような動きはしてくれません。
なので、
投資の神様であるウォーレンバフェット氏
Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏
のように、「富裕層に課税をすべき」と訴える方を見ると尊敬してしまいます。
自分ならば、そんなことを言えるかどうかに疑問を生じます。
まとめ!
不労所得を得られなければ、お金持ちには近づけない!
r>gが全て成り立つのか
トマ・ピケティ氏は、20か国、300年分ものデータを調べて、「r>g」になると提言をしています。
しかし、300年の歴史の中で、全てが全て、「r>g」の不等式になるのかと言うとそうでもありません。
戦争などが起きた場合は、一時的に「r:資本収益」が鈍化する為、「g:経済成長率」の方が高くなると言われていました。
しかし、戦争も終戦し、経済活動が落ち着いてくれば、「r>g」と言う理論が成り立つとのことです。
その為、戦争などの条件が起きない限り「r>g」の不等式が成り立つと統計的にデータが示しています。
なので、
悲しいことに労働者は、いつまでたっても労働者であり、お金持ちには近づくことができません。
近づけないので、お金持ちにはなれません。
どうすれば資産家(お金持ち)になれるのか
上記でも記載しましたが、一時的には、「r>g」の不等式が成り立たなくなりますが、すぐに「r>g」の不等式が成り立ちます。
なので、労働者は何時までたっても労働者なのですが、こんなことで、あきらめてはだめです。
何が言いたいかと言えば、労働者は確かに労働者でもありますが、資本家を目指すこともできます。
極端に、資本家を目指すというのではなく
労働をしながら、不労所得を得ることはできます。
また、世の中は、コロナ禍などもあり
一部の企業では、週休3日制や週休4日制の導入
テレワーク推進による在宅勤務(通期時間が不要)
働き方改革
などにより、労働時間はどんどん、短縮傾向にあります。
今の時代は、「24時間戦えますか?」と言う時代ではありません。
空いた時間を、何もせず過ごすのではなく、資本家を目指す努力をすることはできます。
そうです、働きながら不労所得を得る工夫(お金を動かす)をすればよいのです。
株式、投資信託、不動産など
不動産は、正直敷居が高いと思うのであれば、REITを購入することで、配当金を貰うこともできます。
不労所得を得るため、過去のブログの記事を記載していますので興味がある方は確認してみて下さい。
◆◆◆ 関連記事 ◆◆◆
なので、労働者は貧乏人などと考えず、不労所得を目指し、資本家を目指していくことをお勧めします。
また、将来の年金が少ないと嘆くのでもなく、株式などの配当金で毎月収益を得る(自分年金)などの運用を検討してはどうでしょうか。
最初は、かなりハードルが高いですし、損も出ます。
購入している銘柄の状況を確認しながら自分年金の運用を見直しながら実施していくと言うことは是非検討すべきではないでしょうか。
最後に:r>gの法則:お金持ちになる為の法則
どうでしょうか
「r>gの法則:お金持ちになる為には何をすればよい?:ピケティ」
に関して記載しました。
お金持ちになる為には、労働だけの収入だけでは、到底お金持ちにはなれそうもありません。
うすうす気が付いていたような気がしていましたが、
労働で収入を得るだけでなく、不労所得で収益を生み出すことを考える必要があるのかもしれません。
凡人の我々には、資本家になるための資本もそこまであるわけではないので非常に難しいのかもしれません。
しかし、労働者でも収入がありますので、その収入を、株式や投資信託などに回し不労所得を目指していきたいものです。
前にも記事を記載していますが、複利の効果に関しては、アインシュタインも「人類最大の発見」「宇宙で最も偉大な力」と言わしめたものです。
すぐには、大金持ちにはなれません。
しかし、労働で得た収入で、株式や投資信託を購入し配当金などを再投資し、長い時間をかければ、複利の効果で元本が雪だるま式に増えていきます。
複利の効果は、長時間の運用を行わないと効果が出ませんので若いうちから資本家を目指し、株式や投資信託などで運用をしてみてはどうでしょうか。
過去に、複利の効果に関しての記事を記載していますので確認してみて下さい。
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