今回の記事は、
GPIF:2020年4月-6月の年金運用実績。結果ご存知ですか?
に関する記事になります。
記事の内容に関しては、我々の年金をGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が株式などで運用をしています。
2019年度の運用実績ですが、7月にニュースでも連日報道されていましたが8兆円の赤字をたたき出していました。
さらに、2020年1月-3月の赤字額は、17兆7072億円と金額が金額なのでよくわからない金額となっていました。
その為、我々の年金を株の売買で、17兆円も無くなり、今後の老後に赤信号的な報道がされていました。
そして、8月7日に2020年度 4月-6月の年金運用実績がGPIFから速報値として発表がされていました。
我々の年金運用がどのようになったのかを記載したいと思います。
その前に今回の件、ニュースで見ましたか?
まったく報道されていないことに驚く限りです。
私が、テレビを見ていないときに報道されているんですかね?
詳細は以下に記載します。
以下目次です。
前回までの記事は、
老後の為に投資は必要。それならば、投資信託で!
に関して記載しました。
記事の内容に関しては、老後の資産運用に投資は必要か?と言う記事でした。
老後の資産運用に関して言えば、投資で運用をしていくことは必要と私は思います。
しかし、投資初心者に株式だのFXだの言ったところで、うまくは運用できないと思います。
そこで、私の私見になりますが、初心者の方で投資を目指しているのならば、投資信託をお勧めしますと言う記事でした。
どのような商品を購入すべきか、どのような商品群で運用すべきかを記載しましたので記事の内容に興味を持たれましたら下記の記事を確認してみて下さい。
また、前回までの記事も気になるものがあれば、こちらもよろしくお願いします。
前回の記事
2020年度:第一四半期運用実績の結果
2020年度の第一四半期(4月-6月)の運用実績が8/7に発表されています。
上記にも記載しましたが、どのような運用成績かご存知でした?
2020年度の第一四半期(4月-6月)運用実績(速報値)
・収益率は、+8.3%
・収益額は、+12兆4,868億円
・運用資産額は、162兆926億円
上記の通り、大幅な黒字になっています。
数少ない報道になりますが、過去最高の運用成績をたたき出したと言うことです。
正直、今回のGPIFの第一四半期(4月-6月)の運用実績の結果に関して、まったくニュースで報道されないことに違和感を覚えます。
前回の2019年度の運用実績に関しては、8兆円の大赤字となっていました。
また、新型コロナショックでの株式市場の下落も起因し、2020年1月-3月の赤字額は、17兆7072億円の赤字となり、ニュースでは連日連夜報道されていました。
年金が減少する、年金だけで生活が出来ないと言っているのにもかかわらず、これだけの赤字額を出し、「何事か!」と言うニュースです。
過去に、2019年度の年金運用に関する記事は記載していますので、興味のある方は確認してみて下さい。
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運用実績(プラス12兆円)の結果を見て
私としては、前回の記事で記載した通り、2020年度4月-6月の運用成績は、よほどGPIFが運用を失敗しなければ、赤字はないと思っていました。
その為、黒字は黒字と思っていましたが、過去最高の運用成績になるとは思いませんでした。
前回の赤字の時は、一部の方がストレステストの結果、損失額は膨らみ60兆の損失が出るなど騒いでいました。
実際、ふたを上げれば、損失はなく黒字です。
騒いでいた人は、今どうのように思っているのでしょうか。
一時的な年金運用の成績をもって政権批判をするのは正直やめるべきです。
実際の年金の運用成績も、市場運用開始(2001年)から収益率は、2.97%の数値を出しています。
正直、次回の運用成績は、各企業の決済発表の結果が良くないので運用成績もよくない値になるかもしれません。
毎回思うのですが、運用成績が赤字の時は、ここぞとばかりに、報道され政府批判を行うニュースばかりです。
しかし、実際に、年金の運用が黒字の時は、まったく報道しているニュースを見ていません。
今回のニュースを知ったのもロイターの速報を見て初めて知りました。
国内の報道機関のニュースでは、探せば出てくるのでしょうが。。。
と言う状態です。
なぜ、なんでしょうか。
全く不思議です。
最後に:GPIF:2020年4月-6月の年金運用実績に関して
どうでしょうか?
2020年4月-6月の年金運用実績に関して関して記載しました。
結局は、12兆円のプラスで、2001年から運用を開始し過去最高の運用成績をたたき出したとのことです。
運用資産額は、162兆926億円とのことです。
ここまでの金額になると、現実味のない金額なので何とも言えません。
この運用成績に関しても、一時的な数値であり楽観視できる物ではありません。
黒字になったからと言って、我々の年金額が増えるわけでもありません。
※赤字になっても、すぐに年金額が減るものでもありませんが。
だから、なんだと言うわけでもありません。
赤字をたたき出すと、年金はもうだめだと言うニュースが連日連夜報道され、年金不信を我々に起こさせようとします。
しかし、黒字で運用していると、まったくニュースになりません。
経済が上向いたかどうかは、何とも言えません。
しかし、このコロナショックでも年金運用が黒字なった明るいニュースなのになぜ報道しないことに不思議を感じます。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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