前回は、「銀行の金利より運用利回りが良い投資信託(毎月分配金)を購入した結果(14カ月目の状況)【貯蓄】」に関して記載しました。
過去の記事が気になる方は、下記のリンク先から参照をお願いします。
前回の記事
今回の記事は、「年金は繰下げるべきなのか」に関して記載したいと思います。
年金を繰下げると得と言う記事をよく見ませんか?本当に年金を繰下げると得なのかどうかに関して記載します。
年金の繰下げに関する詳細は以下に示します。
以下目次です。
年金を繰下げるべきか
これは、私の私見になります。
年金を70歳まで繰下げれば、70歳以降に受給できる年金額が1.42倍に増えます。
金額の話だけ考えれば最もお得です。
正直、どんな銀行、どんな投資信託を購入してもこの運用利益はとてもではないですが出せません。
それが、死ぬまで一生続くのです。こんないい話はありません。
しかし、健康で生活できる年齢の平均と言うものが厚生労働省から「健康寿命のあり方に関する有識者研究会 報告書(2019年3月)」と言うデータがあります。
この数値から見ると、男性:72.14歳、女性:74.79歳までが健康な生活が出来ると言うデータになっています。
この数値を見ると、年金を70歳まで繰下げ支給をする気にはなりません。
ですので、年金の繰下げ支給は、正直お勧めはしません。
でも、下記のような方は、繰下げ支給をしてもメリットがあるのかもしれません。
それでは、どのような方がよいのかと言うことになります。
これは、私の思いだけです。
・65歳から70歳までの間に年金以外の収入がある
・旦那さんの年金がある程度受給できている専業主婦の方
要するに、65歳になっても直ぐに老齢年金を必要がない方は繰下げ支給を行っても問題ないのかもしれません。
年金の繰下げとは
通常年金は、65歳から受給することができますが、年金の受給額を70歳まで繰下げることができます。
繰下げるメリットは、繰下げる月数分(0.7%)が将来受給できる年金額に加算されます。
要するに、65歳から70歳に年金を繰下げると将来受給できる年金額に1.42%を加算した金額を受給することができます。
年金受給額が、厚生年金の平均額の16万円で算出すると227,200円を70歳から受給することができます。
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年金を繰下げることのデメリットは
前回の記事にも記載しましたが年金受給額が増えると言うことは、雑所得が増えます。
その為、老齢年金の受給額が増加しても、税金として大量に採取されてしまう現象が起きます。
また、上記にも記載しましたが、健康年齢と言うものがあります。
年金を70歳まで繰り下げ支給金額が増加するのはいいのですが、81歳くらいまで長生きしないと繰下げたメリットが無くなります。
今後日本人の平均寿命も延びて行くとは思いますが、平均寿命は、男性:81.25歳、女性:87.32歳です。
数値を見れば見るほど馬鹿らしくなります。
要するに、長生きしないとメリットがありません。
お金はお墓に持ってはいけないと言うことを改めて考えるべきです。
最後に:年金を繰下げるべきか
どうでしょうか
今回は、年金を繰下げるべきかに関して記載しました。
年金の繰下げに関して言えば、5年間年金を貰わなかっただけで、本来受給できる年金額に1.42をかけた金額を受給できることは素晴らしい事と思います。
どんな債券、投資信託を購入してもこの金額はないです。
しかし、65歳から70歳まで働き我慢し、増額された年金を受給できたとしても、体の調子が悪くなり、介護生活など続くようになれば、何のためにか頑張ったのだろうかと後悔してしまうのではないでしょか。
私としては、金額は魅力的です。
しかし、老後は楽しく生活したいので、繰下げ支給はするつもりはありません。
繰下げ支給をするとすれば、うちの奥さんの年金を繰下げ将来お金に困らないようにしていきたいとは思います。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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はっぴー@happyoldage
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