前回の記事は、「au PAYポイント運用投資: 3カ月目の状況」に関して記載しました。
詳細の内容は控えますが、なんとなく実施しているau PAYポイント運用投資の実施結果を記載した記事です。
購入したタイミングがコロナショックの時であったため、現在の運用成績は景気の良い話になっている記事です。
気になって方は、前回の記事も含め、下記のリンク先から参照をお願いします。
前回の記事
今回の記事ですが、暗い話になってしまいますが、「将来の年金受給年齢は65歳から70歳へ。その為の準備は何をすべきか」に関して記載します。
政府は、年金の引き上げに関しては、まだ何も言っていません。
しかし、2020年に改定された年金改正法を見ても受給年齢の引き上げの土台を着実に進行しているように見受けられます。
実際に、年金の受給年齢を引き上げますと言われてから資産運用を始めても遅いのかもしれません。
その為、いつ年金受給年齢が引き上げられても大丈夫な貯蓄運用をしていく必要があるのです。
早いうちに!
それでは、年金の受給額の引き上げに関しての詳細を以下に示します。
以下目次です。
年金受給年齢が引き上げられそう
年金受給に関しては、原則65歳ですが、ほんのちょっと前までは、60歳から受給できていました。
今現在では、年金の受給年齢が65歳に引き上げられたため、段階的に年金受給年齢の引き上げを実施している最中なのです。
その為、全ての高齢者に対する年金受給年齢の引き上げが完了した時には、年金受給年齢を、65歳から70歳に引き上げると言う話が本格的に上がってくるのかもしれません。
まったく恐ろしい限りです。
また、年金の繰下げ支給と言う制度がありますが、これは、もともと年金の受給を遅らせる年齢が最大70歳まででしたが、2022年4月からは75歳まで延長されることが確定しています。
こちらに関しては、Twitterでもトレンドになったようです。
年金受給額が75歳からみたいな内容です。
上記の繰下げ支給も含め年金に関連は、5年に一度運用方法が見直されています。
「厚生労働省の2019年度の財政検証」の報告書を見る限り、少子高齢化の為、現状のままでは、将来の年金額が着実に減って行くと言うシミュレーションがされています。
この報告書を見る限り
将来の年金支給額は、減額されそうだ!
年金受給年齢は、65歳から70歳になりそうだ!
と言うような状況が今後待ち受けられていることが分かります。
それでは、どのような行動を起こせばよいかに関しては、次に記載します。
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年金の受給年齢が引き上げられた場合
それでは、ある日突然年金の受給年齢が65歳から70歳に変更するとなった場合、何を考えるべきかを考えます。
まずは、65歳から70歳の空白の5年間の期間をどうするかを検討する必要があります。
正直、労働をするかしないかで、この空白の5年間の生活が変わってきます。
シニアとして元の職場で働く気があるのであれば、問題ありません。
また、働けない場合、収入が少なくなってもよいから、パートでも何でもすると言うのであれば、この空白の5年間と言うものはあまり関係ないのかもしれません。
しかし、会社の規則で働けても65歳までの規約があり働けない場合、今更一からパートで一から始めるのもと言う方もいるかもしれません。
そのような方は、この空白の5年間をどう過ごすかを考える必要があります。
空白の5年間をどのように過ごすか
上記でも記載しましたが、労働意欲があるのであれば良いのですが、労働意欲が無い場合は、まず、退社した場合どれくらいの退職金が受給できるかを確認してみて下さい。
これはあくまでも例ですが
H30年勤続20年以上かつ45歳以上の定年退職者の平均退職金は下記の通りです。
その次に、企業年金など公的年金以外の収入がどれくらいあるのかを確認して下さい。
iDeCo、つみたてNISA、財形年金なども
また、ハローワークに行き失業保険を受領すると言うことも忘れてはいけません。
上記の収入源をもとに、自分の生活費が一体いくらかかるのかを検討して下さい。
高齢者の平均消費支出
※このデータは総務省「家計調査報告-家計収支編(2019年)-」から記載しています
・夫婦世帯:239,947万円
・単身者 :138,623万円
ここでは、あくまでも平均データなどを使用して記載しました。
退職金に関してだけ言えば、これからの老後の資金ですので、この空白の5年間に使うべきではありません。
退職金は、これからの長い老後生活で使う金額で検討していただいた方が良いです。
その為、退職金以外の収入で、この5年間をどう乗り切るかを考えて下さい。
その為には、
失業保険の金額、期間?
どれくらいの貯蓄がある、必要?
どれくらいの副収入があるか?
を見出さなければいけません。
正直、副収入に関して言えば、働くと言うのではなく、株でも投資でも構いません。
貯蓄は、投資信託で貯蓄し、副収入は、株の配当金で賄うなどどのようにするべきかを考えていくべきでしょう。
これは、単純計算ですが、10,000,000円分を4%の配当金を出す株を購入すれば、年間400,000円の配当金※を得ることが可能です。
※20.315%の税金は何も考えていません。
一気に一千万円を貯めることはとても大変ですが、ある程度の金額で毎月、株を購入していけば、退職後に一千万円分の株を購入することは可能なのかもしれません。
過去の記事でも言いましたが、複利の法則で時間をかければかけるほど複利での利益は大きくなります。
なので、若いうちから、貯蓄をすると言うことを忘れずに実施すれば、いつかは、積立てたものが花開くのではないでしょうか。
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最後に:将来の年金受給年齢は65歳から70歳へ
どうでしょうか?
将来は、年金で楽しい老後が暮らせるなんて思っている方はあまりいないかもしれません。
しかし、卑屈になってはいけません。
将来の年金は、多分貰えます。
それは、何故かと言えば、それは政府が100年は問題ないと言っているからです。
だからと言って、受給できる金額がどのような金額かは分かりません。
今、受給している世代の人の半額かもしれません。
上記で記載しましたが、必ず、年金受給年齢は引き上げられます。
また、受給金額も必ず下げられ、保険料も確実にUPします。
そんな分かりきっていることに目をつぶり、ノープランで長い人生を駆け抜けるのではなく自分だったらどうなのか考え、できる限りの準備をしてみて下さい。
老後にお金もなく、節約でお金を切り詰めながら生活するなど嫌に決まっています。
最後の人生は、楽しく暮らしていきたいですよね。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
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