前回の記事の内容は、
専業主婦の方は注意!旦那さんが会社を退職したら年金の手続きが必要
に関して記載しました。
記事の内容に関しては、旦那さんが会社を定年退職した時に専業主婦の奥さんが60歳以下の場合は、注意が必要ですと言う記事です。
注意する内容ですが、旦那さんが厚生年金加入者でなくなり、奥さんが60以下の場合は、専業主婦(第三号被保険者)ではなくなり、第一号被保険者になります。
どう言うことになるかと言うと、今までは、国民年金を納付しなくてもよったのですが、第一号被保険者になるので、下記の保険料を納めることになります。
国民年金を月額16,540円(令和2年)
これを納付し忘れると、知らない間に国民年金の未納と言う扱いになり、65歳から受給できる老齢基礎年金が減額されることになります。
なので、旦那さんが会社を定年退職し、奥さんが専業主婦(第三者被保険者)で、60歳以下の場合は、注意が必要と言う記事でした。
記事の内容に興味を持たれましたら下記の記事を確認してみて下さい。
また、前回までの記事も気になるものがあれば、こちらもよろしくお願いします。
前回の記事
今回の記事は、
外貨建て保険で苦情が過去最多。外貨建て保険のトラブルとは
に関する記事になります。
今回の記事は、朝日新聞さんの有料記事で記載があった内容になります。
記事は、有料部分を見ていないので途中までみた感想と、外貨建て保険に関するメリットとデメリットを記載します。
また、どのようなトラブルで苦情が出ているのかをまとめた記事になります。
要するに銀行の金利よりも外貨建て保険の方が、金利がいいですよと進められ、外貨と言う取引特有の為替差異や為替手数料を知らないばかりにトラブルになっていると言う話です。
詳細は以下に記載します。
以下目次です。
外貨建て保険とは
支払う保険料や受け取る保険金・年金・解約違約金などが外貨になっている保険です。
保険ですので、色々な特約が付いていて、終身保険、養老保険などのタイプがあります。
要するに保険も付いた貯蓄型(外貨)の保険と思っていただければ良いとです。
主に、外貨建ては、アメリカ、ユーロ、豪ドルなどが上げられます。
外貨で運用したい人向きの商品で、円建て保険よりも保険料が割安なのが特徴です。
※保険料が安く済む理由は、運用利回りが高いためです。
ただし、いい事だけではあります。
外貨に関する商品なので、外貨特有の為替変動リスクがあるので注意が必要です。
例:
1ドル100円の時に、100万円分を購入。(1万ドル)
しかし
円高ドル安の時(1ドル90円)
円に戻すと90万円で、-10万円の為替差益が発生
円安ドル高の時(1ドル110円)
円に戻すと110万円で、10万円の為替差益が発生
上記のように、外貨で取引する場合は、為替の変動リスクがあるので、運が悪ければ元本割れをする恐れがある保険です。
外貨建て保険のメリット
外貨建てのメリットは、下記に示すメリットがあげられます。
中身だけ見ると、大変お得に見えますが、中も必要です。
日本の銀行に預けるよりも外貨建て保険の方が金利が高い
予定利率(運用利回り)が高いので保険料が安い
満期・解約時に円安になっていれば為替差益を得ることができる
円と外貨で資産を分散できる
貯蓄だけでなく保険としても使用できる
外貨建て保険のデメリット
上記に外貨建ての保険のメリットを記載しましたが、下記のデメリットがあります。
円高の時に満期金や解約違約金を受取ると金額が少なくなる(元本割れが起きる可能性がある)
円から外貨、外貨から円に両貝するときは、為替手数料が発生します。なので、購入時や満期や解約などでは、手数料が発生します。
商品が色々あり、外貨などの商品や運用利率なども多種多様で複雑です。
外貨建て保険でトラブルになっているケース
今回の記事は、朝日新聞に記載(7/29)がありました外貨建て保険で苦情が過去最多に関して記載して言います
記事では、銀行を通じて外貨建て保険を加入する人が多く、預金と同じ感覚で加入し、トラブルになる人が多数いるとのことです。
上記にも記載した通り外貨建て保険には、デメリットがあります。
特に外貨での取引ですので、お金を受取る際に契約時より円高が進めば、外貨から円に両替すれば目減りします。
尚且つ、為替手数料も取られます。
また、為替変動が無くても、解約時に為替手数料が掛かるので、戻るお金よりも支払う額より低くなることがあります。
要するに銀行側が目先の顧客獲得を優先し、外貨に換える際の外貨手数料の説明が十分にされていないことが原因とのことです。
正直外貨での取引なので、手数料が無いと思っている加入者に問題があると思いますが、外貨での取引のデメリットを十分に理解していない方が多くいるようです。
記事の例では、
新型コロナウイルスの影響で収入が減ったので一部を解約したところ元本割れが発生。
「損失が出ると聞いていない」との声があったとのこと。
そもそも、保険で途中解約すれば、元本割れするリスクがあるのは当たり前です。
こんな「聞いていない」などと言う人もいるのかと呆れてしまいます。
上記のような方が年々増えていると言う記事でした。
最後に:外貨建て保険で苦情が過去最多
どうでしたか?
銀行にお金を納める感覚で外貨建て保険に加入し、実際に満期や解約をしたところ為替リスクや為替手数料で元本割れをしてしまったと言う記事です。
そもそも、なぜ、こんなに自分で調べればメリット、デメリットがネットで調べられるのになぜ調べないのかが全く意味不明です。
貯蓄のつもりで始めた自分のお金なので、
自分の資産がどのように運用されているのか
どのようなデメリットがあるのか
本当にこの商品で貯蓄してもいいのか
などは、自分でゆっくり考える必要があると思います。
これは、私の私見ですが、
貯蓄は、貯蓄。保険は、保険です。
保険と貯蓄が一緒になっているような商品は魅力的なのかもしれませんが、その保険の運用利回りと個別の投資信託のインデックスの運用利回りを比べたことがありますか?
これは、私の私見です。
結局は、貯蓄は、貯蓄。個別でやれば、運用利回りもそれなりに出ます。
保険は、正直掛け捨ての安い保険でいいのではないでしょうか。
働けなくなった場合などは、失業保険など色々ありますので。
皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。
コメント