前回の記事の内容は、
コロナ:冬のボーナスが減額、又は、カット?その時にどのような対策があるか
に関して記載しました。
記事の内容に関しては、夏のボーナスが減額、又は、カットの企業もあったかもしれませんが、減額等なく受給できた方もいると思います。
しかし、冬のボーナスはどうなるのかと言うと正直楽観視できません。
企業の冬のボーナスに関しては、3月~9月までの実績で決まる企業が多くあると思います。
その為、新型コロナウイルス感染拡大で景気悪化が起因し、冬のボーナスが減額又は、カットされる企業も増えてくると思われます。
そうなった場合に、我々は、12月に向け何を対処していくべきなのかを記事にしてみました。
記事の内容に興味を持たれましたら下記の記事を確認してみて下さい。
また、前回までの記事も気になるものがあれば、こちらもよろしくお願いします。
前回の記事
今回の記事は、「あなたは何時まで働きたいですか?」と言う記事になります。
現状の労働意欲は実際にどれくらいあるのか。
また、実際に働きたいと思った場合に企業はどれくらい働かしてくれるのかに関して記載していきます。
詳細を以下に記載します。
以下目次です。
どれくらいまで働きたいのか
今回使用しているデータは、内閣府から公表されています「
令和元年高齢社会白書」のデータを使用しています。
それでは、現在仕事をしている60歳以上の方に「あなたは、何歳まで収入を伴う仕事をしたいですか?」と言う質問の回答が下記のようになったようです。
何歳くらいまで働きたいか?
◆ 年齢別 ◆
・65歳:13.5%
・70歳:21.9%
・75歳:11.4%
・80歳: 4.4%
◆ 年齢以外 ◆
・働けるうちは :42.0%
・仕事はしたくない:1.8%
・上記以外 :5.1%
60歳以上の方の雇用意欲を見ると
42%の方が働けるうちは何時までも働きたいと言う方が多いようです。
私は、正直そこまで働きたいと思わないので、この意見に関しては、脱帽します。
また、年金を受給できる65歳までと働きたいと言う方が13.5%となっています。
しかし、働く意欲だけで言えば、
70歳までが21.9%
75歳までが11.4%
80歳までが4.4%
と65歳以上の方の労働意欲を持っていることが伺われます。
65歳以上でも働きたいと言う方が37.7%もいると言うことが分かります。
それでは、実際の雇用状況に関してはどうなっているかに関しては下記に記載します。
高齢者に対する雇用状態は
それでは、実際の高齢者に対する雇用状態はと言うと、下記のようなデータとなっております。
◆雇用状況:31人以上の会社◆
・定年規定がない:2.6%
・65歳以上定年:18.1%
・希望者全員65歳以上の継続雇用制度:56.1%
・基準該当者65歳以上雇用継続制度:22.9%
・高齢者雇用制度未実施:0.2%
65歳以上は定年と言う企業は、18.1%の状況の様です。
また、65歳以上の労働に関しても、
定年制の廃止:2.6%
希望者全員65歳以上の継続雇用制度:56.1%
を判断すると、5割強の方が65歳以上も労働できる環境が整っているようです。
今後の少子化の状態を考慮すれば、企業側も高齢者の雇用を維持することにより、労働力を維持して行くことを考えると、65歳に年金受給をしなくても大丈夫なのかもしれません。
その為、65歳から年金を受給するのではなく、年金の繰下げ支給をすることにより、将来の年金受給額を増額させ老後破綻などに陥らないようにしセカンドライフプランを考えていきたいものです。
今後のセカンドライフプランに関して
上記にも記載しましたが、高齢者でも働きたいと言う労働意欲と企業側の働いてもらいたいと言う要望が多い模様です。
その為、今後は、定年が60歳と言う時代から65歳、または、70歳と言う時代が来るのかもしれません。
そうなった場合に、ただ単純に65歳になったからと言って働きながら年金を受給していくのでは、税金も高くなります。
なので、今後は、年金受給方法なども検討する必要があるかもしれません。
一体、自分は何時まで働く気があるのか、貯蓄はどうなっているのか、退職金は何時受給できるのかなどを考え、年金を
65歳から受給するのか
70歳から受給するのか
75歳から受給するのか
などを検討していくべきと思われます。
年金の繰下げ支給は、1ヵ月繰下げるごとに本来受給できる年金額に0.7%が増額されることになります。
その為、以下の年齢まで繰下げると受給できる年金も増額になります。
繰下げ支給
70歳まで:42%増額
75歳まで:84%増額
しかし、
将来の年金受給額が増額されたとしても、体がいつまで健康的に動かすことが可能かを考慮し年金の繰下げ支給をするべきと思われます。
会社を退職し、年金受給額が増えても体が十分に動かせないのであれば、お金がいくらあっても楽しい生活は送れません。
このブログでも何度も言いますが、お金は、お墓には持っていけません。
そのことを考え、セカンドライフプランを考えていきたいものです。
最後に:どれくらいまで働きたいのか
どうでしょうか?
今回のデータの高齢者の労働状態のデータに関しては、内閣府が発表しています高齢者白書からデータを使用しています。
実際の高齢者の労働意欲、企業の雇用意欲を考えると、これからは60歳に定年と言う時代は終わりを迎えたのかもしれません。
これからは、定年と言う考えかたが無くなってくるのかもしれません。
しかし、退職金制度は、なくしてもらっては困りますが。
その為、高齢者雇用の在り方も考えた第二の生活プランを考えどのように老後を過ごしていくかを考える時やってきています。
60歳で退職金を貰い、65歳から年金受給で楽しい老後を送れそうもないので、今後は、高齢化社会に向け、どのように働きながら生活を送っていくかを考えなければいけないようです。
皆さんは、どのように思いましたか?
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記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
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