今回の記事は、
バフェット氏の遺言:資産の9割をS&P500で運用
に関しての記載になります。
まず、ウォーレン・バフェット氏ですが、言わずと知れた世界屈指の大富豪であり、長期投資家として知られています。
その世界屈指の大富豪であるバフェット氏が奥さんに宛てた遺言に
■資金の10%を短期国債に、90%を低コストのS&P500インデックス投信
で運用を行うといいと遺言を残しています。
さらに、この運用方針は、年金基金、機関投資家、個人を問わず高額な手数料で運用を行っているアクティブ・ファンドよりも優れた利益を得ることになると言われています。
その為、これから資産運用を行いたいと考えているのであれば、
■手数料の安いS&P500のインデックス・ファンド
で運用を行うことで優れた利益を得ることが出来ると言うことになります。
もともとバフェット氏は、
■一般投資家ならば個別株よりS&P500株価指数への投資したほうが賢明
とも発言をしていますので、これから投資を行いたいと言うのであればS&P500での投資を検討してみてはどうでしょうか。
詳細は以下の通りです。
以降は目次です。
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目 次
前回の記事
S&P500とは
まずは、S&P500とは、
■米国の代表的な株価指数でありGAFAを中心とした米国の代表的な500銘柄を時価総額で指数化した代表的な株価指数になります。
上記で記載のあるGAFAになりますが、
■Google
■Amazon
■Facebook
■Apple
の4社の総称となります。
また、S&P500の構成銘柄は、時価総額が131億ドル以上、4期連続黒字など厳格な基準をクリアした優良企業で構成されています。
その為、S&P500のインデックス・ファンドに投資を行うと言うことは、米国の優良企業で構成された企業500社に投資を行うことと同じです。
米国の優良企業での指数になるので、運用成績は右肩上がりになると考えてもらって問題ありません。(業績の悪い企業は入れ替えられてしまう為)
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また、以降は、雑学になりますが、S&Pとは
■Standard & Poor’s
スタンダード&プアーズ・レーティング・サービシズ
の略となりますがあまり覚えておかなくても問題はありません。
S&P500の運用成績は
2022年2月時点では、米国の金利上昇やロシアのウクライナ侵攻によりS&P500のチャートも下落傾向ではあります。
しかし、S&P500に関する10年間のチャートを見ても、この10年の間に4倍も上昇していることが分かります。
単純に10年前に100万円分の投資を行ったら10年後には400万円になると言う計算になります。
今後もこの成長スピードで上昇をしていくのかは疑問を感じますが、過去のチャートの推移を考えると今後も上昇する傾向と考えられます。
その為、バフェット氏が言う手数料の安いS&P500のインデックス・ファンドで運用を行うと言うのであれば、
■SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
で運用を行うのもいいのかもしれません。
松井証券で取り扱う投資信託は、ほぼノーロード(購入時手数料無料)と低コストを意識した商品でラインナップされています。投資信託を始めたいと言うのであれば、松井証券で口座開設を行ってみてはどうでしょうか?
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2022.2.18時点で、信託報酬が安いS&P500のインデックス・ファンドになります。
アクティブ・ファンドよりもインデックス・ファンドで運用する理由
まず、投資信託には、
の2種類があります。
まずは、インデックス・ファンドを簡単に説明すると、株価指数などの指標に連動した運用を目指す投資信託になります。
メリットとしては、株価指数に連動するように運用する為、運用コストが安いメリットがあります。
次に、アクティブ・ファンドを簡単に説明すると、ファンドマネージャーが投資先などを選び運用を行う投資信託になります。
株価指数など指標を上回るリターンを目標に運用が行われインデックス・ファンドと比べ運用コストが高い商品となります。
上記の内容を見るとアクティブ・ファンドの方が、利益が出るように考えられますが、短期ではアクティブ・ファンドの方が利益は出ます。
しかし、長期での運用を考えるとインデックス・ファンドで運用を行うほうが、利益が出ると言うデータもあり、長期運用を考えているのであれば
■インデックス・ファンド
が優位と考えます。
バフェット氏も高い手数料を払うことは無駄と考えており、アクティブ・ファンドで運用を行えば市場平均よりも利益は得られるが利益は限定的と考えています。
また、アクティブ・ファンドの高い手数料を考慮すれば、インデックス・ファンドの方が得だと考えているようです。
その為、奥さんに対する遺言は、S&P500のインデックス・ファンドで手数料のできる限り安いファンドで運用をすることを進めているようです。
S&500だけで運用して問題ない?
正直、ここまで、バフェット氏がS&P500で運用を行えば問題ないと言うことで、我々もバフェット氏の言葉を信じ
■S&P500
に全てを託して問題ないのかと言うと若干疑問を感じます。
S&P500は過去のチャートを見ると右肩上がりに上昇をしており、この10年間で4倍も上昇をしております。
その為、何も考えずにS&P500で投資を行っても問題ないのかもしれませんが、一旦、株と債券の考えだけは理解しておいてください。
この頃は、このような考えで値動きもしないと言われていますが
■株式市場が下落すれば債券市場が上昇する
■株式市場が上昇すれば債券市場が下落する
と言われています。
実際に、2020年のコロナの感染拡大で市場が大暴落しましたが、債券市場は、そこまで下落はしていません。
逆に株式市場が下落したため、S&P500のインデックス・ファンドに関しても下落しております。
そのようなリスクを考えると、S&P500一択で運用を行うことはどうなのかと考えさせられます。
そうならない為にも分散投資で株式市場が下落した場合のリスクを考えた運用を行う必要があるのかもしれません。
過去に資産の分散投資に関しての記事を記載していますので、「カウチポテトポートフォリオ」の記事も確認してみて下さい。
最後に:資産の9割をS&P500で運用する
どうでしょうか?
バフェット氏の遺言:資産の9割をS&P500で運用
に関して記載しました。
投資に関しては、ウォーレン・バフェット氏は、下記のような名言を残しております。
■早いうちから貯蓄することを学ばないのは、大きな間違いだ。
なぜなら、貯蓄は習慣だからだ。
ゆっくりお金持ちになるのはたやすいが、手っ取り早くお金持ちになるのは極めて難しい。
日本人は、どうしても投資で運用を行うよりも、銀行・保険などが大好きな為、投資を行う方は非常に少ないのが現実です。
銀行の定期預金とは異なり、投資は元本割れを起こすリスクがあることも事実です。
しかし、長期で資産運用を行うことで、元本割れを起こすリスクも減り、最終的には、莫大な利益を生む可能性が高いと考えます。
投資は、確かにリスクのある商品があり運用する商品のリスクを何も考えもせずに運用を行えば、元本割れを起こすリスクが出てきます。
しかし、バフェット氏の発言の通り、
■S&P500インデックス・ファンド
■安い手数料
の投資信託で運用を行うことで利益がでるのも事実です。
上記でも記載している
■SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
ですが、私も運用を行っていますが確実に利益が出ているのも事実です。
その為、これから投資を行いたいがどの投資信託で運用を行って行けばいいのかと考えているのであれば、上記のインデックス・ファンドで運用を行うのも良いのかもしれません。
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お金は寝かせて増やしなさい
将来受給できる年金額が少ないと感じているのであれば投資信託のインデックス投資を検討してみては!
本のタイトル通りですが、「お金は寝かせて増やす」素晴らしい言葉です。
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皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
コメント
馬笛兎
それまではITバブル崩壊、リーマンショックと、上がっては暴落を繰り返していた米国株が、この話が広まり皆が踊らされて狂ったように買い続けた結果がこの10年で4倍という数字。
これはアメリカの強さを保証するものでもなんでもなく、バフェットという世界的な超カリスマが作り上げた米国株バブルにすぎません。
その証拠に以前はPBR2~3倍で推移していた米国株が、今や5倍という超割高状態。
バフェットの遺言が出たころなら正しかったと思いますが、10年も前の話を今ころになって聞きつけて上がりすぎた米国株を買うなどとは。
まあやりたければご自由にという感じです。
相場に絶対はありませんからね。
2022/02/22 URL 編集