今回の記事は、
将来受給できる年金額はどのように調べればよい?
と言う記事になります。
将来自分が受給できる年金額は知っていますか?
誕生日月になると、年金定期便がやってきますが、
50歳未満の方ですと、これまでに加入した実績の金額が記載されていますので、何も知らずに、この金額だけ見てしまうと、
こんな金額しかもらえないの?
と思う方が多いのではないでしょうか。
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50歳以上の方は、今までの加入実績から老齢年金の見込み額が記載されているので、金額が分かりやすいのかもしれません。
それでは、50歳未満の方は、どうすれば、将来の年金額が分かるのかと言うと日本年金機構から確認することができるのです。
それでは、どうすれば良いのかと言うことに関して記載します。
以降目次です。
前回までの記事は、
Go Toトラベル:予算の状況では、2021.1末期限も延長ありか!【生活】
と言う記事になります。
記事の内容は、何かと問題になっているGo Toトラベルキャンペーンですが、終了期間の延長に関して、
2020.10.9に赤羽一嘉国土交通相の記者会見にて、Go Toトラベルキャンペーンの終了期間に関して以下の報道があったという記事になります。
報道の内容は、
Go Toトラベルキャンペーンの終了期限は、2021.1末となっていますが、予算の執行状況によっては、延長もあり得ると内容です。
もともとの終了期限は
2021.1末となっており、事業予算が終了した時点で本キャンペーンは終了となっていましたが、予算の執行状況によっては、期間が延期されると言う報道です。
今現在は、Go Toトラベルキャンペーンの影響で観光地では、観光客でにぎわってきていますので、観光地には朗報の報道です。
新型コロナウイルスの感染等は非常に悩ましいものがありますが、是非、皆さんも、この機会を利用し、観光地へ足を運んではどうでしょうか。
記事の内容に興味を持たれましたら下記の記事を確認してみて下さい。
また、前回までの記事も気になるものがあれば、こちらもよろしくお願いします。
前回の記事
自分の年金額を調べるには
まず、自分の年金額を調べるには、50歳以上の方ならば、年金定期便に
「老齢年金の見込み額」(xx歳時点)
と記載があるので将来受給できる見込み額が分かります。
しかし、年齢が50歳未満の方では、
「これまでの加入実績に応じた年金額(今年)」
に金額が記載されていますが、これは、将来受給できる金額ではありません。
今まで、加入した実績に応じた金額ですので、現在40歳の方は、20歳~30歳までに加入した分の年金額になります。
なので、非常に少ない金額で落胆してしまうかもしれません。
40歳の方ならば、あと、20年分、65歳まで働くのであれば、25年分は納めますのでさらに金額は、高くなることを忘れないで下さい。
それでは、50歳未満の方は、自分の年金見込み額を知る為には、50歳以上にならないとわからないのかと言うとそうではありません。
将来受給できる年金見込み額に関してだけ言えば、以下の方法で確認できます。
・自分で計算する
それではまず、一番簡単な、日本年金機構の年金見込額の算出(かんたん試算)に関して記載します。
日本年金機構から年金見込額を調べる
日本年金機構から年金見込額を試算する場合は、「かんたん試算」で計算することができます。
詳細な情報を入力し本来の年金額に近づけたいと言うのであれば「詳細な条件で試算」で試算することが可能です。
要するに将来受給でいる年金見込額に関しては、「日本年金機構」にログインさえできれば、簡単に確認することができます。
ログインを行い※
※ログインにはユーザとパスワードが必要です。
ユーザIDは、アクセスキーがあれば再発行は可能です。
アクセスキーは、年金定期便に記載があります。
わからなくても、何とかできそうではあります。
「将来の年金額を試算する」を押下
「将来の年金額を試算する」の画面に遷移したら「かんたん試算」を押下
これからも納めるであろう
月収(千円)
賞与(千円)
の金額を確認し「試算」するというボタンを押下
「試算結果を照会する」の画面に遷移し、65歳から受給できる年金額が算出されることになります。
どうでしたか?
自分の年金額はいくらぐらいでしたか?
年収からざっくりと計算する
これは、ざっくりとした金額になりますので正確な金額ではないと言うことは理解して下さい。
老齢厚生年金
①20歳から65歳までの平均年収を12で割る
②×0.005481 … ③
③に厚生年金に加入した期間を掛ける … ④
④の金額が厚生年金の金額になります。
老齢基礎年金
令和2年での金額で試算します。
満額:781,692円×(国民年金に加入した月数/480) … ⑤
厚生年金の方は、④+⑤の金額が将来受給できる金額です。
国民年金の方は、⑤の金額になります。
本算出式は、非常に大雑把な算出式になっていますので注意して下さい。
なので、会社員の方(厚生年金)で、
平均年収が5,000,000円
加入期間:480ヵ月(40年)
国民年金の未納期間なし
上記の例で計算すると、
将来受給できる老齢厚生年金は下記の通りになります
年間:1,096,200円
月額:91,350円
将来受給できる老齢基礎年金(国民年金部分)は下記の通りになります
※金額は、令和2年での金額になります
年間:781,692円
月額:65,141円
将来受給できる年金額は、
老齢厚生年金の月額91,350円+老齢基礎年金の月額65,141円
となり、合計すると月額:156,491円となります。
上記にも記載しましたが、この金額は、あくまでも暫定的な金額です。
なので、この金額が受給できるというものではないことをご了承ください。
ちゃんとした金額は、日本年金機構で確認して下さい。
最後に:将来の年金額はどれくらい?
どうでしょうか?
「将来受給できる年金額はどのように調べればよい?」に関して記載しました。
皆さん、どれくらい貰えるか確認できましたか?
国民年金に関して言えば、40年納めることになっている為、将来受給できる金額の上限は決まっていますが、
厚生年金に関して言えば、働けば働く日数分算出式に加算されます。
なので、60歳とは言わず、65歳、70歳と働けば、受給できる年金もそれなりに増加していきます。
今現在の年金の受取が可能な年齢は65歳です。
65歳以降も現役で働くことを望むのであれば、受給できる年金額をさらに繰下げることにより、将来受給できる年金額は増加します。
繰下げる月で0.7%増加します。
その為、65歳から70歳まで繰上げることになれば、受給できる年金額は、1.42倍になることになります。
上記の例で、厚生年金の受給額が、月額:156,491円の場合、1.42を倍にすれば、222,217円となります。
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正直、今後受給できる年金額は、どんどん、減額や受給年齢が引き上げられていくかもしれませんが、受給する年金額が少ないと嘆くのではなく、
将来受給できる金額はいくらなのか
受給できる年金額をどのように増やせばいいのか
将来足りない年金額はいくらなのか
今のうちにどれくらい貯蓄をしていくべきなのか
などを今一度、考えてみてはどうでしょうか。
年金受給額が少ないと諦めるのではなく、
どうすれば増やせるか
どう貯蓄をしていくべきか
を若いうちから考えてはどうでしょうか
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