●2022/8/12に一部記事を更新しています。
ご存知の方は、知っていると思いますが「金のガチョウ」は、イソップ童話で出てくる物語であり、投資を行う方ならば、以下の格言である
を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
この「金の卵を産むガチョウを殺すな」と言う格言を簡単に説明すると
■一括千金を目指さずに今生み出されている利益を大切にしよう
と言う意味になります。
要するに一括千金を目指して、金の卵を産むガチョウのお腹を切り開いて金を取り出そうとしてはいけません。
金の卵を産もうと産むまいとガチョウはガチョウです。
殺してしまえば、もう二度と金の卵を産んでくれなくなります。
● ● ●
この「金の卵を産むガチョウを殺すな」と言う言葉は、なんとなく聞いたことのある言葉でしたが、久しぶりに、この言葉を聞いたのは、
「マネーという名の犬 12歳からのお金入門」
を読んだ時に聞きました。
この本に関しては、いろいろ言いたいことはありますが、今回のテーマである「金の卵を産むガチョウを殺すな」に関しての詳細は、以降に見ていきます。
以下目次です。
目 次
前回の記事になりますが
相場格言:落ちるナイフはつかむなとは言うけど、実際どうすれば良い?
と言う記事でした。
こちらは、相場の格言である
とは言うけれど実際、株価が下落した時はどうすれば良いのか?
に関して記事を記載しました。
前回の記事に興味を持たれましたら下記のリンクからブログの内容を確認してみて下さい。
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「金の卵を産むガチョウを殺すな」とはどんな意味?
この「金の卵を産むガチョウを殺すな」と言う格言は、もともとイソップ童話の「金のガチョウ」から来ています。
「金のガチョウ」がどのような話か思い出すのが面倒であれば、YouTubeなどで検索してみて下さい。
短くまとめられた動画があります。
金のガチョウのあらすじは下記の通りです。
■平凡な主人公が、毎日一個の純金の卵を産むガチョウに出会う
■その純金の卵を売却すると、利益が莫大に増える
■それを繰り返すうちに、平凡な主人公が、小金持ちになる
■「もっと利益が欲しい」と考えた主人公は、ガチョウのお腹にまだまだ金が詰まっていると考え、ガチョウのお腹の中を切り裂いてしまう
■しかし、お腹の中には、金は無く、折角の金の卵を産むガチョウを死なせてしまい後悔する
と言う物語です。
要するに、欲張って一度に利益を得ようとして、将来の利益を棒にしてしまうと言う大変ありがたい教訓です。
言われれば分かる話ですが、実際に欲にまみれてしまっているときは、周りが見えず、当たり前のことが見えなくなります。
その為、もっと利益が欲しいと思い、金のガチョウを殺してしまえば、もう二度と金の卵を得ることが出来ないと言うことになります。
投資でも同じ話になりますが、現金が欲しいからと言って、毎年2回、配当金がもらえる高配当株を一時の利益のために株を売却してしまえば、もう二度と配当金は受け取ることができなくなります。
なぜ、「現金が欲しいのか」を今一度考え、目先の欲にとらわれず、将来の利益を考えて行動をとるべきと考えます。
マネーという名の犬では何が言いたかったのか
この本では、イソップ童話の話を持ち出して、自分だったらどうしたかを問いただす物語になっています。
要するに、下記のように例え話で説明しています。
■金の卵を産むガチョウを「株や投資信託」
■純金の卵を「配当金」
簡単に言えば、「株や投資信託で利益が出たからと言って売却(ガチョウを殺してしまう)をしてしまうと、配当金(金の卵)が手に入らなくなる」と言うことになります。
その為、この本の中では、
を考えさせられることになり、要するに
■利益が出た投資信託を売却(ガチョウを殺す)し利益を得るか
■一時的な利益を諦め配当金を再投資することで複利の利益を雪だるま式に増やしていく
と言うことを主人公たちに問いただす物語になります。
大人の方ならばどう答えるかは色々ありますが、この物語は子供向けの物語ですので、是非とも子供に読ませて感想を聞きたいものです。
今の学生は、金融と言うものも学ぶ必要もあるので、是非読んでもらいたい本ではないでしょうか。
答えは、人それぞれに異なるとは思います。
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夢をかなえるゾウ1
やりたいことが見つからない。自分を変えたいと思っている方は是非
偉人たちの名言や行動が心に響きます
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マネーという名の犬を読んでの感想
「マネーと言う名の犬」を読んだ感想ですが、お金の話を簡潔に(子供に)説明してくれるとても良い本と思われます。
海外の方が記載している本なので、日本人的な文化にはなじまない箇所が多々あります。
簡単に言えば、近所の犬の散歩や犬のしつけなどをすることにより、近所の飼い主から対価(お金)をもらう。
その後、面倒を見る犬の数を増やし、飼い主からもらう対価を増やしていき、規模を拡大させる。
主人公一人で対応できなくなってきたら友達を雇いどんどん規模を拡張し運用することことで、お金を稼ぐと言うことを学んで行きます。
本の最後には、「投資とは何なのか?」「お金を育てるためには?」を簡単にわかりやすく書いてある本です。
その為、自分と照らし合わせると、「こんなことが本当にできるの?」と考えさせられますが、もう少し早い時期にこの本と出合っていれば、お金に関しての考え方が変わったのかもしれません。
本の宣伝をするわけでもありませんが、是非、若いうちに読んでいただければ、
■お金とは?
■稼ぐとは?
■投資とは?
を分かりやすく学んで行けるのではないでしょうか。
最後に:「金の卵を産むガチョウを殺すな」に関して
どうでしょうか?
お金持ちになるなら知っておきたい格言「金の卵を産むガチョウを殺すな」ご存知ですか?
に関しての記載になります。
読んでから随分時がたってしまったので、記憶が曖昧なところが多いいのですが、なかなかためになる本であったと考えます。
子供向けの本なので、こんなに上手く行くわけないだろうと思うところは多々ありますが、考えさせられるような格言は多々あります。
今回の「金のガチョウの卵」の話もそうですが、
■やると決めたら72時間以内にやる
■72時間以内にやらないと二度とやらない
と言う言葉もあり、まさしくその通りの言葉です
上記にも記載しましたが、子供向けに記載してある為、簡略的に記載されていますが、大人の自分でも「なるほど!」と考えさせられた本でした。
その為、「投資なんて、金持ちのやるものだ!」なんて発言をする金融リテラシーの低い人には、是非とも読ませてあげたい一品と考えます。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
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はっぴー@happyoldage
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最終更新日:2022.8.12
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