iDeCo(イデコ)のデメリットは、手数料が高い【貯蓄】 - Happy old age(幸せな老後)
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iDeCo(イデコ)のデメリットは、手数料が高い【貯蓄】

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記事を読んでいただきありがとうございます。はっぴー@happyoldage0です。

前回の記事は、「将来の年金受給年齢は65歳から70歳へ。その為の準備は何をすべきか」に関して記載しました。

暗い話になりますが、年金の受給年齢が変更されて行きそうだ。その時に会社も退職し、無収入になった時に考えるのではなく今のうちに何をすべきかと言う記事でした。

気になった方は、下記のリンクから参照をお願いします。

また、前回までの記事も気になるものがあれば、こちらもよろしくお願いします。

前回の記事

将来の年金受給年齢は65歳から70歳へ。その為の準備は何をすべきか【年金】
au PAYポイント運用投資: 3カ月目の状況(成績:11.4%の黒字です!)【貯蓄】
年金は繰下げるべきなのか【年金】

今回の記事ですが、やらなきゃ損すると言われているiDeCoに関する記事になります。

私もよく知らなかったのですが、iDeCoを始める為の手数料運用にかかる費用受け取りの手数料などがかかります。

これが、かなり厳しい金額になります。

つもりに積もれば、びっくりする金額になりますので、iDeCoを始めるのならば、この手数料のことを理解してから始めてみてはどうでしょうか。



まずはiDeCo(イデコ)とは


まずは、iDeCoを簡単に説明します。

厚生労働省のHPからの引用になりますが


 iDeCoとは、自分で決めた額(掛け金)を積立てて運用し、60歳以降に受け取れる年金のことになります。

 公的年金にプラスできる「もう一つの年金」で大きな節税優遇が特徴


とiDeCo普及推進キャラクターのイデコちゃんが言っています。

要するに、

・自分で選んだ商品を
自分で設定した掛け金で積立て
自分で商品を運用する

※自分で運用する為、運用成績は人それぞれで異なります

60歳以降は、受取額を自分決め受取ります

受け取りは、一括年金一括+年金を選ぶことができるようです。


iDeCoのメリットに関して



iDeCoのメリットに関しては、下記があげられます。
※厚生労働省のパンフレットから引用しています。

・掛け金全額が所得控除
・運用益も非課税で再投資可能
・受取る時も大きな控除

要するに、税制面でのメリットがあることをうたっています。

まず

一つ目ですが

掛け金は、年末調整で戻ってくる金額が増えると言っています。

なので、高所得で税金をいっぱい払っている人にメリットがありますが、あまり税金を払っていない人にはメリットはありません

なので、専業主婦にはメリットが感じられません

二つ目ですが

iDeCoの運用で発生した利益は非課税と言うことです。

通常は、20.315%の税金がかかりますが、一般のNISAやつみたてNISAでも発生した利益は非課税です。

なので、税制面でのメリットを感じられない方は、一般NISAやつみたてNISAの方がメリットを感じられます。

三つ目ですが

受取る時に、一時金の時は、退職所得控除年金の場合は、公的年金等控除を受けることができます。

私の所見ですが、正直この控除に関してはメリットが良くわかりません

自分の預けた資金を自分で運用したのにもかかわらず、受け取り時に税金を取る考えが全く理解できません。

よくわからない税金を払うくらいならつみたてNISAの方が魅力を感じます。


iDeCoのデメリットである手数料に関して



いままで、iDeCoのメリットを記載していましたが、実は、iDeCoには謎の手数料があります。

それでは、手数料に関して記載します。

手数料に関しては、iDeCoを運用する証券会社や銀行などで手数料の金額が違いますので気を付けて下さい。

やはり、一番手数料の安いところは、どこもかしこもネット証券ではないでしょうか。

・新規加入手数料:2,829円

・運用にかかる費用
 積立てを行う場合 :171円
 積立を行わない場合:66円

・受け取り:440円

どうでしょうか。

今の時代に、加入するだけで、お金を取られるそうです。

また、運用するごとに171円かかります。その月に運用しなくても66円かかります。

これが毎月です。

1年間で、2,052円かかりますので、年末調整で戻ってくる金額が、2,052円以上でなければ、手数料だけで馬鹿を見ます。

また、将来自分で運用した金額を受取ろうとすると、手数料が440円かかります。

銀行のATMですらここまで手数料は取られません

いくら、掛け金の全額が所得控除になっても、運用益で税金が非課税であっても、最終的に年金で受け取ろうと思った場合に、雑所得で税金は引かれるは、手数料で440円持っていかれます


iDeCoで運用はするべきか



今までにiDeCoのメリットとデメリットである手数料に関して記載しました。

正直iDeCoで運用すべきかと言われると、加入する人それぞれと思われます。

要するにiDeCoは誰が得をするのかと言うと、高所得の人が最も得をする制度です。

なので、高所得の方は、iDeCoに加入し、将来は、公的年金+iDeCoで老後の資金にするべきと思います。

※高所得の方は、ある程度の金額になると公的年金は、増えなくなるため

しかし、所得が多くなく所得控除のメリットがあまりない方は、手数料だけ取られメリットがないのかもしれません。

正直、つみたてNISAの方が魅力を感じます

特に、専業主婦の方は、iDeCoよりもつみたてNISAの方が良いかもしれません。

しかし、唯一iDeCoでメリットがあるとすると、離婚をしても自分名義のiDeCoは自分のものになります

例え、掛け金が旦那の給料だったとしてもです。


最後に:iDeCoのデメリットは手数料が高い



どうでしたか?

年金法改正も変更されたので、iDeCoでも加入してみようかと思い色々調べてみた結果を記事にしてみました。

特に驚いたのが、手数料でした。

購入する、購入しないでも手数料がかかり、雑所得で税金を持っていくにもかかわらず、受け取るごとに手数料を持っていく考えには驚きでした。

要するに、税金面のメリットを前面にだし、それ以外は、正直メリットが見受けられない

それにもかかわらず、よくわからない手数料が引かれて行きます。

手数料分の運用利益が出ていればいいですが、出なければただの赤字です。

一体この手数料は、何のために使われているのか分かりませんが、よくわからない団体の肥やしになるだけならば、加入は遠慮しようかと思った今日この頃です

皆さんは、どのように思いましたか?
コメントがあれば、よろしくお願いします。




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記事:はっぴー@happyoldage
趣味で始めたFPの資格取得からブログを書き始めました。
記事の内容に関しては、うそを記述しているつもりはありませんがこれはなどの話があれば、コメントをください。
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管理者:はっぴー@happyoldage0

老後をどう楽しく過ごせるのか?を考えていた時にFPの資格を目指し、現在は、2級FP技能士を取得しています。

取得した資格を生かせないかと考え始めたのが当ブログになります。記事を書くほど、このまま老後を迎えて問題ないのかと心配してしまいます。老後の資産運用は、若いうちからコツコツと複利効果で資産運用をしていくことがお勧めです。老後はまだ先と考えず、準備を始めませんか?

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