酒税法改正。2020/10からビールの税率が徐々に上がります。【税金】 - Happy old age(幸せな老後)
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酒税法改正。2020/10からビールの税率が徐々に上がります。【税金】

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記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

前回は、専業主婦の方は、年金を払っていないのに将来受給できるのはずるい?と言う記事を記載しました。

 ◆◆◆ 前回までの記事 ◆◆◆ 
今回は、2020/10から徐々に税率が変更されて行く酒税法の改定に関して記載します。

酒税法の改定に関しては、2018/4から改定されているのですが、今回の改定は、発泡酒性酒類に関する規定が変更されます。

以下に変更される発泡酒性酒類に関しての詳細を記載します。
以下目次です。



ビールの税率が変更される経緯



夏も近付いて来てビールがおいしい季節になってきましたが、2020/10からビールの税率が段階的に変更されてしまうのです。

全てではないですが、しれっと増税されて行きます。ご存知でした?

ビールと言われても、通常のビールから発泡酒、新ジャンル(第三のビール)などがありますが、コンビニなどで上記を買っても値段がまちまちです。

その要因は、原料と言う話もあると思いますが、酒税の税率が違う為、通常のビールは、値段が高く新ジャンルなどは値段が安いと言うことになっていました。

その為、ビールの売り上げが年々下がり、税収が減少してきたことを嫌ったことからよく売れている物から増税させると言う暴挙に出た模様です。

一律、ビールと同様に税率を上げるのかと思いきや、ビールの税率を一律55円に統一することとなったようです。

なぜ、ビールだけやり玉に上がっているかと言うと、今はそうでもないですが、昔は、お酒と言えば、ビールです。

庶民が最も消費するお酒は、ビールと言っても過言ではありませんでした。

その為、どこのお酒から税金を徴収しようとすると、最も多く消費されているビールから徴収したほうがとても効率が良いのです。


2020年6月時点の税率に関して



現在(2020/6)のビール、発泡酒、新ジャンルに関する税率に関して記載します。

他のお酒に関しても税率の変更がされますが、今回はビールに関しての記載をしていきます。
下記は、350ml当たり(2020/6月時点)の税率になります。

 種  類   税  金 
ビール 77円
発泡酒※1 62円
発泡酒※2 47円
新ジャンル 28円

※1 25%≦麦芽比率<50%
※2 25%未満


今後の変更される税率に関して



これが、今後どのように増税されて行くかと言うと2020/10から3年起きにビールの税率を55円に一律変更しようとしています。

それでは、どのように変更していくかと言うと、下記のように段階的に変更していくようになっています。

下記は、350ml当たり(2020/6月時点)の税率になります。

種類 2020/10 2023/10 2026/10
ビール 70円 64円 55円
発泡酒※1 59円 55円 55円
発泡酒※2 47円 47円 55円
新ジャンル 39円 47円 55円

※1 25%≦麦芽比率<50%
※2 25%未満

上記のように税率が段階的に上がって行きますが、実際のビールの値段が上記の税率の差額分上昇するかに関しては、各ビール会社が決めていきますので今後のいくらになっていくかは状況を確認していきたいものです。


最後に:ビールの増税に関して



どうでしょうか?

今回は、2020/10以降ビールの税率が3年ごとに変更されると言う記事を記載しました。

今回はビール関連の記事を記載しましたが、ビール以外で言うと、日本酒とワインの税率が2023/10に同じ35円(350mlあたり)となるようです。

なので、若干、日本酒が減税となり、ワインが若干増税になる模様です。

下記は、350ml当たり(2020/6月時点)の税率になります。

種類 2020/10 2023/10
日本酒 39円 35円
ワイン 32円 35円

昔は、とりあえずビールと言う注文でしたが、現在は、若者のビール離れが進み、ビールの視野も縮小してきていると聞いています。

その為、今更ビールの税率を上げてどうするつもりなのか知りません。

そもそも、ビールと新ジャンルの値段が一緒になったら、誰も新ジャンルのビールなど飲まなくなります。

その辺を少し考えてくれたりはしないのでしょうか。

各社の努力で作った発泡酒や新ジャンルなどに冷や水を浴びせる行為です。

何も考えず売れている物から増税しようと言う考えが納得できません。

今は、ビールがやり玉にあがりましたが、これからは、需要のあるストロングなどのリキュール関連のお酒が、やり玉にあがるのではないでしょうか。

値段が手頃のお酒の税率を上げ、庶民から税金を搾り取ろうとする御上の考えはわかりません。

皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。




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記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
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管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

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